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月の恋人 の商品レビュー

3.5

70件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    1

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2023/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家具屋の社長 葉月蓮介 派遣社員 弥生 モデル シュウメイ お金、愛、情、見栄、嘘、、、、 人は不安がある時に嘘をつく。それが人を傷つけたくなくてもついてしまう。 そんななかで弥生の素直な性格がまわりの蓮介、シュメイに影響をあたえる。 最後ハッピーエンドでこんな読み終わりでスッキリな話は想像していなかった。 いろんな苦悩があれど乗り越えていくんだな。 ラブストーリー、少女漫画が好きなのかも 人の色恋はおもしろい

Posted byブクログ

2023/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お金と仕事と人間愛のロマンチックな話だった。 職場と無職ダメ男から決別して行った上海で、若社長の葉月と出会う弥生。 一方葉月の会社の営業により自分の働く会社がなくなってしまったシュウメイは葉月の会社からモデルの誘いを受ける。 初めは断ったものの友人の裏切り、頼りにしていた長年疎遠だった父が実は一文無しの借金苦だと知り、モデルの仕事をすることに…… という話。 割と終盤までオチが分からずはらはらしながら読めた。 シュウメイの父の話は何処をとっても辛い。その辺の絶望描写は流石道尾秀介と言わざるを得ない。 主人公とシュウメイの性格がとってもいいのでいい読後感でした。幸せになって欲しい

Posted byブクログ

2022/12/29

久しぶりにただただ好き!となる本に出会った感じ。途中であれ、これ誰の本だっけって作者を見返したくらい、道尾秀介っぽくない文章だったけど、あとがきを読んで納得しました。確かに読んでる時ずっと映像が脳内にあったかも!雨とか風景の描写、ここまで分かりやすく表現されるのねって思ってたらそ...

久しぶりにただただ好き!となる本に出会った感じ。途中であれ、これ誰の本だっけって作者を見返したくらい、道尾秀介っぽくない文章だったけど、あとがきを読んで納得しました。確かに読んでる時ずっと映像が脳内にあったかも!雨とか風景の描写、ここまで分かりやすく表現されるのねって思ってたらそういう事だったのか。

Posted byブクログ

2022/10/19

「道尾秀介」の長篇作品『月の恋人―Moon Lovers』を読みました。 『鬼の跫音』、『龍神の雨』、『球体の蛇』、『光媒の花』に続き「道尾秀介」作品です。 -----story------------- フジテレビ系月9ドラマとコラボ。 若きカリスマ経営者、つまずきながら生...

「道尾秀介」の長篇作品『月の恋人―Moon Lovers』を読みました。 『鬼の跫音』、『龍神の雨』、『球体の蛇』、『光媒の花』に続き「道尾秀介」作品です。 -----story------------- フジテレビ系月9ドラマとコラボ。 若きカリスマ経営者、つまずきながら生きる元派遣OL。 恋の行く手にはいくつもの謎がある。 不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨て、ひとり旅に出た「弥生」は、滞在先の上海で「葉月蓮介」と出会う。 「蓮」は、高級家具を扱う「レゴリス」の若き経営者として注目される存在だった。 一方、この街に住む「シュウメイ」は、美貌を買われ、「レゴリス」のCMモデルに選ばれるも、それをきっぱりと断っていた―。 恋は前触れもなく、始まった。 「道尾秀介」があなたに贈る、絆と再生のラブ・ストーリー。 ----------------------- 恋愛小説として愉しめたし、「道尾秀介」らしさもあってクオリティの高い作品だと思いますが… でも、何か「道尾秀介」作品に期待しているモノとは違う感じがするんですよねぇ、、、 良い悪いではなく、なんだか「道尾秀介」作品らしくないという感じ… ゴールデンタイムのドラマ向けに書き下ろされた作品なので、これまでの「道尾秀介」作品と雰囲気が違うのはやむを得ないのですが、やっぱり、心のどこかでミステリ色が強くて、暗さと怖さのある作品を期待しているんでしょうね。  ■第一章 二十七年前のなぞなぞ/二十七年間の嘘  ■第二章 眩しい世界/いちばん綺麗な花火  ■第三章 想いのはじまり/嘘の終わり  ■第四章 無情な裏切り/REGOLITH  ■第五章 哀しい別れ/寂しい祭り  ■第六章 日陰の老木/丘の一本木  ■第七章 思わぬ便り/無言の同意  ■エピローグ 再見(ツァイチェン)/さようなら  ■あとがき ひと昔前の少女マンガを読んでいるような、もどかしい三角関係、四角関係が展開し… そして、収まるところに、キチンと収まるハッピーエンドで、気持ち良く読めました、、、 ドラマの方は全く観たことがないのですが… 登場人物も異なり、本作品で準主役として重要な役割を果たしている「椋森弥生」を含めて、ドラマには登場しない人物が多数登場し、展開もまったく異なっているようですね。 気楽に読めて、それなりに面白かったけど… なーんか物足りない感じ、、、 次はミステリ要素の強い作品が読みたいなぁ。

Posted byブクログ

2022/01/07

普段、あまり恋愛小説は読まないんだけど 道尾秀介さん作品は好きなので挑戦 面白かったけど、やっぱり道尾さんはミステリーかな、という感想なので星は4つ すんごいリメイクされまくりの映像化があるらしいけど 意外と恋愛ものも、映像より活字で読む方が実は何倍も面白いのかも…と思った ...

普段、あまり恋愛小説は読まないんだけど 道尾秀介さん作品は好きなので挑戦 面白かったけど、やっぱり道尾さんはミステリーかな、という感想なので星は4つ すんごいリメイクされまくりの映像化があるらしいけど 意外と恋愛ものも、映像より活字で読む方が実は何倍も面白いのかも…と思った 登場人物の言動や行動は それこそドラマに出てくるようなセリフや行動まんまで 終始これだけのお話なら非現実的なおとぎ話な気がするんだけど ゲンゴロウのロナウドだとか おんちゃんの巨大明太子おにぎりだとか 細かい設定がなんか現実的過ぎてしっかり頭の中で映像化されるし、 最初はかっこつけに見えてた蓮介がだんだんと魅力的な人間に見えてきて 蓮介…ていうか蓮介みたいなキャラクターを描ける道尾さんが素敵だ~~と思った 再読はないかもしれないけど またもや道尾さんが好きになった一作でした!

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2021/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

道尾秀介9冊目。いつくる?いつくる?ワクワク、ドキドキの「どんでん返し!!」を待っていたが、今回は不発に終わった。代わりに線香花火の火のよう。あまり恋愛小説は読まないのだけど、この恋愛は登場人物・弥生の大人らしさ、大胆さ、誠実な姉御肌、このパーソナリティが結構嵌った。高級家具店(レゴリス)の社長・蓮介は男性として未熟で、そのミスマッチが徐々に埋まってくる。レゴリスのCMモデルのシュウメイの暗い過去が弥生と蓮介の関係を複雑にしたが、最後の予定調和感は否めない。線香花火が最後まで燃え尽きたような読了感かな。③

Posted byブクログ

2020/10/15

面白かったけど、展開は読めてしまったなという印象。ただ、社長は中国語堪能になるほど中国ビジネスに力を入れているような序盤だったのに、後半以降は日本だけになっているようで設定が活かしきれていないかなと思った。弥生が子供っぽいし、派遣レベルの仕事している子が、社長の苦悩とか心情を理解...

面白かったけど、展開は読めてしまったなという印象。ただ、社長は中国語堪能になるほど中国ビジネスに力を入れているような序盤だったのに、後半以降は日本だけになっているようで設定が活かしきれていないかなと思った。弥生が子供っぽいし、派遣レベルの仕事している子が、社長の苦悩とか心情を理解出来るわけないので吊り合ってないとは思う。

Posted byブクログ

2020/09/13

純粋な登場人物で構成させれるラブストーリー。描写も丁寧で、場面がコロコロ切り替わるので臨場感がある。ただ少しネタバレするかもしれないが展開が読めてしまい、中盤からもう、仮説検証するために読んでいた。

Posted byブクログ

2017/12/23

登場人物のそれぞれの決断や思考に納得出来ないというか、説得力がない。蓮介の冷淡さの源泉やそれが起業した会社を大きくできた要因、弥生に惹かれた要因、風見の存在の必然性、シュウメイの会社への恨みは結局お金で屈服されたのか、弥生の感情も何か理解出来ない。物語のキーとなるスキャンダルネタ...

登場人物のそれぞれの決断や思考に納得出来ないというか、説得力がない。蓮介の冷淡さの源泉やそれが起業した会社を大きくできた要因、弥生に惹かれた要因、風見の存在の必然性、シュウメイの会社への恨みは結局お金で屈服されたのか、弥生の感情も何か理解出来ない。物語のキーとなるスキャンダルネタを真絵美が解決してあげる理由もイマイチわからないし、そもそも父親が蓮介をそのネタで強請ることもなんだか疑問。 他にも色々あるけど、連ドラとの連動や慣れない恋愛物で作者の迷走したのでは? 終盤はただ結末を確かめるだけの消化読書で時間を損した気分。

Posted byブクログ

2017/06/04

キムタクでドラマ化もした作品 故郷を離れ見知らぬ土地で生き抜く姿に心打たれた また、日々の暮らしから一歩踏み出す事って良いも悪いも自分の人生が大きく変わるんだって思った 幸せの感じ方もかわるんだなと思った

Posted byブクログ