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にすいです。 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2024/05/16

冲方氏が2005年から2012年にかけて11人の文化人と対談。 山本淳子氏との対談:2012.11.6収録 冲方氏は2012年8月に「光圀伝」を出版。現在冲方氏は清少納言に興味があるようで、清少納言を主人公にした小説を書いているようだ。山本氏と清少納言についていろいろ対談。山本...

冲方氏が2005年から2012年にかけて11人の文化人と対談。 山本淳子氏との対談:2012.11.6収録 冲方氏は2012年8月に「光圀伝」を出版。現在冲方氏は清少納言に興味があるようで、清少納言を主人公にした小説を書いているようだ。山本氏と清少納言についていろいろ対談。山本氏は女性のヨミはどうするんですか?と聞くと、冲方氏は一人称にせざるを得ないかなと思っていると返答。  「はなとゆめ」角川書店 2013.11 を出版。 さらに「月と日の后」PHP研究所 2021.9 では彰子を主人公にした小説も出版していた。  冲方氏:光圀は『史記』を読み日本には史記のような歴史書がないので、日本の歴史を綴ろうと決心し、また京都、朝廷へのあこがれが強かった。それで枕草子にある「天皇様が『史記』=敷物を書いている。だからわたしたちは『枕』を書く」といった文から清少納言に興味を持ったという。 角川書店HP 「はなとゆめ」は新聞連載されたようだ。出版に際し2014年3月28日から4月6日まで、泉涌寺にて「冲方丁『はなとゆめ』イラスト展」が開催され、その時に再び冲方氏と山本氏の対談が泉涌寺であり動画で載っている。2013.11に単行本、2016.7に文庫本  https://www.kadokawa.co.jp/product/321512000041/ <泉涌寺> 清少納言は晩年、鳥辺野の父の旧居の東山月輪に隠棲したとされ、鎌倉時代になると、東山月輪には月輪大師によって泉涌寺が建てられている。清少納言の歌碑がある。 https://kyotohotelsearch.com/blog/2014/09/25/seshonagonsennyuji/ 2013.1.31初版 図書館

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2022/11/25

天地明察から光圀伝が出る頃の対談。あとは、はなとゆめの話題でした。対談ですが、主に冲方さんが聞き手となっているものでした。なので冲方さんの考え方を読めるというよりかは対談相手の話が多いかも。 伊坂幸太郎さんとは楽しく会話している感じ(笑。を使ってるし)がして色々小説家あるあるがあ...

天地明察から光圀伝が出る頃の対談。あとは、はなとゆめの話題でした。対談ですが、主に冲方さんが聞き手となっているものでした。なので冲方さんの考え方を読めるというよりかは対談相手の話が多いかも。 伊坂幸太郎さんとは楽しく会話している感じ(笑。を使ってるし)がして色々小説家あるあるがあるのだと思いました。 対談相手の書き手の人達の本は書きたくて書いてる題材だったりするんだな、と。あと最初からオチまで考えて書いてたりしないんだなと思いました。

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2020/03/14

ばいばい、アースからずっと追いかけている作家さん。 様々なジャンルの方々との対談集。対談相手によって雰囲気が変わるのも面白い。個人的には夢枕獏さんとの対談が冲方さんが嬉しそう、楽しそうで好きです。 それぞれの本がどんな思いで書かれていたのかが見え隠れするのも良さだとおもいます。

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2019/03/30

普段は読まない対談集。図書館で借りて読みました。伊坂幸太郎さん、山本淳子さんとの話が面白かったです。一番、尺を取ってる富野由悠季さんのは…、つまらなかった。政治家がサブカルを取り上げたくらいのことで懸念するのって了見狭いだろう

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2018/12/22

 うぶかたしの対談集。  おもに天地明察が話題の中心。  個人的には同世代同士の伊坂幸太郎との対談が面白かった。

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2013/10/30

2005年から2012年、冲方さんの、いろんな分野のいろんな人物との対談集。 冨野さんとのなんて、面接か!?ってくらいガチガチに緊張感が伝わってきてちょっとしんどかった。伊坂さんとのは既婚者ゆえのか仲良し感があり、安心して読める。 テーマから雰囲気からバラバラで、でもなんとなく天...

2005年から2012年、冲方さんの、いろんな分野のいろんな人物との対談集。 冨野さんとのなんて、面接か!?ってくらいガチガチに緊張感が伝わってきてちょっとしんどかった。伊坂さんとのは既婚者ゆえのか仲良し感があり、安心して読める。 テーマから雰囲気からバラバラで、でもなんとなく天地明察から光圀伝くらいまでの冲方さんの状況が伝わったような気もする。

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2013/10/23

対談集って、どちらかと言うと 相手から話を引き出すためにするのだと思うのだけれど 逆に引き出されているような気がする どちらにしろ、作品からだけでは窺い知れない部分を見られて 興味を掻き立てられた 次回の作品が楽しみ

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2013/09/30

対談集。 対談相手によってばらつきはあるものの 興味深い話が多かった。 特に富野さんとの対談は刺激的。 ズバッと言い切る富野さんに、負けじと切り返す冲方さん 読んでるこっちも緊張感いっぱいで真剣に読んだ。 あとは伊坂さんとの対談ににやっとした。 最後の山本さんとの話もおも...

対談集。 対談相手によってばらつきはあるものの 興味深い話が多かった。 特に富野さんとの対談は刺激的。 ズバッと言い切る富野さんに、負けじと切り返す冲方さん 読んでるこっちも緊張感いっぱいで真剣に読んだ。 あとは伊坂さんとの対談ににやっとした。 最後の山本さんとの話もおもしろかった。 冲方さんが書く清少納言の話がとても楽しみ♪

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2013/06/29

対談というのは相手やテーマによって、面白くもなり、つまらなくもなるものであり、対談本の難しさを再認識した。読むに値するのは富野由悠季と養老孟司ぐらいかな。ホストかゲストかでも違うのだろうが、各々の作品の宣伝目当ての紹介対談はヨイショで終わってしまうだけ。各々の価値観や考え方を普遍...

対談というのは相手やテーマによって、面白くもなり、つまらなくもなるものであり、対談本の難しさを再認識した。読むに値するのは富野由悠季と養老孟司ぐらいかな。ホストかゲストかでも違うのだろうが、各々の作品の宣伝目当ての紹介対談はヨイショで終わってしまうだけ。各々の価値観や考え方を普遍化してぶつけ合わなければ面白くもなんともない。これだけ品質にバラツキがある対談集も珍しい。 「ツイッターは言葉の組織化」「世間の付き合いは保険」というのが印象に残った。

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2013/04/29

有名になると過去の作品であろうと何であろうと、売れるだろうとの出版側の商業主義的な見込みから何でもかんでもハードカバーで出版するのは如何なものかとは思う。本作は対談集であり、実際に喋った内容から文章寄りの表現に改められているものの、改め過ぎると、対談という本質を見失い、またリアル...

有名になると過去の作品であろうと何であろうと、売れるだろうとの出版側の商業主義的な見込みから何でもかんでもハードカバーで出版するのは如何なものかとは思う。本作は対談集であり、実際に喋った内容から文章寄りの表現に改められているものの、改め過ぎると、対談という本質を見失い、またリアルさをも失うので、そのあたりは程良く変換がされたものとなっており、評価できる。本来、物書きの言葉は描かれたもので評価すべきであろうから、吐き出された言葉だけでは、その本質は全てはうかがわ得ないとは思うが、評価がウナギ登りの上昇状態の中で、その中で自分を見失わない発言を行う作者にも好感が持てる。対談としては最も長いアニメ監督とのものが興味深い。徹底的なリアリズムが求められる政治がフィクションに迎合するとロクなことにならないというのは本当にその通りだと思う。

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