にすいです。 の商品レビュー

冲方丁【著】

2013/05/05

『天地明察』以降の読者なので、著者がライトノベルからの作家だとは知らなかった。上質のエンタメ性の起点を確認した思い。『光圀伝』も傑作だった。『清少納言』にも期待する。
対談としては冨野監督とのやりとりが一番刺激的だった。山本淳子氏の源氏関係の本も読んでみたい。

2013/04/24

対談集ですが、いろんな媒体で行われたのをまとめたものです。雑誌連載を単行本化したものとカンチガイしていたので、各個のテンションというか、密度に拍子抜け。

期待はずれになってしまいました。
自分のカンチガイ所以なんですけどね。

ただ、清少納言を主人公にした小説ってのは、読みたくて仕方がないです。

2013/04/11

「何で奥さんとケンカすると小説が書けなくなるんでしょうね」って六年前から言い合っているらしい伊坂幸太郎との対談が面白おかしく、ほかにもふむふむはてなを踏み越えて大層楽しい読み物でございました。ごちそうさまです。

2013/03/28

作家のモチベーションやこれから向かうところなど、富野監督との緊張感あるやりとりが面白かった。伊坂幸太郎氏とのお互いへの私生活に踏み込んだ対話も微笑ましくて良かった。天野喜孝さんのファンなのでこれももちろん楽しかった。

2013/03/27

やっぱり対談相手によって差はある。なかでも富野監督との対談は凄い。火花が散ってる。歯に衣着せぬ人なのね、凄い緊張感、且つ濃い対談です。
後はやっぱり好きな人との対談、伊坂幸太郎さん。
冲方「僕の中では『映像化が困難』って言われると、心の中でニヤッとしますね。
伊坂「そうそう！『でしょー！』みたいな感じになりますよね。
売れてる作家さん同志の本音が垣間見えて興味深い。
そして二人は同年配らしくて家族・子供・夫婦喧嘩の話もまた面白い。
中野美奈子さんを含むどうでもいい人も混ざってるので★四つ！

2013/03/27

富野御大との対談が載っているときいて、著者の作品を一つも読んでいないのに手にとってしまった。
御大のビジュアル化社会に対する考えは、今自分が何となく感じている気持ち悪さの理由を言い当ててくれたようで爽快感があった。
冲方さんに対する発言も相変わらずのツンデレぶりでおもしろかったし。
順番は逆だろうが、対談集から著者への興味が出てきたので作品を読破していきたいとも思った。