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ニホンブンレツ の商品レビュー

2.9

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

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  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    7

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2022/11/08

近隣国をも思わせるような日本を二つに分断する始まりからの紆余曲折、最後の最後に裏切られた感もあるが、展開からそうなるしかない、それでも心を温かくしてくれる更なる最後に優しい終わりがある。

Posted byブクログ

2022/10/12

バッドエンドじゃないように完結させてるけど、ちゃんとバッドエンドでやっぱり悲しい。 でもありえなくもない話で他人事とは捉えられなかった。

Posted byブクログ

2022/07/28

ハッピーエンドを迎えてほしかったなあ。 どこかの国では実際にあり得るような話で 実際に日本でももし北海道が国になったらと 思うこともあるけど。

Posted byブクログ

2020/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2.8点 日本が東西に分断!と大風呂敷を広げたものの… 学生以来の山田悠介作品を息抜きにと読んでみた。 2009年の作品だが文章は相変わらずでツッコミどころが満載。 どうやら作中の車はガス欠という概念はないらしく、バッテリーも繋げば何年も放置されていても動く笑 機密情報も簡単に盗めるし。 不必要な説明シーンを省いて、こういったところの辻褄を合わせればいいのにとヤキモキするのは自分だけではないだろう。 毎回編集は何をしてるのだろうと思う。 ただ、内容は東西ドイツ分断のように日本がなったらどうなるだろう?と大胆なテーマを扱い、思い切りの良さがあった。

Posted byブクログ

2019/12/05

すごい本を読んでしまった あり得そうな物語だ まさか、処刑されるとは と、思ったけど お父さんも、結局は息子を想っていたんだ お子さんが生まれてよかった これからの明るい未来を どうしたって祈ってしまう

Posted byブクログ

2019/07/03

ハッキリ言えば…“絵空事”と判り易いような作中世界ではあるが、その状況は「一寸、嫌だ…」という世界だ…そう思いながらも…「“不寛容”な感じが少しばかりエスカレートすると、或いは?」と思わせるモノがないでもない…他方、社会や制度がどのようになろうとも「変わらない、変わり得ない」とい...

ハッキリ言えば…“絵空事”と判り易いような作中世界ではあるが、その状況は「一寸、嫌だ…」という世界だ…そう思いながらも…「“不寛容”な感じが少しばかりエスカレートすると、或いは?」と思わせるモノがないでもない…他方、社会や制度がどのようになろうとも「変わらない、変わり得ない」という「人としての何か」というようなモノも在る筈だというようなことも考えさせられた… 少し面白いので、一寸薦めたい感の一冊だ…

Posted byブクログ

2017/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

近未来、東西日本が分裂――!? …という、設定の斬新さに惹かれて読んでみた。 最初は、どうしても博文が運命に流されすぎてるように思えて、活を入れたくなった。父親を否定しつつも、困ったときは結局お父ちゃん頼みかーい!みたいな。笑 恵実があまりに健気で可哀想だったから尚更、博文しっかりしろよぉ~と思えてならなかった。 でも終盤はちょっとだけ見方が変わった。 博文の両親の愛情が見えにくかったように、守るやり方は人それぞれなんだなーと。 博文が恵実に“生きる希望”を残していったことも、考えようによっては、恵実を守ったってことになるんじゃないかな?と思って…っていうか、そう思わないと救いようがない!ラスト衝撃すぎて!! 正直この結末には全然納得できないけど、だからといって、都合よくまとめられたところで受け入れられるのかなぁとも思う…。 とりあえず、当初ただのチャラついた奴にしか見えなかった本郷さんが、めっちゃ良い人だったのが救いだった。笑 終始ハラハラさせられて、見応えという点で評価するならば、良い作品だったと思う。

Posted byブクログ

2017/03/02

いつもながら発想が山田さんらしいなと。 けっこう面白いところをテーマにしてくるのに、物語として全体をみると何だか惜しい。 これってやっぱり文章力がプロの作家としてはこなれていないということなのだろうか。 あり得ない設定の中に、ちょっとだけリアルな怖さが紛れ込んでいる。 そんな物語...

いつもながら発想が山田さんらしいなと。 けっこう面白いところをテーマにしてくるのに、物語として全体をみると何だか惜しい。 これってやっぱり文章力がプロの作家としてはこなれていないということなのだろうか。 あり得ない設定の中に、ちょっとだけリアルな怖さが紛れ込んでいる。 そんな物語だった。 圧倒的な力を前にして、どれだけのことが人間にできるのだろう。 そして、強烈なヒエラルキー社会の中で、自分よりも下層の人間に対してどれだけ心遣いができるだろう。 ちゃんとブラックなところも突いてくる山田さんの物語。 物足りなさを感じながらも、けっこう好きだったりする。

Posted byブクログ

2017/01/20

とにかく読みやすい。 でも、日本が東西に分裂する、という設定以外に面白いところがなかった。 登場人物たちの行動がほとんど共感できないし、オチのつけかたも簡単過ぎてびっくり…。

Posted byブクログ

2015/06/06

現実味に欠ける部分が多かったけど、これはこれで面白くって、一気に読んでしまった。 西日本と東日本が分裂して、大きな壁が立ち、戦争を始める話。東日本に住む主人公が西日本に住む彼女に会うため、命懸けで潜入を試みる。

Posted byブクログ