カッコウの卵は誰のもの の商品レビュー
読み終わってみると、タイトルの奥深さを感じる。 カッコウは、他の鳥の巣に卵を産み付けて、その鳥に自分の子どもを育てさせる「託卵」で知られる鳥。産みつけられた方は、その雛が実は自分の卵でないと気付かず、自分の子どもだと思って一生懸命に育てる。産みの親と育ての親、果たしてどちらが雛の...
読み終わってみると、タイトルの奥深さを感じる。 カッコウは、他の鳥の巣に卵を産み付けて、その鳥に自分の子どもを育てさせる「託卵」で知られる鳥。産みつけられた方は、その雛が実は自分の卵でないと気付かず、自分の子どもだと思って一生懸命に育てる。産みの親と育ての親、果たしてどちらが雛の親だろう・・・。答えはきっと、ないんだろうと思う。そのとき、そのひと、次第かと。 カッコウみたいに自分にとっては当たり前の生き方が、気付かないところで実は他人に嫌な思いをさせたり迷惑をかけてるかもしれない。という見方もあるのかな?
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いろいろな親子の話。 遺伝子は突き詰めれば 面白い発見がいっぱいあるだろうけど だからこそ悪用もできる。 才能がはじめからわかっていればなんて スポーツの意義がなくなってしまうではなかろうか。
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妻が亡くなって一人で育てている子が、実子ではない! それを知った父がとる行動としてはとても優等生だと感じます。 周囲で起きる事件や事故にそれぞれのとらえ方があって納得できる部分もあれば、なぜ?という部分もあって、以前の作品のようにのめり込んで読めませんでした。 私の中の何かが変わ...
妻が亡くなって一人で育てている子が、実子ではない! それを知った父がとる行動としてはとても優等生だと感じます。 周囲で起きる事件や事故にそれぞれのとらえ方があって納得できる部分もあれば、なぜ?という部分もあって、以前の作品のようにのめり込んで読めませんでした。 私の中の何かが変わったのかも??
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最後は少しあっさりしてたけど、家族、スポーツの愛情と考え感動しました。続きが気になり、あっという間に読めました。
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-2013/03/19 タイトルが読書欲をそそる。上条文也の嫉妬心が事件の発端になったとの結論に疑惑を抱く。
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相変わらずよく出来てはいるのですが、 私が飽きたのかな・・・。 面白かったと言う感想は湧いてこず・・・。 ふーんって感じ。 だいたい途中から先が読めてしまって、 意外性も何もなかったと言う・・・(笑) キャラクターの魅力も乏しく、 内容もも一つ詰めが甘い。 東野さんの作品に...
相変わらずよく出来てはいるのですが、 私が飽きたのかな・・・。 面白かったと言う感想は湧いてこず・・・。 ふーんって感じ。 だいたい途中から先が読めてしまって、 意外性も何もなかったと言う・・・(笑) キャラクターの魅力も乏しく、 内容もも一つ詰めが甘い。 東野さんの作品にしては、全体的に色々薄い。 薄味すぎでしたね。 悪くはないんですが、もう少し煮詰めて欲しかったです。
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最近遺伝子にはまってるであろう東野圭吾の作品。家族の愛と最新科学が融合されたいい作品。 伏線が最後につながるところにもう一捻りあってほしかった。
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三人の視点から描かれる物語。メインの三人だけでなくサブの登場人物の心の葛藤、機微が良く描かれていたし、クライマックスは衝撃の連続だった。オススメです。
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カッコウの卵=その人の才能、能力。親は卵を子供にたくすが、それを生かすも殺すも子供次第。血のつながりは無くとも、親子は親子。それを感じた。裏の人物は、やっぱりまさかこの人が?という印象。伏線が多すぎて、最後2、3章ぐらいでどんどん繋がって行くのが面白かった。
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