初陣 の商品レビュー
隠密捜査シリーズ1~3の裏バージョンで、とても面白く読ませて頂きました。やはり竜崎のぶれないところが好きですね!
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伊丹の話がメインだと気づいて、読み進めるか迷ったが、、、 結局、竜崎の話だった。 サクサク読めて、全てハッピーエンドだから、スッキリな展開。ほぼ一気読みだった。
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隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。本作では伊丹を主人公にした構成で、3巻までに書かれなかった事案も含め8編が収められています。 伊丹という人物はこうしてみると、いかなる状況においても原理原則に立ち返り問題を解決する竜崎とは対照的、建前に振り回され悩みを抱えてしまうキャラであることが...
隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。本作では伊丹を主人公にした構成で、3巻までに書かれなかった事案も含め8編が収められています。 伊丹という人物はこうしてみると、いかなる状況においても原理原則に立ち返り問題を解決する竜崎とは対照的、建前に振り回され悩みを抱えてしまうキャラであることがよくわかります。 個人的には、問題があるたびに伊丹が竜崎に相談をもちかけ、「まるで魔法のよう」に解決してしまうシーンが本作のハイライトかなと感じます。ある種の痛快さというか、スッキリ感を味わうことができます。欲を言えば3巻に登場した畠山をめぐる経緯を事件解決まで描いてほしかったなと思いました。ここでは竜崎が伊丹に相談を持ちかけるという、いつもと逆のパターンであっただけに、伊丹がどのような心境で竜崎を待ち構えていたのか、読んでみたかったです。
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竜崎よ、前回は「お恥ずかしい」内容だったから心配したが、今回、その必要はなかったようだな。唐変木で変人でクレバーな竜崎が戻ったじゃないか。前回、恋をしてしまった畠山美奈子は実は罠だったんだってなぁ。まんまと引っかかってしまったが、男ならしょうがない部分もあるな。お互いに忘れようじゃないか。本当は伊丹のことが好きなんだろ?俺は好きだよ。可愛い一面を持っているじゃないか?毎回竜崎に意見を求めるなんて、好かれて信用されている証拠だろ?竜崎、伊丹の奥さんが不憫でならない。奥さん同士で話してもらえないか?
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伊丹も弱い人間だったのねと、ちょいと嬉しくなってしまった。 伊丹が主役だが、どうしても竜崎の方に目がいってしまう。 ゆっぱり竜崎かっけーと再認識。 短編でも相変わらずの定番の面白さ。 ハマるの間違いなし。
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隠蔽捜査シリーズ、竜崎の同期にして幼なじみの伊丹刑事部長が主人公のスピンオフ短編集。 伊丹の八方美人ぶり、報道や職場でのポーズといったコンプレックスの一方で、竜崎の頼もしさが強烈過ぎて、もう少し伊丹の優秀さが見たいと感じた。 「試練」は「疑心」のプロローグ的な内幕のお話だが、藤本...
隠蔽捜査シリーズ、竜崎の同期にして幼なじみの伊丹刑事部長が主人公のスピンオフ短編集。 伊丹の八方美人ぶり、報道や職場でのポーズといったコンプレックスの一方で、竜崎の頼もしさが強烈過ぎて、もう少し伊丹の優秀さが見たいと感じた。 「試練」は「疑心」のプロローグ的な内幕のお話だが、藤本警備部長の肚がもう一つ分からない。 20-14
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伊丹の印象が変わった…コンプレックスがあったり、部下やマスコミへの自分の見せ方を考えたり、意地をはったり右往左往したり愛すべきおじさん。
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難しい本を読んで、一休みしたい時には最適の一冊でした。もちろんファンとしてです。伊丹さん側から描かれた事件、竜崎さんとのあれこれ。結果として、竜崎さんに振り回されてる?伊丹さんが微笑ましい。小学生の頃は確かに伊丹さんの方がある意味強かったけれど、今は伊丹さんの方が苦労人に思える。竜崎さんの心の葛藤を知らなければ、ちょっと憎らしい存在にさえ思える竜崎さん。その彼と一生続いていく関係でありたい、と思える伊丹さんが素敵。楽しい読書でした。
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あらすじ 警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意...
あらすじ 警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。『隠蔽捜査』シリーズをさらに深く味わえる、スピン・オフ短篇集。
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隠蔽捜査シリーズのスピンオフ短編集。 刑事部長伊丹と竜崎の関係がよく分かる一冊です。関係というか伊丹が竜崎のことを頼りにしているということが分かるということですね(笑)。 トラブルに内心アタフタしてしまう伊丹に対して、竜崎は常にぶれない。彼に相談すると大した問題ではないような気がするのです。 伊丹がインフルエンザになっても仕事を全うしようとする『病欠』、不祥事をおこした部下への処分に悩む『懲戒』等、人間くさく悩む伊丹に対して明瞭に解決策を示す竜崎の姿も読んでいて気持ち良いものです。
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