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二流小説家 の商品レビュー

3.2

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    47

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    2

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2013/11/07

普通。訳の影響か、いかにも外国の小説って感じ。 二流小説家が主人公なので、ところどころに挟まれる主人公執筆の小説(作中作)の存在意義がよく分からない。 あと、数ヵ所、突然読者に語りかけるみたいなところもあり、戸惑った。

Posted byブクログ

2013/11/03

プロットは面白い。推理ものとしては、既視感あり。 犯行は残虐。犯行理由、動機は常軌を逸している。 ゆえに、論理的な推理ものを望むなら、本書の評価は下がるかもしれない。 ただ、欧米作品にはトリックに凝った作品より、人間の心情とか心理に重点を置いた作品が多い。そちらの方が好まれるから...

プロットは面白い。推理ものとしては、既視感あり。 犯行は残虐。犯行理由、動機は常軌を逸している。 ゆえに、論理的な推理ものを望むなら、本書の評価は下がるかもしれない。 ただ、欧米作品にはトリックに凝った作品より、人間の心情とか心理に重点を置いた作品が多い。そちらの方が好まれるからだろう。日本とは異なると思う。 だから、好みが分かれる作品なのだが……。

Posted byブクログ

2013/11/01

不評な意見が多いように見受けられるが、そんな意見とは関係なく面白い。長いことも決してない。謎解きとかトリックとかテクニカルな部分はどうでもよく、趣向を凝らした構成が長いページを読み進めさせてくれることは、きちんと文学になっている。人を描いている。そういうわけで支持したい。

Posted byブクログ

2013/10/30

週刊文春ミステリーベスト10と帯に書いてあったので面白そうと思って買ってみた。残酷な描写もあるので好みが分かれそう。

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2013/10/14

なぜこの小説が様々な賞を受賞しているのかわからない。 謎解きも、どんでん返しも今ひとつ。登場人物に魅力もない。

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2013/10/13

面白かったというのは、気が引ける かなり陰惨な事件だし 犯人の独白は、読んでいると辛い でも、作家がサービス旺盛なので えっちなシーンもあるし コミカルな雰囲気もある とても盛りだくさん

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2013/10/13

週刊文春ミステリーベスト10の海外部門1位だとか、色々オススメされてたので読んだものの、イマイチだった(。-_-。) 読み終わるのに時間かかった……。上川隆也主演で実写化されるみたいだけど、全然違う感じになるんだろうな。(。-_-。)

Posted byブクログ

2013/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「小説は冒頭の一文が何より肝心だ。唯一の例外と言えるのは、結びの一文だろう。」 二流小説家の冒頭の一文を抜き出してみた。 読者は最終章、最終段落を読み終えた後、もう一度ここに戻ることになる。 ミステリーには、登場人物と犯人が(場合によってはそれぞれ複数人)登場する。 それ以外の重要人物としては語り手である著者がいる。 結びの一文を読み終えたあなたは、この小説を理解できただろうか。 理解できたつもりになってはいないだろうか。 著者から読者へのメッセージに気付いただろうか。 ミステリーをこよなく愛す読者諸兄は、メッセージに一早く気付き、この小説のからくりを解明しているのであろう。 私は著者を含めた登場人物を一人一人尋問してみた。 誰が嘘をついていて、誰が本当のことを言っているのだろうか。 誰が生きていて、誰が死んでいるのだろうか。 誰が存在していて、誰が存在しなかったのだろうか。 著者は「誰」なのだろうか。

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2013/09/30

 海外ミステリー部門1位!という帯に惹かれ購入。前半の綿密なディティール描写から後半の怒涛の展開まで、気合の入った小説。マニアックなネタから都市周辺の実際そのものの細かい描写がまずよかった。第4の頭に関する展開だけ、若干あっさり気味に思えたが、おなか一杯堪能できた。  若干長いか...

 海外ミステリー部門1位!という帯に惹かれ購入。前半の綿密なディティール描写から後半の怒涛の展開まで、気合の入った小説。マニアックなネタから都市周辺の実際そのものの細かい描写がまずよかった。第4の頭に関する展開だけ、若干あっさり気味に思えたが、おなか一杯堪能できた。  若干長いか?550p強あるので、間あけてしまうと展開を忘れる恐れありかも。

Posted byブクログ

2013/09/16

わが敬愛する上川隆也先輩の映画初主演作(らしい)の原作。 滅多に映画館に出向かないぼくが、ちゃんと窓口でチケットを購入して観てきました。 もちろん、映画を観る前に、原作小説は読み終わってました。 本編もさりながら、二流小説家の二流小説家たる由縁、さまざまなテイストの作品たち...

わが敬愛する上川隆也先輩の映画初主演作(らしい)の原作。 滅多に映画館に出向かないぼくが、ちゃんと窓口でチケットを購入して観てきました。 もちろん、映画を観る前に、原作小説は読み終わってました。 本編もさりながら、二流小説家の二流小説家たる由縁、さまざまなテイストの作品たちが、よかった。 なんだかんだいろいろご意見はあるようですが、ぼくはこの原作、好きです。

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