イノセントブルー の商品レビュー
何冊か読んだ事がある作家さんで、面白かった記憶があり図書館で借りてきた。 その先が読みたくてとても読み易いのもあって、あっという間に終わった。 最初は登場人物が多くてしっくりこなかったがしっかり伏線を回収していた。 ただ、エンディングはもう少し劇的な展開を期待してた。 前世...
何冊か読んだ事がある作家さんで、面白かった記憶があり図書館で借りてきた。 その先が読みたくてとても読み易いのもあって、あっという間に終わった。 最初は登場人物が多くてしっくりこなかったがしっかり伏線を回収していた。 ただ、エンディングはもう少し劇的な展開を期待してた。 前世なんて考えてたら限が無いが、気にしだしたら嵌っていくのも解る気がする。 この作家は少し追いかけてみようと思う。
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非シリーズものです。 ある訳ありの男と、 前世を追体験させることのできる男と その周りの人の物語。 前世はあるのかは正直分からないけれども それを知ったとしても過去は過去、 何もできなかったことでしょう。 ちなみにですがこの前世を見せることのできる男 勘の鋭い人は「ある重要人物」だということに 気が付くと思うのですよ。 (意外だけとその当時の描写) その一方でその束縛から 逃れることができずに最悪の展開までも 行ってしまう人も… (ただし間一髪で最悪の事態こそ免れますが) ある種これってある人たちへの アンサー物語でもあります。 でもこれ読んでも目を閉じるだろうね、やつらは。
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一気に読んだらもう少し楽しめるのかも。 最初の方は頭が混乱した。 作り話にしても、こんなに前世と変わらない生き方なんてあり得ないと思う。 最後は上手くまとめた感じ。
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初めてこの作家の作品を読んだ 多くの人が登場し、話が頭の中でもつれた 後半意外な展開 「イノセントブルー」この意味は何だろ
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才谷梅太郎という、前世を見せられる(共有できる)一風変わった男性と、それに引き寄せられるように集まった人々。 前世で繋がりのあった人々が現世で会うことにより、過去の因縁を切り捨て、新たな道を歩み出していくまでの物語。 語り手が次々と変わるため、誰の目線かを考えなければならないが...
才谷梅太郎という、前世を見せられる(共有できる)一風変わった男性と、それに引き寄せられるように集まった人々。 前世で繋がりのあった人々が現世で会うことにより、過去の因縁を切り捨て、新たな道を歩み出していくまでの物語。 語り手が次々と変わるため、誰の目線かを考えなければならないが、そこが面白みでもある。 才谷が中心人物であるにも関わらず、才谷の目線で書かれることがないため、最後まで才谷の目的や、彼がいったい誰なのかが分からないままに話が終わるのが惜しい。
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前世の記憶を見せることができる青年と それぞれワケありなメンバーとの 記憶と現代が交錯するお話 全体的に透明な悲しみと 不思議な雰囲気に満ちているなぁ いつもの神永節を期待すると ガッカリするかも? 何度も読まないと理解できない難解さがある
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前世を体験させることができる不思議な男。何かに引き寄せられるように集まった人々は前世を知ることになりーー。 ミラノはどうして才谷と一緒にいるんだろう?才谷はどうして海に?才谷の前世は坂本龍馬?色々謎があるけど続くのかな? 森川は陽子と付き合うかと思ってたら、千里と付き合うのかな?
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いい物語、小説とはこういうことだ…と偉そうながらも思ってしまう。上っ面だけではなく、そこにはちゃんとした芯があり、作者の意図がある。 作者の意図。あとがきにあったように、前世というものを題材にしておきながら、本当の真髄は現世にある。それがなんとも巧みで流石だ。 過去を遡って前世...
いい物語、小説とはこういうことだ…と偉そうながらも思ってしまう。上っ面だけではなく、そこにはちゃんとした芯があり、作者の意図がある。 作者の意図。あとがきにあったように、前世というものを題材にしておきながら、本当の真髄は現世にある。それがなんとも巧みで流石だ。 過去を遡って前世を見る、私にはそれが意味のあることのようには思えない。前世と現世の自分は同一人物ではないからだ。 でもその前世の記憶から現世の希望を見出せるなら、それは羨ましい。現実問題そんなことは不可能だから。そんな特殊能力を持っている人ともそうそう巡り会えないし。 いまふと思った。私は前世があると思う。信じるとかどうとかの問題じゃなくて、それが至極当然のことのように思える。だけどそれとは対極的に絶対に前世なんて存在しない、バカバカしいという人もいる。この差ってなんだろう? どうでもいい疑問だけど、人間って面白い。それを本の中で書き表わされることはもっと面白い
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図書館で借りた本。 森川は、過去を引きずってある海沿いの町でペンションを経営していた。 料理の腕は抜群なのに、なぜかコーヒーだけはとてもまずく、不評。 ある日、森川の所に一匹の犬がやってきた。 まるで、ついてこいと言うように、森川を先導してたどり着いた先には、一人の男がびしょぬれで倒れていた。 序章を読んで、歴史上の出来事と重ねてしまったことで、驚きは少なかったものの、面白かったので、話に引き込まれて夢中で読みふけってしまった。
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テンポ良く読めて面白かった。登場人物とそれぞれの前世が交差しながら物語が進んでいくので、一気読みした方が分かりやすいと思った。自分の前世の記憶も気になる!
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