つばさものがたり の商品レビュー
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ファンタジー要素あるけど、子供の頃からの夢を叶えて努力する、素敵なお話でした。 若くして病魔に襲われ、手術するも再発、全身への転移。 そんな中で、自分の夢である洋菓子店をオープンさせ、オリジナル商品を開発。 どこにそんな体力と気力があるんだろうかと不安になるほどの頑張りに、読んでてハラハラするほど。 ラストは予想した通りだったけど、なんとも柔らかな表現で、静かに幸せな最期で良かったねと思わされました。 天使のレイに会えてよかった。
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❇︎ 切ないけれど素敵なお話です。 心が震えるラストは哀しいはずなのに、 光にも似た温かさを感じさせてくれます。 そして、誰かの希望の星でいることは どれほどの重さを背負うものなのか 改めて考えさせられました。 ーーーーー パティシエールの小麦 小麦の母、兄の代二郎、妻の...
❇︎ 切ないけれど素敵なお話です。 心が震えるラストは哀しいはずなのに、 光にも似た温かさを感じさせてくれます。 そして、誰かの希望の星でいることは どれほどの重さを背負うものなのか 改めて考えさせられました。 ーーーーー パティシエールの小麦 小麦の母、兄の代二郎、妻の道恵と 天使が見える息子の叶夢 叶夢の友達で天使のレイ 父の夢を叶えるためにパティシエールになった 小麦は母と念願の店を開く。 でも父の夢を背負って生きる小麦の身体は、 病魔に蝕まれていた。 誰かの希望の星として生きる生き方、 自分のためだけに生きる生き方。 例え自分で選んだものであっても、 希望の星としての人生ではなく、 もっと自由で奔放に生きる主人公を 見てみたかったと思いました。
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雫井脩介さんはこんな素敵なお話も描くんだと感動しました。最後の文を読み終えた瞬間に、涙がほろりと落ちた。
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8年ほど前に読んだが再読。 文章は読みやすく、すらすらと読める。 情景描写が多く感じられ、映像を思い描きながら読んでもらいたいんだなという印象。 細かいことは忘れていたが、覚えていたことは、 ・中盤で病気がみんなにバレるシーン ・最後にレイが迎えに来てくれるシーン で、どちらも強烈に覚えていた。 再読した時もやはり胸が締め付けられるような感覚だった。 ラストはとてもまともに向き合って読むことは出来なかった。 代二郎と道恵の存在無くしては、このストーリーは成り立たないと思うほど、の存在だったと感じる。 どちらもある意味真っ直ぐな性格であり、小麦にとって支えとなっていたんだろうという感情移入が容易にできた。 だからこそ、道恵が覚悟を決めたシーンや、小麦の最期を何と無く感じファボリダンジュを作るシーン、代二郎にとって小麦はキラキラ輝いた存在であったことに気づくシーンなど、本当に感動した。 自分も小麦のように、周囲の人を自分に向かせられるような、信頼されるような人間になりたいと感じた。 とてもいい小説だった。 映画化されることがあればぜひ見てみたい。
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レイモンド5世のエンジェルテスト挑戦 シェフパティシエール君川小麦のファボリ・ダンジュにたどり着く道 叶夢の成長
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読了してから昔読んだことがあることを思い出した。 忘れてしまったのは王道的展開なストーリーであることと、普遍的な感動モノだったからだろう。 綺麗な文章でとても読みやすいし。
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パティシエになるため頑張っていた小麦が癌に冒される。 そんな小麦は実家に戻り、母と義姉とケーキ屋を始めるが。 天使が見える甥の叶夢。 家族と一緒に最後の炎を輝かせる。 前半の負の連鎖を描くシーンは読んでいて辛かった。 最後は通勤電車の中で読んでいて、涙が出そうになり読むのをやめて...
パティシエになるため頑張っていた小麦が癌に冒される。 そんな小麦は実家に戻り、母と義姉とケーキ屋を始めるが。 天使が見える甥の叶夢。 家族と一緒に最後の炎を輝かせる。 前半の負の連鎖を描くシーンは読んでいて辛かった。 最後は通勤電車の中で読んでいて、涙が出そうになり読むのをやめてしまった。
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小麦の店に来た叶夢が「ここははやらないよ」と言うあたりから一気に引き込まれた。 天使って本当にいるんだろうね、と信じたくなるようなお話。 ケーキの描写がとても美味しそうで、食べたいと思った。 最後までレイが奇跡が起こすことを期待していた。 きっと思いは継承されていくはず
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叶夢には天使が見える。これは生まれた時かららしい。パティシエの叔母がケーキ屋を開いた。叔母は病気が再発していた。叶夢や叔母の小麦そしてその家族が協力しあい小麦を支える。天使のレイ、小麦を何とかして、、と思ったが、、
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雫井脩介さんの本は2冊目。 一冊目に読んだ「検察側の罪人」は個人的にしっくり来なかったけど、こちらはまた毛色が全く違っており、私としてはヒットでした! 病魔と戦う妹の夢を叶えるべく、家族が団結し、支える。 切ないけど家族の絆、愛情を感じることのできる温かい一冊。 ストーリーテ...
雫井脩介さんの本は2冊目。 一冊目に読んだ「検察側の罪人」は個人的にしっくり来なかったけど、こちらはまた毛色が全く違っており、私としてはヒットでした! 病魔と戦う妹の夢を叶えるべく、家族が団結し、支える。 切ないけど家族の絆、愛情を感じることのできる温かい一冊。 ストーリーテラーは、病気で亡くなった父の夢を背負い、パティシエとして店を開くべく奮闘する小麦。家族の希望の星と言われ皆にもてはやされ、愛されながらも、闘病していることをずっと隠し続ける。 もう1人が、ズボラで頓珍漢だけど、愛すべきキャラの小麦の兄、代二郎。 彼もまた、なかなか友達を作ろうとしない内気な息子、叶夢のことが気がかり。 そしてそんな叶夢が、この家族の重要な存在として物語に光を添える。 素晴らしい物語でした! 小麦がとにかく応援したくなるし、不器用な代二郎も素敵なキャラクター。妹思いの良いお兄ちゃんだし、叶夢との距離感も後半は良いんだよなぁ。 私の兄ともちょっと性格が似ている気がする。叶夢も甥っ子にちょっと似ているんだよな。 そして、叶夢だけに見える天使のレイ。ファンタジー要素もあるんだけど、それがまったく胡散臭くない。この物語のアクセントになってるし、必要な要素と感じる。 後半は電車の移動中に読んでたんだけど、涙を堪えるのが大変だった…。 小麦の作ったあずきロール、私も食べてみたくなりました! 勝手にキャスティング 代二郎→鈴木亮平くん 小麦→黒木華ちゃん 道恵→木村文乃ちゃん 中川→山田裕貴くん このキャスティング、個人的にドンピシャだと思うんですが、もし実写化されるとしたら制作側の偉い方、こちらご参考にしてくださいw
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