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やりなおし高校世界史 の商品レビュー

4.4

15件のお客様レビュー

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2024/02/12

国公立大学入試の論述問題から近現代世界史を読み解く 「国民国家はどのようにしてつくられたのか?」東京都立大学 →ナポレオン戦争を経てドイツの国民国家形成をプロイセンを中心に論述 「中国の近代化はどのような困難化と向き合ったのか」筑波大学 →アヘン戦争から辛亥革命までの中国の近代化...

国公立大学入試の論述問題から近現代世界史を読み解く 「国民国家はどのようにしてつくられたのか?」東京都立大学 →ナポレオン戦争を経てドイツの国民国家形成をプロイセンを中心に論述 「中国の近代化はどのような困難化と向き合ったのか」筑波大学 →アヘン戦争から辛亥革命までの中国の近代化を論述 「イスラーム世界の近代化にともなう課題とはなにか?」京都大学 →タンジマートからトルコ革命までのオスマン朝を中心としたイスラーム世界の近代化を論述 「アジアのナショナリズムのはじまりは?」東京都立大学 →ロシア、イラン、中国、日本のナショナリズムを論述、一番難しい 「現存する民族問題の根源とは?」東京大学 →第一次世界大戦を経て瓦解したロシア、オーストリア=ハンガリー、オスマン帝国と清朝を中心に民族運動を論述 「国家にとって女性はどのような存在?」一橋大学 →国民国家形成期のナイティンゲールの活動や第一次世界大戦時の女性の権利拡大を述べる、工業化社会が却って女性の抑圧につながっていたことに気づかされた 「ファシズム政党が政権を握ることができたのはなぜ?」京都大学 →いわずとしれたイタリアとドイツにおけるファシズムの成立が民主主義体制の中で生まれたことを論述させる良問 「戦争が大規模化するのはなぜ?」東京大学 →三十年戦争、フランス革命戦争、第一次世界大戦の時期の戦争の助長要因と抑制要因を論述 どの問題も単なる歴史用語の暗記だけでは解けず、歴史の流れや背景を踏まえることが必要であることが良く分かる。 構造も問題の意図、大前提、構想メモ、回答例と出て、最後の応用編がとても良い。 単なる受験対策の本ではなく歴史の本質を考えることができる良書。

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2023/04/17

世界史の大学受験の論述問題を通じて、昨今のニュースで見る領土問題、民族問題などの背景を詳しく知ることが出来た。 ただそもそもの知識がそこまで無いためわからないところも多々あり。 わかればもっと楽しめるだろうけど、わからなくて楽しみが薄くても『改めて勉強して、再読してみようかな...

世界史の大学受験の論述問題を通じて、昨今のニュースで見る領土問題、民族問題などの背景を詳しく知ることが出来た。 ただそもそもの知識がそこまで無いためわからないところも多々あり。 わかればもっと楽しめるだろうけど、わからなくて楽しみが薄くても『改めて勉強して、再読してみようかなぁ』と思える本。 世界のニュースに目を向けるきっかけになる本だと思います。

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2020/08/14

日本史や世界史をもう一度やり直したい、と考えている自分が、まさにやりたいと思っていることの手引きを示してもらったような気がする。 所々、著者の思想が入っているところが気になるけれど、フレームワークを示してもらえた気がする。 200813

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2020/07/22

世界史を通観するものではなく、サブタイトルにあるように論述式の大学入試問題を順に解き進めていきます。 問題はいずれも19、20世紀の歴史からの出題と、扱う時代には偏りがあり、特に第一次世界大戦に関わるものは多く選ばれています。参考までに各章の概要を記します。 1.ドイツにおける...

世界史を通観するものではなく、サブタイトルにあるように論述式の大学入試問題を順に解き進めていきます。 問題はいずれも19、20世紀の歴史からの出題と、扱う時代には偏りがあり、特に第一次世界大戦に関わるものは多く選ばれています。参考までに各章の概要を記します。 1.ドイツにおける国民国家形成について 2.中国の近代化はどのような困難と向き合ったのか 3.オスマン帝国がトルコ共和国に至るトルコの近代化について 4.アジアにおける民族運動の展開について 5.第一次世界大戦の歴史的な意味について 6.女性参政権実現の歴史的背景について 7.ファシズム政党が政権を握ることができたのはなぜか 8.戦争が大規模化するのはなぜか

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2020/03/01

論述問題を通じて主に近現代世界史の問題特に現代にもつながるものについて解説される。論述問題の解法というより、世界史の概説といったかんじ。ただ、勉強になった。

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2014/08/30

8つの大学入試論述問題を題材に、国民国家に焦点をあて、近現代世界史を解説。 「国民国家はどのようにしてつくられたのか?」、「現存する民族問題の根源とは?」「戦争が大規模化するのはなぜ?」といった、現代に通じる大きな問いに答えていく形で各章が進んでいき、「つなげる」「比較する」「抽...

8つの大学入試論述問題を題材に、国民国家に焦点をあて、近現代世界史を解説。 「国民国家はどのようにしてつくられたのか?」、「現存する民族問題の根源とは?」「戦争が大規模化するのはなぜ?」といった、現代に通じる大きな問いに答えていく形で各章が進んでいき、「つなげる」「比較する」「抽象化・一般化する」という歴史学的思考を味わいながら、「暗記科目」というイメージにとどまらない世界史のダイナミズムを感じることができた。こういう観点で歴史(世界史・日本史)を勉強したら、入試勉強も楽しくなるなと思った。世界史をまた勉強しなおしたくなった。 ただ、「やりなおし高校世界史」と銘打つなら、古代史・中世史にも触れてほしかった。続編に期待。

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2014/06/16

こちらも旅行に持って行って読みました。大学入試の世界史問題を素材に、暗記モノとしてではなく、歴史の流れをつかんで記述する流れが解説されています。世界史の一定の知識がないと理解しにくいかもしれません。私には歯ごたえがある内容でした。

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2014/07/14

○世界史の解説本というよりも、世界史の楽しみ方の解説本とでもいうべき本です。「これまでの人々の営みのすべて」という意味で本来きわめて膨大な世界史のなかから、主権国家や国民国家の成立といった近現代を対象にし、現代とのつながりで世界史を動態的に捉えて考えてみようという本です。 ○例...

○世界史の解説本というよりも、世界史の楽しみ方の解説本とでもいうべき本です。「これまでの人々の営みのすべて」という意味で本来きわめて膨大な世界史のなかから、主権国家や国民国家の成立といった近現代を対象にし、現代とのつながりで世界史を動態的に捉えて考えてみようという本です。 ○例えば、「近代化」というあまりに幅広い言葉で世界史を見つめたらどうなるのでしょう。そこには種々の国が種々の経緯をもっていて、自らを維持しながらも、自らを変革しようとする、一見して反対方向のエネルギーがあることが分かります。僕自身が比較的スムーズに読み進めた中国の近代化を例に挙げれば、儒教を中心とした文化的優越性を伝統として強く持っていた清朝中国が、西洋からの外圧をうけるなかで(アロー戦争など)、自国内部から変革の強い動きが現れ(変法運動など)、それを封じて伝統に固執するも(戊戌の政変)、やがて変革をせざるを得ないまでに追い込まれる(光緒新政)。 ○歴史はどのように動くのか、歴史にはどのような力が働いているのか、そして、いまある世界とはどのような過程を経て成り立ったのか……この本には、そんな問いを(受験生に、読者に)考えさせる良問が揃っています。ぼくが高校1年生のときに読んでいたらなあ、と思うと悲しくなる一冊でした。

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2013/06/18

おもしろい。 タイトルは編集者がつけたのかな? ちょっとそぐわない気がする。 国民国家の成立を、入試問題を具材として、とても分かりやすく教えてくれる。教科書の記述を積極的に利用しているのも上手い、というか高校教諭という著者らしくて素晴らしい。 「男女の性差による役割分担、性差別が...

おもしろい。 タイトルは編集者がつけたのかな? ちょっとそぐわない気がする。 国民国家の成立を、入試問題を具材として、とても分かりやすく教えてくれる。教科書の記述を積極的に利用しているのも上手い、というか高校教諭という著者らしくて素晴らしい。 「男女の性差による役割分担、性差別が社会に定着したのはいつからなのか?」 この問いかけには、まったく反応できなかった。解答にほとほと感心してしまった。

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2013/04/21

良書!世界史の断片的な知識だけでなく、前後関係や現代の問題の根源となる出来事をわかりやすく、流れで解説 世界史をここまで使いこなせるようになりたい

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