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コンビニたそがれ堂 空の童話 の商品レビュー

4.2

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

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2024/07/29

今回は、本にまつわるお話ばかり。 ずっと昔から好きだった絵本とか、今読むとどう感じるのかな?と思いつつ、あの頃の記憶を上書きしたくなくて読みたく無いなぁ〜とも思う。 本当にほしいものがほしいな。 それじゃあ、たそがれ堂には行けないかな。

Posted byブクログ

2024/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

追いつけない 各務原航 売れっ子漫画家。 各務原徹 五歳年上の航の兄。新聞記者を辞めて、フリーのジャーナリストになった。 おやゆび姫 佐伯織子 二十九歳のごくありふれた働く女性。「干物女」なんて呼ばれる、多少潤いのない生き方をしている。 五所川原 織子の隣の部屋の住人。大学病院の獣医。 編集長 白柳者の社長兼編集長。 猫森ひろの 織子の向かいの席のサブカル形に強い若手編集者。 空の童話 斎藤丈司 北国育ち。在心堂書店の書店員。 在心堂書店の店長 毛糸の帽子を頭に載せてるいるおじいさん。 衿子 斎藤の奥さん。自宅で校正の仕事をしている。 翔太 斎藤の息子。 小鳥遊 悪の秘密結社の構成員。世界を恒久の平和に導こうという悲願を持っている組織。 スミス 謎の大男。遠くの宇宙からやってきた、善意の宇宙人。 ペンギン 新兵器。ヒグマほどの大きさに巨大化し、陸上と水面下を高速で動くことができる。くちばしと翼には、コンクリートを粉砕するほどの力がある。 エンディング〜花明かりの夜に 若い女医 千鶴。小児科医。 院長先生

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2023/12/24

最近、作風が変わったのだろうかと思わなくも無かった。でも、まとめ方はやはりこの著者だなって思えてよかった。

Posted byブクログ

2023/11/26

シリーズ第4弾。 この世に売っていないはずのものまでが なんでもそろっているという魔法のコンビニ ・おいつけない・おやゆび姫・空の童話 ・エンデイング~花明かりの夜に 切なくて温かくて優しい物語たちだけど 心に残る言葉や心くすぐる小物たちもステキです。 「子どもの本はね、人の...

シリーズ第4弾。 この世に売っていないはずのものまでが なんでもそろっているという魔法のコンビニ ・おいつけない・おやゆび姫・空の童話 ・エンデイング~花明かりの夜に 切なくて温かくて優しい物語たちだけど 心に残る言葉や心くすぐる小物たちもステキです。 「子どもの本はね、人の人生を作るのよ」 「本当に大切な願い事は、言葉にしなければいけない そうでないと叶わない願い事もあるのです」 斎藤さんのお子さんは、ステキな夜を過ごしたんだねぇ

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2022/08/27

泣きそうになって泣いてはいけない場所だからと我慢しました。村山さんのお話は優しいですね。あたたかいです。 他の作品に関する場所や人が登場しているのを発見して嬉しくなりました。未読のシリーズもあるので今度手にとってみたいです。

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2022/08/23

一つの童話がキーになった3つ+1つのお話。私も函に入った空の童話に出会いたい。 悪の秘密結社の社員さんも宇宙人さんも書店員さんには優しいんだな。 エンディングはしみた。院長先生の過去、これからの思い。

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2021/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コンビニたそがれ堂第四弾。「追いつけない」は兄を慕う弟の気持ちが奇跡を起こした。短い話だったが一番よかった。「おやゆび姫」はおやゆび姫がうちにいてドールハウスの品物を使ってもらえるこんな夢みたいなことがあればいいなとほっこりした。「空の童話」は閉店することになった町の本屋さんの店員と常連の客との間で奇想天外な話が盛り込まれていて結局続けることになった話。現実離れしすぎていたが、言葉の端々にはっとさせられた。「神はそのひとが乗り越えられる試練しか与えない」「ほんとうに大切な願い事は言葉にしなければいけない」

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2020/07/06

試験勉強の為、中断していた読書を再開。 再開1作目は試験後の頭にちょうどいい、ほっこりしたこのシリーズの第4作目。 今作はあとがきでも書いてあるが、ポプラ文庫史上一の厚みと言う、なかなか読み応えのあるページ数。 「空の童話」を巡る漫画家、編集者、書店員のお話と年老いた女医さんのエ...

試験勉強の為、中断していた読書を再開。 再開1作目は試験後の頭にちょうどいい、ほっこりしたこのシリーズの第4作目。 今作はあとがきでも書いてあるが、ポプラ文庫史上一の厚みと言う、なかなか読み応えのあるページ数。 「空の童話」を巡る漫画家、編集者、書店員のお話と年老いた女医さんのエピローグの4編を収録。 表題作の「空の童話」は閉店寸前の書店を舞台に描かれた年老いた店長さんと、心優しい書店員さんのお話かと思いきや、途中から闇の組織の小鳥遊さんや宇宙人のスミスさんが登場し、一時はどんな展開になるかと思ったけど、ラストは安定のほっこり。 決して優しい面ばかりではなく、悲しいこともたくさん描かれているけど、読み終わった後は心が優しくなる作品。

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2019/07/01

「追いつけない」 夢の中でも届かない背中。 もしあの時少しでも違う電車に乗っていたら等、後になってからはもしもの話しか思い浮かばなくて後悔しかなく苦しいかもしれないがその気持ちが彼を呼び戻したのかもしれないな。 兄という立場に産まれたからには、誰よりもかっこよく弟の憧れの人になり...

「追いつけない」 夢の中でも届かない背中。 もしあの時少しでも違う電車に乗っていたら等、後になってからはもしもの話しか思い浮かばなくて後悔しかなく苦しいかもしれないがその気持ちが彼を呼び戻したのかもしれないな。 兄という立場に産まれたからには、誰よりもかっこよく弟の憧れの人になりたいと思うのは長子として産まれた誰もが一度は思う事かもしれないな。 「おやゆび姫」 鉢植えから現れたのは。 誰にでも有りうる小さなミスだったとしても、その仕事に誇りを持ってやっていた彼女にとっては取り返しのつかない大きなミスに思えたのだろうな。 さよならを言わずに旅に出たおやゆび姫は、きっと楽しい日々を過ごしたこの場所にいつの日か戻ってこれたらと思っているからこそ何も言わず出ていったのではないだろうか。 「空の童話」 護りたいもの物はそれぞれに。 自分の想いを正直に話す事はとても難しい事であり、話の内容が現実味がない話である程余計に話しずらくなるが彼等は自分の想いを話せたからこそ後悔なく進めたのだろうな。 自分が大好きな職に着いたからこそ代わりの職なんて考える事が出来ないのだろうが、もしも続ける事が出来なかった未来だとしたら彼にとって退屈な日々に変わったろうな。 「エンディング~花明かりの夜に」 助けきれなかった命達。 医者になったからといって全ての人の命を助ける事が出来る訳でないが、全力を尽くした結果であれば亡くなった者も恨む事は絶対にないだろうな。 彼女を助けたあの不思議な出来事は、どうしてもあの子を助けたいという気持ちが生んだ奇跡であったのだろうな。

Posted byブクログ

2019/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表題作の空の童話。もう、大好き!! 書店員の斎藤さん、悪の秘密結社の小鳥遊さん、宇宙人のスミスさん。彼ら3人がそれぞれかかえてることを持ちながらたそがれ堂でコーヒーを飲む。喫茶店コスモスのマスター仕込みの絶品のコーヒーを! 流れ星に書店員さんの幸せを願う二人、そしてその二人が願い事がかなうという霊験あらたかなくじを辞退する、優しさと力強さを、言ってみれば悪役がものすごく良い人(?)で。。。 小さい頃に読んだ物語がその後のその人の人生に影響する。 それが今回のテーマ。私はどうだったかな?

Posted byブクログ