真綿荘の住人たち の商品レビュー
下宿『真綿荘』に住まう人々。 下宿を営む小説家の綿貫さん。 綿貫さんの内縁の夫で画家の晴雨さん。 大学進学を機に北海道から上京してきた大和くん。 大和くんに恋する鯨ちゃん。 女子高生と付き合ってるアラサー女性の椿さん。 気遣いの出来る優しい鯨ちゃんと、鯨ちゃんを好きな荒野先輩が...
下宿『真綿荘』に住まう人々。 下宿を営む小説家の綿貫さん。 綿貫さんの内縁の夫で画家の晴雨さん。 大学進学を機に北海道から上京してきた大和くん。 大和くんに恋する鯨ちゃん。 女子高生と付き合ってるアラサー女性の椿さん。 気遣いの出来る優しい鯨ちゃんと、鯨ちゃんを好きな荒野先輩が癒しでした。
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青少年のための手引き 北海道から東京に大学進学のために上京した大和君。 清潔な視線 椿さんと八重子ちゃんは恋人。 シスター 鯨ちゃんは大和君に恋する。荒野先輩は鯨ちゃんに恋する。 海へむかう魚たち 大和くんは大学の先輩絵麻さんと駆け落ちする。 押し入れの傍観者 晴雨(せ...
青少年のための手引き 北海道から東京に大学進学のために上京した大和君。 清潔な視線 椿さんと八重子ちゃんは恋人。 シスター 鯨ちゃんは大和君に恋する。荒野先輩は鯨ちゃんに恋する。 海へむかう魚たち 大和くんは大学の先輩絵麻さんと駆け落ちする。 押し入れの傍観者 晴雨(せう)さんと大家の綿貫さんの嵐の始まり。 真綿荘の恋人 綿貫さん目線の晴雨さんへの想い。 真綿荘の住人は、大和君、椿さん、鯨ちゃんに 晴雨さんと大家の綿貫さん。 それぞれの人物が主人公となり、話に出てくる。 大和君の存在が独特で、最初は何でも言っちゃう 天真爛漫タイプに思えてたんだけど、 だんだん真綿荘で生活していって、大人になってきて 最初の頃と違う大和君になっていくのがよかった。 そして、「大和」ではなく毎回表記が「大和君」と なっていることに、作者の意図を感じたよー(。-∀-) けっこう好きな作品だったなぁー!!
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島本理生さんの作品大好きなのになぜか10年間積んでいてやっと読むことができました。読み始めたら面白かった〜。ほっこり系かな?と思いきやそれぞれが抱えている恋愛はどれもままならなくて辛くなるものばかり。鯨ちゃんと荒野先輩の『シスター』がとってもよかった。連作短編の作り方はやっぱり大...
島本理生さんの作品大好きなのになぜか10年間積んでいてやっと読むことができました。読み始めたら面白かった〜。ほっこり系かな?と思いきやそれぞれが抱えている恋愛はどれもままならなくて辛くなるものばかり。鯨ちゃんと荒野先輩の『シスター』がとってもよかった。連作短編の作り方はやっぱり大好きで、この章では脇役だった人が次は主人公になってたりとかどんな気持ちを抱えているかとかが綿密に描かれていて、良いなあと思いました。島本さんの文章やはり大好き。
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最近 好きな小説が基本 【生き方】がテーマで、この作品みたいに登場人物毎に主役が変わって一冊で色んな目線で読解力を使う感じの小説が好きです この本は【共感型】と言うより煩わしさ、歯痒さを全面に出して、読者に【あなたはどう思いますか?】と問いただされる感じでした。 色んな人がいて...
最近 好きな小説が基本 【生き方】がテーマで、この作品みたいに登場人物毎に主役が変わって一冊で色んな目線で読解力を使う感じの小説が好きです この本は【共感型】と言うより煩わしさ、歯痒さを全面に出して、読者に【あなたはどう思いますか?】と問いただされる感じでした。 色んな人がいて、色んな考え方があるのが当たり前 どう受け入れるか、共感出来ないなら放っといてあげれるか… 話は少し変わりますが…自分は同僚を【今年の漢字】みたいな形で漢字一文字で考えてます 基本人間 長所と短所は同じでそれが上手くいってれば長所、駄目なら短所になるからです ●社長【謎】人の考えない行動をおこせる>理解できない事してしまう ●部長【迷】人に気をつかう>個人個人で気の使い方を統一しないので絶対に不公平にする。常に迷ってるの誤魔化し迷う ●主任【子】少年の心を持ってる>上には可愛がられるが下からは好かれない ●自分【考】論理的に考える>常に考えすぎる、何時間でも考えて他の作業もしてるので話すと人によっては疲れる人と思われる ●社員【盗】抜け目を見つける天才>会社の物や、土産品など基本持ってく、どうどうとサボる ●社員【適】適当、それに見合った選択をする>執着、意欲全く無し、仕事がザツ。自分の都合悪いことは綺麗さっぱり忘れる などなど 数人あげるだけでも 結構理解できます。(会社ろくな奴居ないな…) ※んで結局 俺が何が言いたいかって言うと… 【LINEのアイコンやプロフィール欄のコメントで、その人の、人となりって ほぼ分かってしまうよね!】って事!!
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島本さんの著書は5冊目。 「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」 「よだかの片思い」「ファーストラブ」「クローバー」と楽しんできましたが、本作はどうも合わなくて中盤以降モヤモヤしたまま読了。 北海道から上京してきた大和君と住人が繰り広げる恋愛模様、そして人間模様。 みんなそ...
島本さんの著書は5冊目。 「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」 「よだかの片思い」「ファーストラブ」「クローバー」と楽しんできましたが、本作はどうも合わなくて中盤以降モヤモヤしたまま読了。 北海道から上京してきた大和君と住人が繰り広げる恋愛模様、そして人間模様。 みんなそれぞれにありますが、中盤以降あまり共感出来なくて読みながら一歩引いてる感覚が抜けませんでした。 個人的に「ドロドロ系」「駆け引き系」や複雑なのはどうも共感もしにくく、好みの問題なんだろうなぁと思いました。
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真綿荘に住む人達の様々な恋愛観、人間模様について描かれた物語。物語は明るい恋ではなく、暗く静かに進んで行くように感じた。理解し難い恋もあったが、その裏には悲しい過去も関係している。まだ恋愛経験の少ない歳の私にとっては、少し大人な恋の物語だったのかもしれない。
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登場人物それぞれ味わい深く、面白かったけど、もう少しそれぞれの背景が詳しく知りたかったような気もする。 綿貫さんと晴雨さんの関係は、ちょっと私には理解が難しいかなー。
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それぞれの住人の描写が鮮やかでとても面白かった。 しかし、綿貫さんと晴雨さんの関係だけは共感できずよくわからなかった。 特に最後がどうしてそこに落ち着いたのか、それこそ2人にしかわからない落ち着き所なのだなと思う。
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真綿荘の人たちは何かが少し違ったら、みんな幸せになれそうなのに… その少しの違いにもどかしさや歯痒さを感じてしまった。
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下宿の住人それぞれが何かしら抱えている話のオムニバス。 読むのに時間かかりすぎたからか、合わなかったからか、あまり入り込めなかった。 綿貫さんと晴雨さんは、どうしてそれでつながりを求めるのかよく分からなかった。 「救ってもらうためではなく、自分で自分を救うために好きであることを...
下宿の住人それぞれが何かしら抱えている話のオムニバス。 読むのに時間かかりすぎたからか、合わなかったからか、あまり入り込めなかった。 綿貫さんと晴雨さんは、どうしてそれでつながりを求めるのかよく分からなかった。 「救ってもらうためではなく、自分で自分を救うために好きであることを続ける。」
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