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私と踊って の商品レビュー

3.5

100件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

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  3. 3つ

    42

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2017/11/09

テレビでおなじみの「世にも奇妙な物語」のような短編集でした。 恩田陸さん、このような ちょっと不思議なワールドも持っていたのかと思いました。 私たちの世界であって 実は違う次元のパラレルワールドを見ているような気がします。 ちょっと不気味な話や、滑稽な話など・・・。 短編集だか...

テレビでおなじみの「世にも奇妙な物語」のような短編集でした。 恩田陸さん、このような ちょっと不思議なワールドも持っていたのかと思いました。 私たちの世界であって 実は違う次元のパラレルワールドを見ているような気がします。 ちょっと不気味な話や、滑稽な話など・・・。 短編集だから気楽に読めるのですが、 なんだかあっさりしているなというのが正直な感想です。 でも、こんな世界があってもいいかなと思ってしまうのは、 やはり、作者の筆力なのでしょうか。 19もの短篇がぎっしりつまった作品集です。 摩訶不思議ワールドへ行きたい方、 現実から逃避したい願望をお持ちの方、 ぜひとも読んでみてください。 頭のなか、リフレッシュできるかもしれません。

Posted byブクログ

2013/03/15

短編集。 ちょいと変わった話ばかり。 ペットからある日お手紙を貰ったら。それも忠告のような。考えただけでゾクゾクするぅ〜。 かわいがっているペットの言うことなら信じます。

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2013/03/05

短編の一話一話がきらきらしていて、ページをめくるのが楽しかった。特に、「二人でお茶を」が気に入った。この本を買ったのも、この短編が読みたかったからだった。リパッティもシューマンのピアノ協奏曲も大好きで、読み終わってすぐ、彼の演奏を聴いていた。

Posted byブクログ

2013/03/05

ノンシリーズ短編集。 ジャンルを問わず、短めの作品がたくさん入ってるので万華鏡のような本である。短すぎて物語というよりは物語の欠片、またエッセイのような話もあるが、それもまたよし。 ベストは動いている世界の話「少女界曼荼羅」と、光の中で踊る二人の少女が目に浮かんでくる表題作。 最...

ノンシリーズ短編集。 ジャンルを問わず、短めの作品がたくさん入ってるので万華鏡のような本である。短すぎて物語というよりは物語の欠片、またエッセイのような話もあるが、それもまたよし。 ベストは動いている世界の話「少女界曼荼羅」と、光の中で踊る二人の少女が目に浮かんでくる表題作。 最後の短編「交信」はカバーをはがすと読めるらしい。私は図書館で借りたので未読。買った人の特典か。

Posted byブクログ

2013/03/03

恩田陸の作品はとても好きです。世界観を掴むのに苦労する物もありますが、言葉選びが自分にはしっくりきます。図書館で借りたため表紙がビニールシールで貼り付けられていて外せないのが残念です。

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2013/03/03

短編集。作品ごとにフォントを変えたり横書きにしたりカバーの下に書かれてたりと工夫があって、続けて読んでも飽きない。

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2013/02/27

読み終えて自然とまた最初から読みなおそうと思える作品が詰まっている。恩田陸の世界が十分に堪能できる一冊。表題の「私と踊って」も好きだが一番は「忠告」「協力」の動物が賢くなった設定が良かった。「交信」は仕掛けが凝りすぎて素敵な表紙が見れないのは残念。

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2013/02/28

長編かと思っていたら、短編だった。 それでも久しぶりの陸はやっぱり面白い。 でも、あたしはやっぱり縦書きの文章が好きだな…。

Posted byブクログ

2013/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫になるまで待とうと思ってたけど、買ってしまった……。踊りにまつわる短編集なのかなぁと思ってたけど、ノンシリーズの短編集。 心変わりと思い違いが好き。

Posted byブクログ

2013/02/03

特に統一されたテーマのないノン・シリーズの短編集。ファンタジーとSFがホラー・テイストとを加えて計19編。 ブローティガンに敬意を表した「東京日記」は異例の横組みだし、最後のショートショート一編は裏表紙に小さく印刷されているという凝りよう。一編ごとにフォントを変た短編とショート...

特に統一されたテーマのないノン・シリーズの短編集。ファンタジーとSFがホラー・テイストとを加えて計19編。 ブローティガンに敬意を表した「東京日記」は異例の横組みだし、最後のショートショート一編は裏表紙に小さく印刷されているという凝りよう。一編ごとにフォントを変た短編とショート・ショートの組み合わせも印象的。 どの作品も読み終えた直後よりも、しばらくたって思い返すときの方が印象深く、どこか心に引っかかりを残す内容だ。表題作の「私と踊って」は著名な舞踏家ビナ・バウシェにインスパイアされた作品で、発表されたのが「文藝春秋」誌上なのに、収録されたのが新潮社というねじれ現象が興味深い。

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