私と踊って の商品レビュー
「心変わり」、「思い違い」の系統のものは、適当なひねり具合が良かったし、台湾に因んだものは詩情豊かな情景が個人的な台湾の印象と重なる部分があり良かった。「二人でお茶を」、「私と踊って」でのピアノとダンスの取り上げ方も良かった。「交信」はハヤブサに感じる愛おしさがよく現わされていた...
「心変わり」、「思い違い」の系統のものは、適当なひねり具合が良かったし、台湾に因んだものは詩情豊かな情景が個人的な台湾の印象と重なる部分があり良かった。「二人でお茶を」、「私と踊って」でのピアノとダンスの取り上げ方も良かった。「交信」はハヤブサに感じる愛おしさがよく現わされていた。総じて好きな感じの作品が多い短編集だった。 「火星の運河」って乱歩だよなぁって思い、何となく初期の乱歩のような感じのものもあるなと思ったら「東京の日記」に乱歩が出てきた。 作者は私には長編のイメージが強かっただけに、アイディア溢れる短編集で期待を超える内容だった。
Posted by
短編集。 ひとつひとつの話がとても短い。 単純に、「こんなこと考えつくなんてすごい発想してるな」と思った。ほとんどの話で
Posted by
様々な短編で飽きないし、でも全てに漂う恩田陸さん感。個人的には『二人でお茶を』と『東京日記』が特に好きです。 図書館で借りたんですが、きちんとカバー裏の小説も読めるように工夫がされてました感謝!
Posted by
図書館にて。 久しぶりのぞくぞくする恩田作品!! 冒頭の「交信」からじーん。そして一つ目の「心がわり」、こ、怖ーーーい…。夢に出てきそう。 「忠告」も良かった。そしてそこから続く「理由」も痛快! どれも良かったが、表題作の「私と踊って」。不思議な懐かしい世界。 最後のボーナストラ...
図書館にて。 久しぶりのぞくぞくする恩田作品!! 冒頭の「交信」からじーん。そして一つ目の「心がわり」、こ、怖ーーーい…。夢に出てきそう。 「忠告」も良かった。そしてそこから続く「理由」も痛快! どれも良かったが、表題作の「私と踊って」。不思議な懐かしい世界。 最後のボーナストラックのような「東京の日記」。恩田さんのあとがきにもあったが、確かに、どうかこんなことにはなりませんように、という感じだ。
Posted by
東京の日記が面白かった。 いつ書かれたものかと思ったら、2010年とのこと。 恩田さんが冷や汗をかいたというのも納得の作品。
Posted by
恩田陸の小説は音楽や映画へのオマージュが随所にちりばめられていて、知らない元ネタを知りたくなる魅力がある。 あと、短編だと叙述トリックに行くのか不思議系で終わるのかSFオチなのかなど、いつも以上に最初から注意して読まないといけない。けど、それが面白い。 個人的には表紙中の「交信」...
恩田陸の小説は音楽や映画へのオマージュが随所にちりばめられていて、知らない元ネタを知りたくなる魅力がある。 あと、短編だと叙述トリックに行くのか不思議系で終わるのかSFオチなのかなど、いつも以上に最初から注意して読まないといけない。けど、それが面白い。 個人的には表紙中の「交信」がとても好き。
Posted by
恩田陸さんの短編集(((o(*゚▽゚*)o))) 星新一さんにちょっと似てるような気がします… 個人的には協力と劇場を出てがお気に入りです。 普段の恩田陸さんとは一味違った読後感が味わえます!
Posted by
いろいろな短編がまとめられているので散漫な印象を受けました。 一つ一つの話はとても楽しく読めました。
Posted by
久しぶりに私の好きな恩田ワールドを楽しめました。やっぱり、短編秀逸。一冊まるまる楽しめる恩田さんらしい工夫も好きです。 2013/3/19読了
Posted by
ノンジャンルだから、いろんな雰囲気を味わえる。 次はどうくるの?って、わくわく。 ひとつの長さもまちまちで、自由なかんじ、面白いし飽きない。 ほんとに恩田さんなんでも書けるなあ、すばらしく多才だなあ。 本当に望んでいること、口に出さない。 口に出しても、ひとの前では、言わない。よ...
ノンジャンルだから、いろんな雰囲気を味わえる。 次はどうくるの?って、わくわく。 ひとつの長さもまちまちで、自由なかんじ、面白いし飽きない。 ほんとに恩田さんなんでも書けるなあ、すばらしく多才だなあ。 本当に望んでいること、口に出さない。 口に出しても、ひとの前では、言わない。ようにしてるな、ずっと。
Posted by