たくらむ技術 の商品レビュー
アメトーーク!等のプロデューサーの本。 TV番組制作以外にも、一般ビジネスに関わる人にも良い本。 相手の期待を上回るように意識・行動すること、勝ってる時こそ次を考えておくこと、相手を説得するための根拠と自分がやりたいことを明確に区別しておくこと、あたり、基本だけど改めて重要性...
アメトーーク!等のプロデューサーの本。 TV番組制作以外にも、一般ビジネスに関わる人にも良い本。 相手の期待を上回るように意識・行動すること、勝ってる時こそ次を考えておくこと、相手を説得するための根拠と自分がやりたいことを明確に区別しておくこと、あたり、基本だけど改めて重要性を認識させられる。 実力のある芸人こそ自分のマイナスに触れられてる時の受け身が上手い。
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著者である加地さんが「どういう意識をもち、どういう考えをもち、どんな狙いをもって、番組を制作してきたか」とうい本だったと考えている。 自身の経験を踏まえ、芸人や番組の裏側、真意を書き、論理的に説明されていたので、未知の業界のことながらインプットしやすかった。 軸、意識、狙いと...
著者である加地さんが「どういう意識をもち、どういう考えをもち、どんな狙いをもって、番組を制作してきたか」とうい本だったと考えている。 自身の経験を踏まえ、芸人や番組の裏側、真意を書き、論理的に説明されていたので、未知の業界のことながらインプットしやすかった。 軸、意識、狙いという業界問わずに良いものを生み出すために!ということに比重が大きくさかれていたのではないか。だからこそ、本著に書かれていることは、他の業界や、人間関係にも応用が可能であるように思う。 個人的に加地さんの考えは好意的。
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僕はときどき思うのだけれど、お笑い番組を作っているスタッフたちは、お笑い芸人よりもおもしろいのではないか、と。 テレビ局で働く人たちは、なんて気持ちいい人たちなんだろう。
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【企画書コツ】p114 短く書いて「減点」を減らす 【国語力とは】p153 ボキャブラリーの豊富さや漢字が書けるということではなく、構成力や表現力。 構成力とは話をどうゆう順番にすれば面白いかが分かっているということ。表現力はどうゆうふうに見せれば面白さが伝わるかが分かっているということ。 「言った」ではなく、「伝えた」か p155
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結構読みやすく、あっという間に読めました。 テレビ番組を作るのに、いかに多くの人間、手間がかかっているか。 大変なお仕事ですが、やりがいも相当あるのが感じ取れました。
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アメトークプロデューサー加地さんの著書。非常に読みやすく分かりやすく、業界の話を書いてくれています。しかし、もう少し深く突っ込んだ話を期待していただけに、物足りなかった。続編を期待。
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意外にも大当たりの本。 ビジネス仕事術と芸能界よもやま話的な部分の、2つの楽しみが 味わえる。 仕事部分では、会議に出るからには全てに「前のめり」で出る。 関係ない時ほど、一生懸命に。”成長の差”はそこから出て来る。 また、企画書を提出した相手に「何でこれをやるのか」の熱意を伝え...
意外にも大当たりの本。 ビジネス仕事術と芸能界よもやま話的な部分の、2つの楽しみが 味わえる。 仕事部分では、会議に出るからには全てに「前のめり」で出る。 関係ない時ほど、一生懸命に。”成長の差”はそこから出て来る。 また、企画書を提出した相手に「何でこれをやるのか」の熱意を伝えるために、もう一度メールを送っておくという行動・技術は、興味深い。 そして、接している芸人さんたちについて。 実力のある人ほど、自分のマイナスについて他の人に いじられているときの、受け方が抜群に上手いということ。(分かるぞ) そして意外にも、ナイナイの矢部ちゃんが 天才的な場を仕切るスキルがあるとことか、自分が感じている 芸能人感で決めてしまってはいけないこと、理解する。 確かにお笑いのトップたちというのは、しゃべりのプロ。 受け答え一つでセンスが出てしまうので、そこはシビアな世界だと思う。 本書の一番の強みは、今をときめく著者が自分自身のことを 悪いこともきちんと語っていること。 その経験が実に共感できることが、分かりやすさと面白さを出してくる。 スポーツからバラエティに配属となり、しゃべりのスペシャリスト達の中で自信を失い5ヶ月くらいまともに話が出来なかったという挫折、そしてそこからきっかけをつくり、輪の中に入れていくところなどは誰しもが勇気づけられる箇所ではないかな。 そう考えると、たしかに”たくらんで”はいるものの、 あまりこのタイトルはこの本の本質から言って、ふさわしくないかも。
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ロンドンハーツ、アメトークといったテレ朝のメインバラエティ番組を手掛ける加治プロデューサーの本。かなり期待して読んでみたのだが、そこそこ満足といった感じ。意外に熱い人だなというのが率直な感想。テレビで映る限りはもっとクールで温厚な人という印象が強かったが、お笑い、仕事に対する情熱、挨拶をする、期限を守るという事に関しては厳しいなど意外に細かい。好きだった部分を抜粋すると「やはりこの企画をやる以上はパリコレをパリで開かなければ意味がない。そう考えてしまうのです。なぜかと言われても合理的な理由は説明できません。ただ「良い大人がたくさん集まって、くだらないことを手間ひまかけて一生懸命やる」ことが大好きだからです」というところ。良い言葉だなーと素直に思いました。「もしも企画の意義、面白さに本当に自信や確信があるのならば、まず実現させるための状況をつくる。そして論理で補強する。そういうのでも良いのではないのでしょうか」という言葉も好き。時にはやりたいことがあるのに、十分な理由や大義名分が伴わないことがある。そんなときはまずゴリ押してみること。それが大切だということです。「その場の感情に任せて正論を熱く語っても聞いてもらえないのならば何の意味もありません。本当に正しい意見であれば、伝え方さえ間違わなければ必ず誰かが耳を傾けてくれるはずです。」ということ。これは父にも前に厳しく言われたな。大切なことは相手に聞いてもらうこと、分かってもらうこと。そのためにはこちらが折れることも必要。そして一番印象に残った言葉というのが「実はこの世界では「驚異的なヒラメキ能力」よりも「まっとうなバランス感覚」の方が大切だということ」という部分。テレビ局のましてやバラエティ担当となれば、さぞ笑いのセンスも高いのだろうなと思うのだが、そこの解釈が微妙に違っていて、加治さんいわく「何がおもしろいかが分からないことにはせっかくの素材も生かせない」とスタッフ自身に笑いのセンスが必要不可欠なわけではない、と言っている。これが一番印象的で本のあとがきの部分に「一部でテレビは終わったと言われているがそうは思わない。少なくとも自分の番組に関しては。仕事で疲れていても、飲みに出ていても、その番組が始まる時間に間に合うように駆け足で帰る。そんな番組を自分は作りたい」とおっしゃっていた。どんな仕事でもこだわりを持っている人はすごい。
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テレビに携わる人じゃなくても楽しく読めました。 どのようなことをすれば自分がしたいことにたどり着けるか加地さんの体験談から学べて私的にはすごくタメになりました。 特に『可愛いがわれたほうが絶対得』のところは確かにな〜と思いました。 また、加地さんの番組愛がすごく伝わりました。 番...
テレビに携わる人じゃなくても楽しく読めました。 どのようなことをすれば自分がしたいことにたどり着けるか加地さんの体験談から学べて私的にはすごくタメになりました。 特に『可愛いがわれたほうが絶対得』のところは確かにな〜と思いました。 また、加地さんの番組愛がすごく伝わりました。 番組を知っていればさらに面白く観れると思います。
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番組プロデューサーの加地さんの本。 番組裏話や番組がどういう風に作られているのかが見えて面白い。 知らなかったことも多いし、番組なんてアイデアと勢いで作られていると思っていたし。笑 準備が大事なこと、 準備段階で及第点を超えていること、 柔軟性でプラスアルファの価値を作り出すこ...
番組プロデューサーの加地さんの本。 番組裏話や番組がどういう風に作られているのかが見えて面白い。 知らなかったことも多いし、番組なんてアイデアと勢いで作られていると思っていたし。笑 準備が大事なこと、 準備段階で及第点を超えていること、 柔軟性でプラスアルファの価値を作り出すこと、 なんかは、TVの世界とは違うふつうの会社の中でも大切だと感じた。 特に、最近自分の仕事スタイルが、目の前のことをこなすことで精いっぱいだったので、価値を発揮する・結果を出すために、どれだけ考え、準備ができているのかってところが、とても重要なんだと改めて思った。
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