サトリ(上) の商品レビュー
本書は1979年に著者トレヴェニアンにより書かれた『シブミ』の前日譚にあたる物語です。著者は2005年に亡くなっています。本書は、2011年にドン・ウィンズロウ氏により書かれた『サトリ』(別の著者による作品)です。『シブミ』で描かれる舞台の一つが日本であり、日本文化に深く根ざした...
本書は1979年に著者トレヴェニアンにより書かれた『シブミ』の前日譚にあたる物語です。著者は2005年に亡くなっています。本書は、2011年にドン・ウィンズロウ氏により書かれた『サトリ』(別の著者による作品)です。『シブミ』で描かれる舞台の一つが日本であり、日本文化に深く根ざした描写や日本人の気質がしっかりと描かれています。主人公である孤高の殺し屋になるニコライ・ヘルは、日本人のように思考することが、我々日本人から見ても違和感なく描かれているのです。 その続編を描くには、日本人ならともかく外国人にはとてもハードルが高いと思うのですが、『サトリ』も違和感なく日本人気質が表現された小説でした。 上巻では、裏切りと騙し合いが蠢く諜報活動の只中に身を置くニコライ・ヘルの活躍にめくるページを止められませんでした。そのまま下巻に突入です。
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日本に詳しくてびっくり。 誰が味方で、誰が裏切るのか、とか、本当に読めなくておもしろかった。 下巻へ。
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主要な登場人物それぞれの視点、思惑から、次は一体何が起こるのだろう…とドンドン続けて読んでしまいました!生々しい描写、読めない展開、日本のような細かな表現もあり、素晴らしいSF小説です!早速下巻に取り掛かりたいと思います。
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トレヴェニアンの「シブミ」続編! 大学教授による冒険小説の体裁を借りた日本文化論であった「シブミ」の続編をウィンズロウが・・・ちょっと不安もありのまま読む。 朝鮮戦争により中国とソ連の接近をはばもうとする米国から、釈放と引き換えに暗殺者として送り込まれたニコライ。 さすがに...
トレヴェニアンの「シブミ」続編! 大学教授による冒険小説の体裁を借りた日本文化論であった「シブミ」の続編をウィンズロウが・・・ちょっと不安もありのまま読む。 朝鮮戦争により中国とソ連の接近をはばもうとする米国から、釈放と引き換えに暗殺者として送り込まれたニコライ。 さすがに対立する文化の視点は身を潜めましたが、圧倒的スピード感でエンターテイメント化しています。 死闘を演じる元中華民国軍の武術教官が回教徒で八極拳の使い手というリアルな設定で、つぼにはまる。結構調べてますな。 これはこれで、あり!下巻を求めにこれから本屋さんへ走る。
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最初はややテンポが悪かったけど、終盤から一気に面白くなった。ニコライは米ソの包囲網をかいくぐって、生き延びることができるのか。各国の思惑はどう作用していくのか。続きが楽しみ。
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ロシア人の血を引き東洋人の心を持つニコライ.ヘルは、CIAによるある暗殺依頼と引き換えに囚われていた拘置所から出された。フランス武器商人になりすますための訓練を受け中国に入った。暗殺のターゲットはニコライに因縁のある人物だったが…。 「シブミ」の前日譚だそうだがあいにく読んだことがないので新しい物語として楽しんだ。このリーダビリティーはさすが、ウィンズロウならでは。 上巻で暗殺依頼の決着はついてしまいそうだが…下巻へ。
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トレヴィニアンの小説「シブミ」を下敷きに、その語られなかったエピソードをクライムノベルの旗手ドン・ウインズロウが書き下ろす。そのためかいつもの彼の文体ではないが、さすがに手に汗握る展開と、キャラクターの愛おしさは健在。面白い。時間を忘れて読むタイプの本。
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三十年前に読んだトレヴェニアンの『シブミ』の続編が読めるとは思わなかった。日本人の精神世界を体得したスパイ、ニコライ・ヘルの若き日を描く冒険小説。まさかドン・ウィンズロウが引き継ぐとは。ウィンズロウが理解した『サトリ』がどう描かれるかが興味深い。 日本に滞在していたニコライ・ヘ...
三十年前に読んだトレヴェニアンの『シブミ』の続編が読めるとは思わなかった。日本人の精神世界を体得したスパイ、ニコライ・ヘルの若き日を描く冒険小説。まさかドン・ウィンズロウが引き継ぐとは。ウィンズロウが理解した『サトリ』がどう描かれるかが興味深い。 日本に滞在していたニコライ・ヘルはCIAの暗殺指令を受け、北京へ。
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