I AM ZLATAN の商品レビュー

ズラタンイブラヒモビッチ,ダビドラーゲルクランツ【著】,沖山ナオミ【訳】

2013/04/09

恐らくスウェーデン歴代最高のサッカー選手、ズラタン・イブラヒモビッチの自伝。良くある翻訳口調ではなく、「ああ！　確かにズラタンならこんな口調で罵りそうだｗ！」と思える文体で、一気に読めます。翻訳者さんに感謝と賛辞を。あとズラタン本人も、確かに乱暴な人間ではあるけど、熱いモノを持ち、独特のユーモアがあり、筋を通すタイプでそういう意味では好感を持ちました。フットボールビジネスの黒い裏側、多くの人を不幸にしたバルカン紛争の暗い影も知れてちょっとお得。エルゴラの広告欄で気になった方は是非。

2013/03/28

イブラヒモビッチの自伝がついに和訳されましたよ！
暴露本は賛否両論ありますけど、野次馬として読めば面白いのです。
これを読んでズラタンのことを芯が通っているまっすぐな男と感じるのか、単にキレやすい短気な男と感じるのか。
まぁ両方だろうな…
すぐに「戦争だ！」って闘っちゃうぐらいだからな…

2013/03/24

大変有名なサッカー選手の自伝。
ラフプレーで相手をふっ飛ばしたり睨みつけたり法律違反しまくったりと、悪名をはせた人物の人生とはいったいどんなものなのだろうという好奇心で読み始めた。

2013/03/19

サッカー好きな人は是非読んで欲しいね。
まず、編集が抜群。この本は編集者のファインプレーです。

それと翻訳者。ズラタンらしさをうまく引き出しています。
この方の努力がなければこの本の良さは半減していたでしょ。

あとは、是非、読んでみてください。

2013/02/27

今まで以上にズラタンが好きになりました！
暴露本なだけに面白いです。
今後のズラタンの活躍に期待しています。

2013/02/19

自分とは別世界だし、人としてのタイプも全然違うのに、なぜかどこかにシンパシーを感じる。イブラの豪快さからくる心地よさがある。それから、移籍市場の現場の緊張感、すごい世界。
自分がサッカーファンであることと、元々イブラが好きなことによる上積みも否定できないが、★5つ。
ちなみにこの本はかの倉敷保雄も大絶賛してた。クラッキ、「翻訳がいい」と言ってたが、それは大いにあると思います。

2013/02/02

とても面白かった！！！
幼少時代、マルメFF、アヤックス、ユーべ、インテル、バルサ、ミラン、これまでのすべてをイブラ節全開で赤裸々に語っています。それはもうピッチやロッカールームからプライベートまで。
よくぞここまでしっかり覚えているなぁw
乱暴なところはもちろん多々あるけど、常にまっすぐで全力で、
読んでて気持ちいいです。

昔のことは詳しく知らないので
マクスウェルとそんな腐れ縁だったことにも驚いた！

誤字脱字は目立ったけど、イブラらしさ抜群の翻訳も素晴らしかったです！
イブラが喋ってると本当に思えて読みやすかったです(*´ω｀*)

それにしてもバロンドールでペップに投票してたとは知らなくてビックリしたなぁ！この本ではボロックソに言ってるけどね笑

ところで誰だ？タグとレビュー、書くところ間違えているのはｗ

2013/01/15

日本の社会では絶対に受け容れられない規格外の育ち方をしてきた彼の、「真実の口」から吐かれた言葉がぎっしり。

2013/01/01

ここんとこサッカー偉人たちの自伝を読んでるんだけど、これはサイコーに面白かった。かなりのオススメ。スウェーデンで空前の売れ行きだったってのも、採点が辛いブクログ読者の驚くべき高得点も納得。
まず翻訳が素晴らしいのだけど（原書読んでるわけではないんですが、いかにも「ズラタン」って感じの口調がｗ）、やっぱり彼のパーソナリティが面白いですな。ペレとかベッケンバウワーのも面白かったのだけど、現役生活を終えてしばらくした人の自伝はやはり過去が美化されてるところが多いのかな～と。
そして何より「復讐心こそが最高のモチベーション」というのが最高やねｗ
もう全く僕と同じモチベーションｗ　ネガティブさに端を発しているポジティブさはとても好き。なぜ僕が彼に惹かれるのかよ～く分かった気がする。でも実は監督とはあまり対立してないんだよね、グラルディオラ以外は。カペッロとモウさんになんて完全に心酔してる感じだし。彼の復讐心って、世間一般や生い立ちやらに向けられた、一生続くであろうモチベーションなので、このオレサマぶりは一生変わらないんだろうな～ということで嬉しくなりました。まあこの人とプレーしてたら普通は委縮しちゃうよな、あのワシっ鼻の魔女みたいな顔で怒鳴りつけられるんだもの。
元気のなくなったときに読め、って一冊ですね。

2012/12/23

勝者のメンタリティを持ったズラタン・イブラヒモビッチの自伝。

母国スウェーデンではハリー・ポッターをも凌ぐ大ベストセラーを記録。マルメFFでプロデビューし、アヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ミランへと渡り歩き、全てのクラブでリーグ優勝を成し遂げている。12/13シーズンはパリ・サンジェルマンでプレー。

とにかく内容の濃い面白過ぎる自伝。趣味は自転車泥棒とプレステ。しゃべる言葉の語尾は「～だぜ」。えー、そんなときにプレステかよ!?ってツッコミたくなるようなところや、それはやりすぎだろう、呆気に取られることも多々。

でも、サッカーに対しては本気で取り組んでいるし、自分が活きるための成功への信念を持ち、決して逃げ出さない物凄い人間であることも十分伝わってきた。

多くのクラブを渡り歩き、多くの選手や監督と接してきた経験は大きく、自分の価値や役割、リーダーとしての成長など自分の言葉で綴られているのが惹き付ける大きな要因の一つ。

サッカー選手になるまでの幼少期、少年期、青年期についても生い立ちが語られてもいるけど、それだけでなく、選手や監督の人間性やチーム、クラブの雰囲気、移籍市場の舞台裏など選手本人でなければ分からないことが満載。

ボリュームは多いが最後まで飽きることのない1冊。