3月のライオン(8) の商品レビュー
宗谷名人と桐山くんの記念対局。 向かい合って指している2人だけに聞こえる声に頼らない会話のようなものがあるのかな。 魅了されたかのように棋譜をみつめる桐山くんが少し心配になったけど、二海堂くんとひなちゃんと、みんなの笑顔が周りにあるからきっと大丈夫。 ずっと笑っていてほしいなと思...
宗谷名人と桐山くんの記念対局。 向かい合って指している2人だけに聞こえる声に頼らない会話のようなものがあるのかな。 魅了されたかのように棋譜をみつめる桐山くんが少し心配になったけど、二海堂くんとひなちゃんと、みんなの笑顔が周りにあるからきっと大丈夫。 ずっと笑っていてほしいなと思う。 そして柳原棋匠と島田八段の棋匠戦は、もぅ、格好いい! こんなにすごい戦いなんだからポスターももっとすごいの作ってください! (「天国からいつも見守ってるよ」的なポスターもときめかしいけれど‥) 次巻は二海堂ワクチンの続報と桐山くんの部活動風景があると嬉しいなぁ。
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「早くぅ~、早くぅ~。次は『信長』が待ってるんだから」って、 読み終わったそばから持ってかれちゃった。 高2と高1の姪達に。 だから、『3月のライオン』のレビューはパスするかって、思っていたら、 彷徨の第八巻、感動しました。 私自身が、登場しているではありませんか。 「定年を...
「早くぅ~、早くぅ~。次は『信長』が待ってるんだから」って、 読み終わったそばから持ってかれちゃった。 高2と高1の姪達に。 だから、『3月のライオン』のレビューはパスするかって、思っていたら、 彷徨の第八巻、感動しました。 私自身が、登場しているではありませんか。 「定年を繰り上げてくれって、内示もらってな。5月いっぱいで、退社したんだ……。ま、早い話、リストラだ」 「―――でも、朔ちゃん、俺は、アンタはまだ、戦ってるんだって思ったら……。いてもたってもいられなくて……。」 「俺から仕事とったら何が残ってんだ?」 「こえーよ、朔ちゃん」 『3月のライオン』、若い人たちだけの物語だと思って読んでいたのに。 精一杯頑張った人間が、 最後に辿り着く場所が、 焼野ヶ原なんかであってたまるものか!! そして、涙が止まりませんでした……とはいかずに、 Chpter79のポスターのエピソード。 「この楕円の枠がいけないんですかね? なんていうかこう…、卒業アルバムの欠席の人みたいで…」 「いや…取ったら取ったで、今度はなんつーか… 『天国から見守ってるよ』的な空気感が出ちゃってさ…」 久しぶりに大笑い。 いまでも、思い出し笑いをして、妻に気味悪がられています。 ここで、笑い飛ばせるうちは、“戦い続けるという事”ですよ。 私だってまだ、捨てたもんじゃねえですぞ。
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幼くして両親をなくした天才棋士を主人公に、将棋界を描いているこのシリーズも本巻で8巻目。 主人公や彼のご近所さん一家に降りかかった様々な陰鬱なエピソードを描いていたこれまでとは違って、本巻は主人公と当代きっての天才棋士との対局や先輩棋士と老棋士との執念の一局等、対局中心のストー...
幼くして両親をなくした天才棋士を主人公に、将棋界を描いているこのシリーズも本巻で8巻目。 主人公や彼のご近所さん一家に降りかかった様々な陰鬱なエピソードを描いていたこれまでとは違って、本巻は主人公と当代きっての天才棋士との対局や先輩棋士と老棋士との執念の一局等、対局中心のストーリーとなっており、暗く閉塞感のある想いに囚われる主人公ではなく、まっすぐ将棋に向かい合っている主人公が描かれています。 その為、次巻以降の主人公の棋士としての成長や活躍に心躍る展開が待ち受けているのかも?と言った感じです。 次巻以降、どの様な展開が待っているかは知りませんが、いずれにしても楽しませてくれるものであるのは間違いがないといった所。 期待して待っています。
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母がゲオから借りて。 やっと最新刊読めた!。 そして表紙の美しさ! 柳原さんが何かに追われてるような感じがたまらなかった。 内容知らなかった時点であの表紙には引き込まれた。 最後に表紙のラフ画か販促用のラフ画が載ってたけど今回の表紙が一番いい。 余裕ある大人のその隙を見せつけら...
母がゲオから借りて。 やっと最新刊読めた!。 そして表紙の美しさ! 柳原さんが何かに追われてるような感じがたまらなかった。 内容知らなかった時点であの表紙には引き込まれた。 最後に表紙のラフ画か販促用のラフ画が載ってたけど今回の表紙が一番いい。 余裕ある大人のその隙を見せつけられた。 そしてあの絡めとる帯の正体はたすきだったのね。 宗谷さんが耳が聴こえない設定でちょっとホッとした。じゃないと完璧に別世界の人間過ぎて現実味がなくなる。 柳原さんと島田さんという好きキャラ同士の戦いやからどっち応援しようかってなったけど、柳原さんメイン回やったからやっぱりそっち応援しちゃうよね。 土壇場で意地と強さを見せる柳原さんがカッコよすぎる。 焼け野原というより私は深海の中に見えた。表紙のイメージからかしら。 柳原さんとか島田さんとか努力してきた人に弱い。この作品はみんな努力してるけど特にこの二人が好きなんはきっと私がおじさま好きやからだわ!!←
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頑張るおっさん達が格好良すぎだ!生き生きしてて読んでてパワーをもらえる。年寄りが元気な話ってとても良いと思う。あと食べ物が毎回美味しそうで堪らん(笑)角煮、半熟玉子、冷やし白玉シロップ……食べたいww
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おっさん同士(片方はおじいちゃんだけど)の熱い戦いに涙しながら読めるのがこの漫画の最大の特徴だと思います。 夢って何時の間にか託されて、託された側は押しつぶされそうで、っていうのがタスキですごくうまく書かれてました。 自分自身も知らぬうちに託したり、託されたりしてるのかなって。 ...
おっさん同士(片方はおじいちゃんだけど)の熱い戦いに涙しながら読めるのがこの漫画の最大の特徴だと思います。 夢って何時の間にか託されて、託された側は押しつぶされそうで、っていうのがタスキですごくうまく書かれてました。 自分自身も知らぬうちに託したり、託されたりしてるのかなって。 ここが悲しいかな勝負の世界。 あと、名人の秘密というか謎というかも明かされました。 「聞こえない」が最初比喩かと思ったら本当に聞こえてないんですね。 名人の孤独で、けど唯一である盤面のみの世界に、零は少しだけ足を突っ込めたんじゃないかなと思いました。
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宗谷さんももちろん格好いいんだけど、やっぱり棋匠戦。うおおおお。みなぎる。 そして、現代の若手から見て、老齢の方が輝いていると感じていることを、当の年代の方に知っていただきたい。 ほんとになぁ。すさまじい。
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周りからの期待やしがらみとかの諸々に縛られているから続けているだけ、と思うことでも、続けている自分を、他の誰かじゃなく自分自身が認められればそれでいい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
毎度貸してくれるNさんありがと。 体調整えて 心して読まないといけない作品なので ちびちび進めていってて 今日焼野が原②~最後まで読了。 毎巻恒例の号泣。 連勝し続ける人のメンタリティについて スポーツ選手のことは想像してみたことがあるけれど この年齢層の人に関しては 全くナシだったので ずーーんときた。 『たすき』について漠然と個人的な発想レベルでの観念しか なかったから、リアルで夢や人生を託される人の重圧感たるや・・ この作品、フィクションじゃん!と言ってしまえばそれまでだけれども 想像と取材でここまで肉薄出来ているなんて すさまじいな。 どんだけ感受性と客観性豊かなんだ?という話で。 『物語の力』の凄みってんですか?やられっぱなしの8冊目でありました。
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