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走りながら考える の商品レビュー

4.1

42件のお客様レビュー

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2013/02/24

為末元選手はやはり異色のアスリートだ。現役時代から投資の本を書いたり、実業団に所属していなかったり、ほんと異色のアスリートだ。最近は体罰などが問題になっているが、これは教育やスポーツの現場だけではなくほかの分野にも当てはまること(体罰がということではなく、上からの指示がないとでき...

為末元選手はやはり異色のアスリートだ。現役時代から投資の本を書いたり、実業団に所属していなかったり、ほんと異色のアスリートだ。最近は体罰などが問題になっているが、これは教育やスポーツの現場だけではなくほかの分野にも当てはまること(体罰がということではなく、上からの指示がないとできないということが)。為末さんの本を読むと元気になる。

Posted byブクログ

2013/02/19

たぶん夢はかなわないだろうけど、その中でどうやっていくか 余命半年なら、やりのこしたことをやりきりにいく いい本です

Posted byブクログ

2013/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

置かれた状況に関係なく、自分の全力を出しきっておくこと、そのことが後悔を整理することや、物事をきっぱり終わらせるためにもすごく重要な気がしている。 結果がうまくいったかどうかは別として、大事なのは切り開こうという意志。例えば誰かに殴られて、顔が横を向いてもその顔をフット正面に戻した瞬間、その記憶が保存されて、それが自分の自信の鍵になると僕は思っている。 若者が完璧を信じ、完璧を追い求めるのは、人生はまだまだ先が長いと思えるからだ。 挫折を早くに味わうことは、自分の「弱さ」を早く知るという利点もある。 自分は弱い。そのことを知らなければ本当の意味で強くはなれず、そのことから逃げれば、弱さを隠し、言い訳をして生きるしかなくなる。自分の弱さを受け入れるには、気力も体力も必要だ。若いうちに、早いうちに挫折を経験すれば、立ち直りも早くなる。 恐れずたじろがず、1日も早く挫折を味わってほしい。 長所も短所も相互関係。「この欠点さえなければ」とか、「自分のこんなところさえなければ」と、人はいろいろ思う。けれど、そこをなんとかなくそうと考え過ぎてしまうと、長所さえも削れてしまう。人間は本来「かたより」があって、でこぼこしていて、それが魅力になったり、個性になったりする。 自分の持てる力をすべて出してやった後は、悲しさや寂しさを超えて、「ダメなものはダメだったよね」といい清々しさがある。 「どうやったってダメだったよね」「でも、やれるだけやったよね」という感覚。 自分自身を思い残すことなく卒業させてあげるためにも、万全の準備とそのときの全力を尽くす。そこに、おおいに意味があるのだと思う。 夢を持つのは叶えるためじゃなく、一度どこかで破れるため。破れることがわかっていてもなお夢を持つこと、自分はこれになってみるんだという野心を持つこと、何かを乗り越えようと挑むことこそが大事なのだ。 身の丈を把握することと、モチベーションを保ち続けて挑戦し続けること、そして継続できることは実はすごく関係がある。 負けたり失敗したりしながら、そこには慣れず、うまくつき合いながら一番を目指して全力で生きていく人生は、決して悪くないと思う。 「自分はなぜ一番を目指すのか」を考えることは意外と奥深い。 がむしゃらに一番を目指す人もいるけれど、「一番になる」ことにちょっとした楽しさを見出している人も多い。苦行の末の一番というのもそれでありだけれど、クリエイティビティを保つために毎日「自分なりの面白さ」を追っていくのは、大事な気がする。 ここが限界というところには、どんどん動いてぶつかってみるのがいいけれど、「感覚」を磨くには観察しかない。観察することで、「感覚」はやがて実感となる。 人は毎日老いる。だったら、今日という日を一生懸命に生きることしかない。 大人になることと、自分の中の子どもの部分を殺すことは違うと思っている。 自分の中の子どもというのは、夢中とか無邪気のこと。子どもの無邪気さが発するエネルギーとひらめきには、ものすごいパワーが存在する。 残酷な現実は、「努力」は「夢中」に勝てず、「義務」は「無邪気」に勝てないということ。 どんな世界に生きている人でも、イノベーションのきっかけとなるような揺さぶりや小さな変化は、日々、必要だ。その機会を意識的に作り出している人は、次につながる大きな一歩を踏み出せる。

Posted byブクログ

2013/02/12

時間は有限。限られた時間の中で何をするかしっかりと考え一日一日を大事にしていきたい。失敗の中から得られる経験に価値を見出していこう。

Posted byブクログ

2013/01/30

今の自分には、最高の本だった。夢はたぶん叶わないけど、夢を持つことの大切さ、素晴らしさを教えてくれ、小さなプライドに振り回されないブレない生き方を示唆してくれたり、生きる力を与えてくれる。 もう一度読み返したい珠玉の一冊。

Posted byブクログ

2013/01/20

This book is written by Mr.Tamesue,who is a professional runner of 400m hurdles. In a word, this is the book of attitudes against "fai...

This book is written by Mr.Tamesue,who is a professional runner of 400m hurdles. In a word, this is the book of attitudes against "failure" or "defeat". Deeply impressed by his strong mind and positive ways of thinking. In our lives, there are many "hurdles" and,it is difficult to knock no hurdle over.The number of defeat is ,in most cases ,more than that of winning. In that sence, his ways of thinking are very important to our lives, I think.

Posted byブクログ

2013/01/02

平成23年最初の読了本。 心身の限界まで追い込んで勝負している人の様々な葛藤とメンタル整理術。全編内省的。

Posted byブクログ

2012/12/22

僕の為末先輩(ただ大学が同じだけw)への尊敬はもろばれではございますが、そんなの全部差し引いても非常に面白い書籍でした。全力推薦。アスリートが競技に向き合う中で考えたことがギュッと詰まっていて、ゆえに毎日を一生懸命生きている僕らに勇気や知恵を与えてくれる一冊です。 その時の状況...

僕の為末先輩(ただ大学が同じだけw)への尊敬はもろばれではございますが、そんなの全部差し引いても非常に面白い書籍でした。全力推薦。アスリートが競技に向き合う中で考えたことがギュッと詰まっていて、ゆえに毎日を一生懸命生きている僕らに勇気や知恵を与えてくれる一冊です。 その時の状況でギュンギュン刺される箇所は違うとは思うんですが、『ありのままでいることは結構難しい』の章とか、『負けと幸福感は別である』という言葉とか、『大人になることと、自分の中の子どもの部分を殺すことは違うと思っている』とかとか。うひゃーってなるところ多すぎて、何回読めばよいの!?と悩むぐらいです。 今、この瞬間から精一杯、考え問うていこうと思います(2012.12.21読了)

Posted byブクログ

2012/12/21

人によってはネガティブと思える本かもしれないけど、単なる根性論、理想論に終始しない冷静ながらも暖かな眼差しを文章から感じました。 ワタクシが好きな中村一義の歌の一節にある『現実的な見方をもっても夢は見れる』というのを体現されている方なんだと思います。 Twitterなどで氏の発言...

人によってはネガティブと思える本かもしれないけど、単なる根性論、理想論に終始しない冷静ながらも暖かな眼差しを文章から感じました。 ワタクシが好きな中村一義の歌の一節にある『現実的な見方をもっても夢は見れる』というのを体現されている方なんだと思います。 Twitterなどで氏の発言やこの本の一言的な物も見れますので興味ある方はそこから導入してみるのもいいかも。

Posted byブクログ

2012/12/16

ハードル競技を極めた為末さんの経験、感覚の凄さ。 一流を極めた人でしかわからない世界。 まだまだ二流の自分が一流の世界に触れることが出来たような感覚を持ちました。 自分のすむ世界で一流になりこの感覚を実体験していきたい。 共感できる感覚があったことに喜び。

Posted byブクログ