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スティーブ・ジョブズ ペーパーバック版(1) の商品レビュー

4.1

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

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2015/12/06

たまたま読んだ、マイクロソフトのWindowsNT開発の物語を読んで、ビルゲイツと同じ年ということで、ジョブズのも読んでみるかー、と暇つぶしになれば、という程度のつもりで手に取ってみた。 結論としては、こちらの方が良かった。 良かったというが、こちらの方が作品として優れている、...

たまたま読んだ、マイクロソフトのWindowsNT開発の物語を読んで、ビルゲイツと同じ年ということで、ジョブズのも読んでみるかー、と暇つぶしになれば、という程度のつもりで手に取ってみた。 結論としては、こちらの方が良かった。 良かったというが、こちらの方が作品として優れている、というような意味ではない。 そもそもジャンルが違う、といった感じ。コンピュータの開発史というつもりで手にとったが、こちらは実際には印象が違った。 技術とデザインを統合する哲学を知るための書籍、といったところだろうか。 私はエンジニアで、ものの考え方が技術より。そのため、どこかデザインというものに懐疑的というか、一般人には理解できない感覚で、なんとなくやっているんだろう、というふうに思っていた。 この本を読むと、デザインとは技術と不可分で、哲学の表現ということが非常によくわかる。 正直、自分の近くにジョブズみたいな人がいたらひとたまりもない、というほどに人格はめちゃくちゃだと感じた。 だが、強烈な哲学に筋が通っており、デザインに対して興味をそそられる。 日頃見かけるもののデザインにはどんな意味が隠されているんだろう、どんなことを表現したくてこんなデザインになっているんだろう、と何気なく見ていたものに対する注意の払い方が変わった。 デザインや芸術に関する見方が変わる。デザインセンスや美術的センスがまったくない、と思っていた私ですら、である。 Appleやジョブズといった点に付いての記述は、本書の本質ではなく、哲学的記述こそが本書の魅力であると思っている。 正直、私はApple嫌いだったのだが、その哲学を知って興味が出てきてしまっている。 Apple信者の気持ちもわかってきてしまった。ジョブズが死んで4年が過ぎた今更ながらだけど。 私と同じような、Apple嫌いの人こそ楽しめる本だと思います。

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2014/09/19

熱い人生だったことが感じ取れた。自分はスティーブジョブズみたいになりたいとは思わないが、新しい価値観に触れることができて、読んでいて面白かった

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2013/07/23

あのスタンフォードの演説が何かの間違いだったんじゃないかと言われるほど破天荒なジョブスの自伝。前書きで触れられているが、こういった本を作ろうとすると個人崇拝のような本になってしまいがちだが、それをなるべく率直に、色々な人物の視点から記述しようという試み自体が評価できる。 しかし...

あのスタンフォードの演説が何かの間違いだったんじゃないかと言われるほど破天荒なジョブスの自伝。前書きで触れられているが、こういった本を作ろうとすると個人崇拝のような本になってしまいがちだが、それをなるべく率直に、色々な人物の視点から記述しようという試み自体が評価できる。 しかし、親の教育とは何にも代え難く大切なのだ、ということを教えてくれた本だった。ipodを生み出して世の中を変えた次第は下巻にて。

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2013/07/20

人から狂人と言われるくらいじゃないと、決して魅力あるものなんてつくり出せない。 短い人生を思い切り駆け抜けた軌跡がよくわかる伝記。

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2013/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

例に漏れず、スタンフォード大学でのスピーチに魅せられて興味を持つ。ジョブズという男がいかに天才かを感じる一方で、尊敬とは程遠い人格の持ち主であると感じた。勉強になったというよりも、まさしく伝記。あと、専門用語大杉読むのしんど(ry

Posted byブクログ

2013/01/14

あれだけのカリスマなのだから、きっと面白い人なのだろうと思ってはいたがこれほどの奇人だったとは、という感じ。 同時代にこれほど特徴的で人を惹き付ける人物がいて、自分が生前にはそれ程知ろうとしなかったのが残念。 だが一緒に仕事をするのは絶対に嫌だとも思った。 仮に今の10倍の給料...

あれだけのカリスマなのだから、きっと面白い人なのだろうと思ってはいたがこれほどの奇人だったとは、という感じ。 同時代にこれほど特徴的で人を惹き付ける人物がいて、自分が生前にはそれ程知ろうとしなかったのが残念。 だが一緒に仕事をするのは絶対に嫌だとも思った。 仮に今の10倍の給料がもらえるとしても。(それ以前に「クソ」の部類に入ってしまうだろうが) iMac,iPod,iPhone,iPadと立て続けにヒット商品を生み出すことになる2巻が楽しみである。

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2012/12/26

遅ればせながらペーパーバック版で購入&読了。 読み進めるにつれて本の世界に引きこまれました。 Appleを追放されたジョブズがNextの立ち上げ、ピクサーを買収し映画トイストリーをヒットさせるまで。 今2巻を読んでます。

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2012/12/09

社会人になって、はじめて購入したPCから、ずっと私はMAC派。i-Podも3代目。ドコモでi-Phoneが出たら、たぶん買っちゃうと思います。 アップルを追い出されたジョブズがNEXTを立ち上げて、ピクサー映画fがヒットして、アップルに戻って大復活を遂げた経緯をリアルタイムに体...

社会人になって、はじめて購入したPCから、ずっと私はMAC派。i-Podも3代目。ドコモでi-Phoneが出たら、たぶん買っちゃうと思います。 アップルを追い出されたジョブズがNEXTを立ち上げて、ピクサー映画fがヒットして、アップルに戻って大復活を遂げた経緯をリアルタイムに体験してきたので、非常に興味深く読めました。 とにかくモノづくりへのコダワリが凄いですね。大企業でありながら、CEOが商品から広告、店舗づくりまでコト細かく指示をするなんて、驚きです。でも、そのコダワリが、あのブランドを作り上げて来たのは事実ですね。YouTubeでアップルのCMを見ると、どれも本当に素晴らしいです。ジョブズのDNAを感じずにはいられません。一緒に働く人は本当に大変だと思いますが。。。 アートとテクノロジーの交差点に立つことで価値を産み出す、禅から学んだシンプルな発想などは、様々なヒット作品の根底にある哲学を感じます。 歴史に残る経営者ですが、清濁どちらも押さえ、ナマのジョブズが描かれている(であろうと思われる)点は素晴らしいと思います。

Posted byブクログ