自分らしい人生を創るために大切なこと の商品レビュー

経沢香保子【著】

2019/11/09

キッズラインの経沢香保子さんが、トレンダーズ時代に書かれた本。
女性ならではの視点で書かれた人生指南書で、人生の目標設定、女性としての美、そしてパートナーシップについて書かれている。
男性が読むと少し違和感があるかもしれないが、女性の読者としては心に入りやすい感情に訴える文章。
少し不器用な感じが私は好感を持てた。
パートナーシップの部分はあまり興味はなかったが、人生の目標を設定や健康に関する部分はとても参考になった。

2016/04/02

一歩先をいく女性の先輩として、諦めずに自分の人生を歩むということについて真摯に語り掛けてくれる１冊です。
とても心を揺さぶる、まさに新年度のスタートの時期に読めてよかったです。
冒頭から心に染み込むのが、次の言葉。

「いま、４０代を目前にして実感しました。

自分らしい生き方の目標設定をして、丁寧に毎日を歩むこと。
誠実に周囲と信頼関係をつくり続け、自らの環境を整えること。
明るく前向きな心で過ごし、美しく生きること。

それこそが、自分の人生を創ることであり、その毎日が、幸せなのだと。」

書かれていることの１つ１つがとても胸に響いて、読み終わってすぐに最初から読み返したくらい。
きっとこの先も何度も読み返すことになりそうです。

注目すべきは、綴られているのが単なる精神論ではないところ。
熱い想いを持っていれば女性も社会で頑張れる！みたいな話じゃなくて、自分の体や心の管理の仕方、苦しい時の乗り越え方、美容について行っていることなど、どれも具体的に書かれているので即実的です。
若い頃は気力と愛嬌でなんとかなることも、意識して工夫をしていかないと乗り越えられないことが増えてきますしね。体力もしかり。自分で意識して体を動かす機会を作らないと、衰えるばかりですね。

難しい局面に直面するとぐるぐる思考を彷徨わせてしまいがちですが、物事をシンプルに考える著者のスタイルがすごく好きです。
「問題のほとんどは、次の３つのうちのどれか。①すぐに解決できること、②代替可能な選択肢があること、③学びになること。①と②はそれほど大きな問題ではないし、③は宝のような経験になるとわかっていれば、クリアできるはずです。」
というのも、大好きな一文です。

苦しい時こそ、成長のとき、学びのとき。
わかっていても、渦中にいるときはしんどい。
でも、必ず乗り越えられると自分を鼓舞したいとき、この本はすごく勇気をくれます。
女性として社会で生き抜く誇りを感じさせてくれる１冊でもあり、おすすめです。

2016/01/24

思ったより(？)中身が濃かったのが嬉しかった。ハウツーのテクニックよりも、精神論が多いかな。

★「最近仕事の調子はどう？」ではなく、「最近のコンディションどぉ？」の聞き方はいいなと思った。

2014/12/05

トレンダーズのファウンダー経沢氏の人生指南書。
理想の人生を歩むために必要なことを、女性経営者の視点から、ご本人の経験則を踏まえて提案しています。
仕事から普段のライフスタイル、人間関係、目標設定の仕方など幅広く触れています。
特に女性上司や女性の部下などを持つ、男性社会人にも参考になる一冊では。
一つひとつの行動を起こすときに、「なぜそれを選んだのか」と自問自答して、納得して人生を積み重ねていく(P28)など示唆に富んだ参考になる考え方を学べます。
改行や行間の空け方など読む易く工夫している点も好感が持てます。

2014/02/16

早い段階で「数」で勝負できる仕事をやらせてもらって、そこで圧倒的な結果を出すと、その後の働きやすさにつながる。 #メモ
福利厚生が充実している会社＝女性が活躍できる会社ではない。個々人の力が正しく活かされ、引き出され、評価されること。 #メモ
パートナーとは、どちらか一方が相手に何かをしてあげること関係ではなく、ともにいることで豊かになる関係。それには、お互いの夢やビジョンが共有できて、それを実現するべく協力しあう関係。 #メモ
問題のほとんどは、すぐに解決できること、代替可能な選択肢があること、学びになることのどれか。 #メモ
自信は積み上げ。 #メモ
重要なのは「正しいか正しくないか」ではなく、「何を学べるか」。 #メモ
毎回の判断はあくまでも通過点であって、判断そのものは結論ではない。 #メモ
安定とはどこかに所属すれば手に入るものではなく、自分の中につくり上げるもの。 #メモ

2013/08/01

『働く女性はすべてを手に入れるのが難しい。』

そんなことないっ！っていうのを、私も体現していきたい。

2013/07/21

経沢さん自身が好きというわけではないけど、女性ならではの感覚や他者尊重の心をもって、女性としての美しさも大切にしながらがんばりたいな、と思えた。

2013/01/31

最後のパートナーシップの章は興味深く読めたのだけど、
ビジネスの部分は記憶に残らなかった。
響かないというか。
同じことしか言っていないというか精神論ばかりだからかもしれない。

同じく女性経営者が書いた本なら野口美佳さんのが面白い。

あと、今時、異性愛しか焦点を合わせないのはどうなのかと思った。

2013/01/03

トレンダーズのセミナーで当選。経沢さんの本は２冊目だが、女性向けの語り口調だからなのか、私には少々読みづらい。
過去の起業〜上場までの様々な体験から、仕事において何が大切か、人生において何を重要視するかを考えさせる内容。

2013/01/01

理想の人生を思いっきり描くこと、そしてそれに向けて、信頼できる自分をつくることが何より大切なこと。この、著者の一貫した考えにとても共感。成功するためのハウツーではなく、ひとりの女性としての、人生に対する著者の考えが素直に述べられた本。女性として、非常に魅力的で、憧れます。
また、文章も非常に読みやすかった。仕事だけでなく、結婚や出産など多様な経験をしてきた女性らしい深みを感じる。
自己啓発本は色々読んでみたことはありますが、しばらくはこの一冊が人生のバイブルになりそうな予感。迷いや不安を持ったときには繰り返し読みたい本です。