【小説】めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版(下) の商品レビュー
四冊続けて読んだからか、大分西尾維新のくどさへの耐性もついたというか、戻った感じがある。冗長さが話の間延びを生んで、正直結局少し盛り上がりに欠けたなあとは思うけど、ラストステージのバトルのまとめ方は好みだったし、エピローグは中々嫌いじゃない。バトルの端々は、やっぱり緻密かという...
四冊続けて読んだからか、大分西尾維新のくどさへの耐性もついたというか、戻った感じがある。冗長さが話の間延びを生んで、正直結局少し盛り上がりに欠けたなあとは思うけど、ラストステージのバトルのまとめ方は好みだったし、エピローグは中々嫌いじゃない。バトルの端々は、やっぱり緻密かというと頷けないところがあるけど。 前日譚のスピンオフ同様、終わりまでみて、やっと一段落するという感じ。また、これを読んでおけば、最終巻はより楽しめるだろうなあ。
Posted by
須木奈佐木咲が本編に出ていたアイドルと気付いたのは、終盤も差し掛かる頃、安心院さんの発言から。 遅すぎだな。
Posted by
上巻とは、視点人物が替わり、やや普通の話になった印象。(^^; 安心して読めるっていうんですかね。 ムリに苦労を背負う必要も無かっただろうにねぇ、と視点人物に同情を感じます。(^^; 最終決戦の結末で使った技が、もうジャンプっぽくて最高。(^^;
Posted by
マンガだと思って買ったら小説だったシリーズ2。上巻に引き続き豊富な語彙を楽しみながら軽やかに読める。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【これを読んでも結局は無意味でしかないから】 人が認識した時点で、想像した時点で、世界はすでにそうなっている。つまり、これは安心院さんの手のひらなんだと感じた時点で安心院さんの手のひらにのるし、起こった事全てを安心院さんの御心という事にできる。そして、安心院さんにも欠点がある筈だと思った時点で安心院さんに弱点ができる。 そういうことだ。そうだと信じる事が、全てを可能にし不可能にしてしまう。特に、この小説という世界はかんがえられることは全て実現可能にしてしまう。つまりできる事が多い人はなんでもできる。認識を広げていけば、自分を広げ続ければ、、つまりまだ知らない事とあとは全部できる事なんだ。 矛盾している事だっていつかは全部知ってしまうだろうし、知らない事は感知できないから、知らない事にもならない。 ところで、僕は地球の名前を知りたいと思っているんだけど、それはいつごろ分かるのかな?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
球磨川さん主人公?の物語下巻。 あの球磨川さんが安心院さんの敷いたレールの上に乗っかったまますんなりと行くわけがなく、安定の負けっぷりを発揮です。 中盤からは咲ちゃんに(語り部だけでなく)主人公の座も奪われる。 本性出した咲ちゃんと球磨川さんの絡みも見たかったところ。 不思議と嫌いになれない球磨川さんの人柄も健在。 まさか咲ちゃんがアイドルになった理由の一端が知れるとは!
Posted by
"めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版(下)"西尾維新著 JUMP j BOOKS(2012/11発売) ・・・西尾維新原作コミック”めだかボックス”番外編小説。コミック15巻収録の外伝”グッドルーザー球磨川”の続編。その下巻。 水槽学園生徒会...
"めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版(下)"西尾維新著 JUMP j BOOKS(2012/11発売) ・・・西尾維新原作コミック”めだかボックス”番外編小説。コミック15巻収録の外伝”グッドルーザー球磨川”の続編。その下巻。 水槽学園生徒会長となった球磨川。水槽学園に居つき、箱庭学園にこない球磨川に業を煮やした”安心院さん”は球磨川にゲームを仕掛ける。 上巻にて第一関門を突破した球磨川は残り三つの関門に挑むことになるが・・・。 ”須木奈佐木咲のいわれのない身代わり”・・・第二関門の相手は須木奈佐木の親しい後輩だった。二人を争わせたくない須木奈佐木は知略を巡らすが・・・。 ”須木奈佐木咲のやむにやまれぬ大活躍”・・・予想外の結末を見せた第二関門を受けての第三戦・第四戦。 ・・・予想外の展開で大変、楽しめたのですが、水槽学園は廃校になっていません。完結篇はコミックの最終巻に収録されています。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
外伝下巻。段々パートナー咲の化けの皮が剥がれてきて面白い。一人称が俺だったんだ。相変わらず球磨川はマイナス。安心院さんの端末はどこにでもいるんだと感じた。
Posted by
本作品は週刊少年ジャンプ連載中のめだかボックスの番外編が、グッドルーザー球磨川というタイトルでジャンプネクストに掲載されて、更にその後の話を小説として、めだかボックス原作者の西尾維新が書き下ろしたもの。 普段ライトノベルはほとんど読まないけど、西尾維新だけあって面白かった。 も...
本作品は週刊少年ジャンプ連載中のめだかボックスの番外編が、グッドルーザー球磨川というタイトルでジャンプネクストに掲載されて、更にその後の話を小説として、めだかボックス原作者の西尾維新が書き下ろしたもの。 普段ライトノベルはほとんど読まないけど、西尾維新だけあって面白かった。 もともと原作のめだかボックスもすきだし、番外編も読んでいたので最初から感情移入ができていた。 シリーズ物の小説やノベライズ作品の利点だと思う。 出来ればもっと書いてほしいところだけれど難しいのかな。 水槽学園の最後とか見たいんだけどな。
Posted by
第-3槽 『須木菜佐木咲のいわれのない身代わり』 第-4槽 『須木菜佐木咲のやむにやまれぬ大活躍』 『エピローグ』 定められたルール(条件)があって、そこから予想外の方法で結末をつけるという流れがどの話も本当に面白くできていて、これは良い西尾。 能力があって条件があってと、過...
第-3槽 『須木菜佐木咲のいわれのない身代わり』 第-4槽 『須木菜佐木咲のやむにやまれぬ大活躍』 『エピローグ』 定められたルール(条件)があって、そこから予想外の方法で結末をつけるという流れがどの話も本当に面白くできていて、これは良い西尾。 能力があって条件があってと、過去の西尾作品と比べると、『りすか』に近いかも……とか考えて続きェ……ってなった。
Posted by