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火口のふたり の商品レビュー

2.8

48件のお客様レビュー

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2013/01/10

結局何を書きたかったのか、よくわからない。 物語は破綻していないが、この本を書く意味があったのだろうか。

Posted byブクログ

2013/01/05

う〜ん、時勢なのか、震災に影響されている作品が多いなか、ちょっとぶっ飛び過ぎた感じがする。初期の頃の作風、カムバック!

Posted byブクログ

2013/01/03

白石一文はそこそこ好きな作家で新刊が出るとなるべく買うようにしている。本著は正直うーん、微妙って感じ。 妹のような存在である従妹が結婚することになり、式までの5日間をその従妹との性愛に溺れることを描いている。それに震災による原発事故やら最後には富士山爆発となるが、それらと従妹との...

白石一文はそこそこ好きな作家で新刊が出るとなるべく買うようにしている。本著は正直うーん、微妙って感じ。 妹のような存在である従妹が結婚することになり、式までの5日間をその従妹との性愛に溺れることを描いている。それに震災による原発事故やら最後には富士山爆発となるが、それらと従妹との性愛の関連性には今ひとつ首を傾げざるをえない。 「いまやりたいことをやっていると、人間は未来を失い、過去に何も残せない。明日のために必死の思いで今日を犠牲にしたとき、初めて立派な昨日が生まれる」とあるが、そうかなぁって個人的には思うのだが・・・。

Posted byブクログ

2012/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 浮気がばれて離婚し、会社を首になってしまい、再起を図って起こした事業も潰してしまった男が、従姉妹の結婚式に出るために故郷に戻り、従姉妹と再会し、昔の擬似近親相姦が再発するというお話。つまらない。富士山爆発を絡める意味もチープ。 内容紹介 「私、賢ちゃんの身体をしょっちゅう思い出してたよ」純粋な、ひたすらの欲情に溺れるいとこ同士の賢治と直子。出口の見えない、男と女の行きつく先は? 極限の愛と官能を描く、著者新境地! 内容(「BOOK」データベースより) こんなに純粋で、他に何もない、ただひたすらの欲情に我と我が身が翻弄されるのは実に久しぶりだった。直子と一緒だった頃、俺はこんなふうに生きていたのだろうか―挙式までの五日間、抗いがたい欲情に身を任せる賢治と直子。出口の見えない、男と女の行き着く先は?不確実な世界の、極限の愛。

Posted byブクログ

2012/12/24

今回も「白石ワールド」にドップリ浸からせてもらいましたー。 しっかし、白石さんの作品を読むとお腹が減る。 白石さんの作品には料理男子がよく出てくるけど、彼らが作る「男の料理」がいつもウマそうなんだよなぁ。

Posted byブクログ

2012/12/23

人によってセックスは肌に合う合わないがあるだろうけど、文章も肌に合う合わないがあると思う。私にとって、白石さんの文章は肌に合う。官能小説と文学の狭間の作品。大震災の意味と、人がいつ死ぬかわからない不安と存在の意味を考えさせられた。 ただ、表紙がエロくて、ちょと手に取りにくいかも。

Posted byブクログ

2012/12/17

「たいがいなことに不真面目でも男女の恋愛だけはまじめがいいと思っている人間」は女に多く、その逆は男が多い気がする、 という文面には膝を打った。 でも 「いまやりたいことをやっていると、人間は未来を失い、過去に何も残せない」 に、人生の半分を終えた私には同意できかねる。 それな...

「たいがいなことに不真面目でも男女の恋愛だけはまじめがいいと思っている人間」は女に多く、その逆は男が多い気がする、 という文面には膝を打った。 でも 「いまやりたいことをやっていると、人間は未来を失い、過去に何も残せない」 に、人生の半分を終えた私には同意できかねる。 それなりの苦労もし、ちっちゃな喜びにシアワセを感じる今、「いまやりたいことはいまやりたい」のだ。 それは、明日、富士山が噴火しようと、しまいと、変わらない。 実際、明日の日本がどうなるかわからない状況になったら、会いたい人に会いに行き、食べたいものを食べるけど。 ほとんど「エロ小説」といってもいい話。 さすがに、新幹線の中は、ねーだろ、と思う小市民だが、都会人には普通のことなのか?

Posted byブクログ

2012/11/24

いまやりたいことをやっていると、人間は未来を失い、過去に何も残せない。明日のために必死の思いで今日を犠牲にしたとき、初めて立派な昨日が生まれる。

Posted byブクログ