ゾンビ襲来 の商品レビュー
タイトルの通り、国際政治理論でどのようにゾンビに対応するかということをまじめに書いた話。 理論についてもう少し詳しければ、もっと楽しめたかもしれませんが、逆にこれをとっかかりに調べてみても面白いかもしれませんね。 実質半分が本題で、残りの半分が訳者解説と注釈。 分量的にちょっとお...
タイトルの通り、国際政治理論でどのようにゾンビに対応するかということをまじめに書いた話。 理論についてもう少し詳しければ、もっと楽しめたかもしれませんが、逆にこれをとっかかりに調べてみても面白いかもしれませんね。 実質半分が本題で、残りの半分が訳者解説と注釈。 分量的にちょっとお高い気がしますな。(^^;
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エンタメ的な本かと思いきや、まじめに国際政治的観点からゾンビが発生した場合にどう対処するかの論文(?)。国際政治論がよくわかっていないので腑に落ちない。ただ、ゾンビが発生した場合、国際機関や各国の安全保障当局は機関間の「押し合いへし合い」などで適切な対処ができないという結論が興味...
エンタメ的な本かと思いきや、まじめに国際政治的観点からゾンビが発生した場合にどう対処するかの論文(?)。国際政治論がよくわかっていないので腑に落ちない。ただ、ゾンビが発生した場合、国際機関や各国の安全保障当局は機関間の「押し合いへし合い」などで適切な対処ができないという結論が興味深い。ゾンビを身近な災厄(原発とか)にしても十分に当てはまる。とはいえ、ゾンビに対する備えと言われると・・・。取り敢えずは、本書で絶賛している「ワールドウォーZ」の映画を見てみようかと。
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いわゆるゾンビ系エンターティメント本ではありません。 気鋭の国際政治学者が、もし、本当にゾンビが襲ってきたとしたら、既存の国際政治学(国際関係論)の諸理論が、どのように対応するか、真面目に検討した論文(?)。 まず、複数の映画等から、ゾンビの定義が正確になされ、それがコミュニティ...
いわゆるゾンビ系エンターティメント本ではありません。 気鋭の国際政治学者が、もし、本当にゾンビが襲ってきたとしたら、既存の国際政治学(国際関係論)の諸理論が、どのように対応するか、真面目に検討した論文(?)。 まず、複数の映画等から、ゾンビの定義が正確になされ、それがコミュニティ、政府、そして多国間に与えるストレスによってどのように反応するかを考える。 なかなか面白く読めますが、国際関係論???という場合は、本書を読む前に国際関係論の入門書を読んでから本書を読まれたほうが面白いと思います。
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ゾンビが襲来したという外生的ショックに対し、国際政治論の観点からどのような対応を行うと予想されるか、どう対応すべきかを論じた一冊。 巻末の訳者によるゾンビ研究が50ページもあり、内容もゾンビ愛に溢れていて、本編よりも面白い。 ゾンビ好きは一読だと思う。
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真面目に考察していると見せかけて、実はけっこうおふざけ入ってる。途中途中の挿絵とコメントに味がある。
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ゾンビがそんなに好きでもないし、国際政治理論に詳しいわけでもないので、いまいちノリについていけなかった。 なんでアメリカ人はこんなにゾンビが好きなのか。って、そりゃ、移民が増えたからでしょ、なんだけど、そんな読み方をしたら負けた気がする。
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増殖し拡散するゾンビという脅威に対して、国際政治理論をぶちかます。 これまでのゾンビ映画作品を用いて解説している所も面白い。
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とにかく想像もしなかった本。 まさか、国際政治理論とゾンビが結び付くなんて考えもしなかった。 でも、ゾンビが襲来するという、想定外なことを、学問的に考えることって大事なんだろうと、読み終わってみると感じた。 そして、なにごとも、想定しておくことは、決して無駄にはならないよう...
とにかく想像もしなかった本。 まさか、国際政治理論とゾンビが結び付くなんて考えもしなかった。 でも、ゾンビが襲来するという、想定外なことを、学問的に考えることって大事なんだろうと、読み終わってみると感じた。 そして、なにごとも、想定しておくことは、決して無駄にはならないように思った。 にしても、ゾンビというとてもありえない物体?!と遭遇する、もしくは、襲来を受けることをまじめにとらえるってなかなかできないことだけど。 結局、おもしろかった。 ぜひ、たくさんの人に読んでほしい。 ただ、論文っぽい訳(もしかしたら、原文も論文なんだろうが)が、慣れるまでは読み進めにくかった。、
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ゾンビが発生した場合、国家はどのように対処するか、国際政治理論の様々な立場からシミュレートして説明してくれる本。ゾンビとか突拍子もないと思うが、著者も言うように、どの理論をどの場面で適用するかはもはやアートの領域だから、空想だろうと具体的に考えることが重要。全て説明できる理論があ...
ゾンビが発生した場合、国家はどのように対処するか、国際政治理論の様々な立場からシミュレートして説明してくれる本。ゾンビとか突拍子もないと思うが、著者も言うように、どの理論をどの場面で適用するかはもはやアートの領域だから、空想だろうと具体的に考えることが重要。全て説明できる理論があれば別だが、そんな便利なものはあり得ない。
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ゾンビ云々抜きにして国際政治の初歩がなんとなくわかった気になるという点がよかった。 国家は自国の利益のために動くというリアリストと国連などの機関による国際協調も可能だとするリベラリストと国際協調も可能だが強い国家が1国でも武力行使できちゃうというネオコンなどがゾンビという脅威にど...
ゾンビ云々抜きにして国際政治の初歩がなんとなくわかった気になるという点がよかった。 国家は自国の利益のために動くというリアリストと国連などの機関による国際協調も可能だとするリベラリストと国際協調も可能だが強い国家が1国でも武力行使できちゃうというネオコンなどがゾンビという脅威にどう対応可能なのか、といったことを真面目に論じている。 しかし、結論はゾンビに脳みそをくわれてしまう前に脳みそを使ってどうするか考えようという巧いオチだ。誰が巧いことを言えと。 ま、ゾンビはひとつの切り口で、これをテロリストに置き換えてもだいたい通じる内容。国際政治ってのも結構面白いね。
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