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盗まれた顔 の商品レビュー

3.1

15件のお客様レビュー

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2024/06/20

久しぶりの羽田作品 盗まれた顔というタイトルから、ミッションインポッシブル的な?と想像したが全然そんな感じではなかった。 見当たり捜査してる白戸さんの捜査の話や、彼女の話だった。

Posted byブクログ

2024/05/21

やはり、芥川賞作家は違いますね。これだと決めた題材をとことん調べて書く感じが文章に滲み出てて素晴らしいです。まず、見当たり捜査員という題材が凄いです。犯人を見つけたときの緊迫感もずっと見つからない空振りの日々の緊張感も伝わってきました。

Posted byブクログ

2019/12/25

見当たりという、ただひたすらに指名手配の人の顔を覚え、街に出て探すという話。 そんな感じで主人公が捕まえた人から、事件は大きくなっていきます。 しかし、最後の千春との関係はどうなるんだ?

Posted byブクログ

2019/06/17

「見当たり捜査官」の話。 警視庁捜査共助課「見当たり捜査官」の白戸は、500人もの指名手配犯の顔を記憶し、3人でチームを組んで、来る日も来る日も街頭に立って、すれ違う人々の中から犯人を見つけ出す捜査官。 ある日、白石は中国人マフィアを逮捕するが・・・。 羽田圭介がこのような刑事...

「見当たり捜査官」の話。 警視庁捜査共助課「見当たり捜査官」の白戸は、500人もの指名手配犯の顔を記憶し、3人でチームを組んで、来る日も来る日も街頭に立って、すれ違う人々の中から犯人を見つけ出す捜査官。 ある日、白石は中国人マフィアを逮捕するが・・・。 羽田圭介がこのような刑事ものを書かれたことに驚き。 中国人マフィアや公安も登場して、少し新宿鮫を思い出した。 しかし、やはり羽田圭介氏、犯人逮捕や真相解明を通して、見当たり捜査官の心の有り様に焦点が置かれている。 また、同棲相手の千春の謎、捉えどころのなさも興味深がった。 wowowのドラマとは、千春の正体が違っていたが、原作の方が何倍も良いと思う。 (図書館)

Posted byブクログ

2018/10/30

この著者の作品は芥川賞受賞作しか読んでないし、内容も忘れてしまった。WOWOWでドラマ化されると知って本作も読んでみた。本作の見当たり捜査というのは最近刑事小説で散見できるようになってきたが、推理小説作家の間でも流行があるのだろうか、しかし本作はその捜査官が主人公となっており、実...

この著者の作品は芥川賞受賞作しか読んでないし、内容も忘れてしまった。WOWOWでドラマ化されると知って本作も読んでみた。本作の見当たり捜査というのは最近刑事小説で散見できるようになってきたが、推理小説作家の間でも流行があるのだろうか、しかし本作はその捜査官が主人公となっており、実際の取材からと思われる捜査の実態もなんとなく分かった、発祥が大阪府警というのは驚いたが、いかにもなまくらな大阪府警らしい捜査だなと納得してしまった。しかしどの刑事小説でも公安という組織は悪の組織のように扱っているなあ。

Posted byブクログ

2016/08/02

羽田さんが書いたの?とびっくりする警察もの。 見当たり捜査班…こういう刑事さんは今日も街に立っているのかな。 いろんな顔全て知るなんて難しいけど信じきれる存在いないと白戸さんが潰れてしまいそうで…しんどい仕事だと思う。 相手のことをわかりたい、でもわからないことも多い。ふとした時...

羽田さんが書いたの?とびっくりする警察もの。 見当たり捜査班…こういう刑事さんは今日も街に立っているのかな。 いろんな顔全て知るなんて難しいけど信じきれる存在いないと白戸さんが潰れてしまいそうで…しんどい仕事だと思う。 相手のことをわかりたい、でもわからないことも多い。ふとした時知らない顔を見てしまったら…人としての度量が必要なのかも。

Posted byブクログ

2015/12/11

主人公の見当たり捜査官白戸と同様に読んでてイライラする。 同じような表現が多用してあって、進展もクライマックスもなんか地味。 内容とタイトルもなんだかチグハグな?

Posted byブクログ

2015/10/28

見当たり捜査官、白戸さんの話し。おもしろかったけど、なかなか進まない。最後もなんかはっきりしなくて、あやふやな終わり方なんだけど、それがまたいい。じわじわくる。

Posted byブクログ

2015/08/25

なんか前半は同じような文章がでてくるようで、後半も、今一でした。同棲相手との関係もすっきりしない、途中で飽きちゃった。

Posted byブクログ

2015/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なかなか当たりが出ない日々に、そろそろ見当たり捜査官として潮時かと悩む白戸。あまりプレッシャーに思わなくていいよ、波やスランプはあって当然だし、犯罪者は今日は、そこを通らなかっただけかもしれないんだから。 一方、着々と実績を伸ばす安藤刑事。すごいセンサー持ってるね。でも三人で一班なんだし、逮捕時にはお互い協力するんだから、その中の誰が発見しても、三人の実績としてカウントしてくれたらいいのにね。 都会って、それだけ普通に犯罪者がウロウロしているんだな。私たちは知らないですれ違っているかと思うと不安になる。 千春の行動がなんだか怪しい。何かを隠しているようだ、信じたいけど何だか気になる・・・・それを面と向かってなかなか本人に確かめられない白戸。そういう煮え切らない部分はちょっとイラッとする。

Posted byブクログ