1,800円以上の注文で送料無料

強い会社の教科書 の商品レビュー

3.7

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/02/24

2024/02/24読破  一言 組織の作り方と、社長の在り方について 感想  「組織の作り方と継続方法」と「社長の在り方と金銭管理」について本書で学べます。p343ページ以降は、社長に対してのメッセージが多かったです。人材採用と評価については、永森重信さんと似たような教育方針...

2024/02/24読破  一言 組織の作り方と、社長の在り方について 感想  「組織の作り方と継続方法」と「社長の在り方と金銭管理」について本書で学べます。p343ページ以降は、社長に対してのメッセージが多かったです。人材採用と評価については、永森重信さんと似たような教育方針を感じました。他の本も読んでみたいと思います。 下記は印象に残った点 p102 ニーズがないのならやめればいい。 ニーズを汲み上げられないなら、汲み上げる仕組みを作れば良い。 p124 部下を失敗させまくることが育つコツ。 失敗をフォローする仕組みを作れば良い p168 人に仕事をつけるのではなく 仕事に人をつけるのが大切 p180 永森重信の人材採用に似ています。 採用面接 ・私服で着てもらう ・勉強以外に打ち込んだこと ・親友の紹介 ・3回同じ質問をする ・大切にしているものを5つ話す 3つ以上が自分の価値観と合っていなければマイナス p283 経費の使い方 経費は粗利が増えること お客様の数が増えること p290 社員にとって、報告は嫌なことで面倒なこと 「嫌なこと、面倒なこと、やりたくないこと」 =仕組みで解決すること p304 基本給は、年功序列(経験年数) 手当は 、役職 賞与は 、成果 スタッフが不満がある場合は、自ら改善案を作り、提案させる。 p327 スタッフを3等級にする 一般スタッフA〜C 幹部    A〜C 成果の高い一般スタッフ→A 成果の低い幹部→C みたいなグループ分けで評価が可能 降格する仕組みと復帰する仕組みが大切

Posted byブクログ

2021/05/09

非常に読みやすかった。 メリハリのある経営だなと実感した。 観察→仮設→検証が大切、学ぶ=真似る、体験させてテキストで教える、クレーム対応の目的はお客様の傷ついた心を癒すこと等、読んでいて「なるほど」、「確かにそうだな」とうなづく内容が多くあった。 これからの仕事に活かしていきた...

非常に読みやすかった。 メリハリのある経営だなと実感した。 観察→仮設→検証が大切、学ぶ=真似る、体験させてテキストで教える、クレーム対応の目的はお客様の傷ついた心を癒すこと等、読んでいて「なるほど」、「確かにそうだな」とうなづく内容が多くあった。 これからの仕事に活かしていきたい。

Posted byブクログ

2019/06/08

【失敗して痛い思いをしないと学べない】  本書は、ダスキン事業や中小企業の経営サポートを行う株式会社武蔵野の代表取締役社長である小山昇によって書かれた物であるため、経営者や経営に興味のある人に是非読んでもらいたい一冊である。ただ著者の考えが述べられているだけでなく、実績があるか...

【失敗して痛い思いをしないと学べない】  本書は、ダスキン事業や中小企業の経営サポートを行う株式会社武蔵野の代表取締役社長である小山昇によって書かれた物であるため、経営者や経営に興味のある人に是非読んでもらいたい一冊である。ただ著者の考えが述べられているだけでなく、実績があるからこそ著者の経営に対する考えには説得力がある。  私もそうであるが、何事も失敗を恐れて積極的に行動できない人が多いのではないか。怒られるから、迷惑をかけるからなど、失敗という言葉に対してネガティブな印象を持つ人が多い。しかし、著者は失敗することで学び、強くなるという。私はこの考えに対して、確かに失敗したことは忘れないし、次こそは成功してやるという気持ちになった経験があると感じた。著者の明記する良い社長の条件の一つでもあるが、小さな失敗を重ねてきた人が良い社長であるというのもまさにその通りであると感じる。今「良い社長」と述べたが、良い社長がいるなら悪い社長もいる。悪い社長とは、みんなの意見を聞く人や判断力のない人が挙げられる。良い社長とは、小さな失敗を重ねてきた人に加え、せっかちな人や何事も動機が不純な人であると述べられている。良くも悪くも、会社の指針を決める社長が全てであると言う。  本年から桜美林大学の国際センターでも取り入れられている、「決まった席をもたせない」ということが大切であると本書では述べられている。これは、決まった席を持たせないことで社員の安心を捨て、戦う意識を育てるためであるという。目的は違うかもしれないが、高校まであった自分の席が大学に入るとなくなり、自分の好きな席に座りたいなら他人と競争して取りに行く。確かに自分の席がないほうが頑張れるのかもしれない。また、社員に対して同じ能力を求めず、十人十色であるという認識を持つこと、そしてそれを活用することが大切であると述べられている。無理に不得意なことをさせるのではなく、得意なことをさらに伸ばすことで実績も上がっている。  著者は、社長と社員が直接接点を持ち、価値観を共有することで強い会社ができ上がると考えている。実績を上げるためであるとはいえ、ここまで社員を思ってくれる社長はなかなかいないのではないか。この本を読めば、きっとこのような社長になりたい、このような社長の下で働きたいと思えるだろう。

Posted byブクログ

2017/05/06

・一番先に決めるのは「売上」ではなく「経常利益」 ・まず「やらないこと」を決める ・不得意なことには手を出さず「自社の強み」をさらに強くする ・先行指標:  1)高級料理店が大勢のお客様で賑わうと、やがて景気が失速する  2)主婦が株を買いだしたら、景気のピークを過ぎてい...

・一番先に決めるのは「売上」ではなく「経常利益」 ・まず「やらないこと」を決める ・不得意なことには手を出さず「自社の強み」をさらに強くする ・先行指標:  1)高級料理店が大勢のお客様で賑わうと、やがて景気が失速する  2)主婦が株を買いだしたら、景気のピークを過ぎている  3)世界的シェアをもつA社の業績 ・バックヤードは、デジタルで簡素化と共有化  お客様との接点は、アナログで手間をかける ・「会社にいくら現金があるのか」を把握するには、BSを見る。 ・毎月、売上、粗利益、営業利益を、年計で見る。

Posted byブクログ

2017/01/24

言わんとしていることはわかるのだけれど、何か苦手というか、受け入れにくいというか、何なんやろうこのザ・営業な感じは。

Posted byブクログ

2016/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本経営品質賞を唯一2度受賞した株式会社武蔵野の社長小山氏が『強い会社』をテーマに綴った1冊。よくある経営指南書とは異なり、『聖人君子よりも不純でせっかちな社長が正解!』と言い切る小山さんならではの視点が面白い。 以下、参考になった点。 ●トップの仕事とは、端的に言うと正しくなくてもいいから、早く決定すること。 ●競合の時代から競争の時代に。人口ボーナスがなくなった現在は、他企業との争いに勝ち抜くズルさが必用。 ●5年後に売上2倍!等、現状の延長では無しえない数字目標を掲げるからこそ、新しい発想が生まれる。 ●経営理念は真似してしまえば良い。根っこの目指すべきものなんかは大きく変わらない。過去に一生懸命考えた企業に倣うのが正解。むしろその理念をどう社内に落とし込むかに腐心するべし。 ●経営計画書は社員が持ち運べる手帳サイズにし、毎日一節を読み合わせする。 ●社長が方針を決定し、社員がそれを実行する、その積み重ねの上に企業文化が育つ。方針が無いのは論外だが、その方針が実行されているかをよく見るべき ●社員は面倒なことはやりたがらないものだと理解しておくこと。その上で、面倒でもやらなければならない仕組みをどう構築するかが重要。 ●トライ歓迎。但し、そのコストをどう回収するかはセットで求める。 ●より社長とは、せっかちで動機が不純な人。わるい社長とは、皆の意見を聞くひと、早く決めない人。 ●失敗はしないが行動もしない社員と、失敗はするが行動力のある社員では、後者が重要、人は頭でっかちな学びよりも体感して初めて成長する。 ●社員は社長の言うことがわからないのが当たり前。見ている視座が違うから。むしろそのことがわかってない社長が多すぎる。わからないのが当たり前と思ったうえで、どうわかってもらうかに、もっと心血を注がないといけない。 ●新任者が来るたびに、現行のマニュアルを見直し、改訂させる。新任者という新しく着た人間でも理解できるものでなければならない。 ●仕事で求められるのは記憶装置的な頭の良さでは無く、判断力。 ●新人を採用し続けるのは、2年目の社員が先輩になる環境を与えるため。下が入ることにより、上は先輩面をするための努力を行う。 ●良い商品が売れるのではない。今マーケットで売れている商品が良い商品。 ●シェア争いをするには、ライバルを徹底的に分析する。 ●クレームを起こしても社員は責めない。ただし、報告を怠った場合は厳罰に処す ●クレームの対応は傷ついたお客様の心を癒すこと。 ●経験したことが無いものに対して未然防止はできない。問題がおきてから改善するのが正しい。 ●利益が期待できるのなら経費はいくらでも使わせる。最終的には獲得利益で評価されるのがわかっているから、無駄なコスト投下にはならない。 ●管理部門を強化したところで売上は増えないのに、不調な企業程管理を強める傾向にある。 ●基本給は年功序列で決め、手当は役職で決め、賞与は成果によって決める。 ●社員が給与に不満を持つのは給与体系を知らないから。給与体験を知っていれば、どう頑張れば給与が上がるのか理解し、どのための努力が生まれる。

Posted byブクログ

2016/04/01

中小企業の親父。自身が経営コンサルティングを生業としているだけに誇張や宣伝の要素が強い。 我流を貫き自分の頭でよく考えている方だとは思う。 分かりやすい言葉でキャッチーなフレーズが並ぶので、普段勉強していない人が自社を見直すきっかけにはなるかもしれない。

Posted byブクログ

2016/03/05

『総務は、「気が利かない社員」にやらせています。「管理」というのは手抜きをするためのシステムなのに、気が利く社員は、気を回しすぎるため、かえって総務の仕事が増えてしまう。 気が利く社員は、営業の第一線で使うようにします。 「営業課長でなければ、経理課長になれない」というルール...

『総務は、「気が利かない社員」にやらせています。「管理」というのは手抜きをするためのシステムなのに、気が利く社員は、気を回しすぎるため、かえって総務の仕事が増えてしまう。 気が利く社員は、営業の第一線で使うようにします。 「営業課長でなければ、経理課長になれない」というルールがあります。 管理部門(内勤部門)の社員は、営業職に比べると、仕事が細かい。細かい仕事に慣れている人間は、物事を複雑に考え、それにともない、仕事もどんどん複雑になる。やらなくてもいいことまでやりたがるようになって、結果的に仕事が遅くなります。』 面白いなぁ〜。 社員教育の参考になる。

Posted byブクログ

2014/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大切なのは数字。 社長の仕事で言うと、お客様を増やす、事業を増やす、利益を増やす、売り上げを増やすこと。 社員で言えば、営業成績を上げる、給料・賞与を増やすこと。 良いなって思ったのは、給料・賞与をオープンにしていること。誰がどんな評価を受けているかをオープンにするしないは会社の方針によると思うけど、正当な評価基準がないために、オープンにできない会社がいかに多いことか。点数評価だったらわかりやすいけど、いろいろな仕事を上司が把握しているわけでもなし、結果しか見ていない上司の場合は難しいよな。

Posted byブクログ

2015/02/23

150206 会社経営はギャンブルと同じで⑴観察⑵仮説⑶検証 p35 2年間会社で働くにあたって半年無給で半年後から給料をどんと上げてもらうほうが2年間の総計は多くなる。ここは昇先生は「長期的視点」を持ってらっしゃるなあーって。 p92 武蔵野は自分の強みだけで勝負した。コンサル...

150206 会社経営はギャンブルと同じで⑴観察⑵仮説⑶検証 p35 2年間会社で働くにあたって半年無給で半年後から給料をどんと上げてもらうほうが2年間の総計は多くなる。ここは昇先生は「長期的視点」を持ってらっしゃるなあーって。 p92 武蔵野は自分の強みだけで勝負した。コンサルティングは頭では敵わないから「見学」で勝負した。 p111社長に向いている人。 140917 損益計算書は「主張」につぎず、「現金」を貸借対照表でおって、「現金」が滞ることのないように経営せねばならぬ。 粗利「額」にこだわること。「率」ではなく。 ⚫︎売上とは業界内での相対的な地位 ⚫︎こだわるべきは粗利「金額」

Posted byブクログ