奇跡の教室 の商品レビュー
こんな授業を受けてみたかったと心から思う。以前から小説を読んでも筋を追うだけになってしまっているのが気になっていた。とはいえ、じっくりと味わうにはどうしたらいいのかがわからず、他に読みたい本もたくさんあるので、結局筋だけを追っておもしろかったとかつまらなかったとかの感想しかなかっ...
こんな授業を受けてみたかったと心から思う。以前から小説を読んでも筋を追うだけになってしまっているのが気になっていた。とはいえ、じっくりと味わうにはどうしたらいいのかがわからず、他に読みたい本もたくさんあるので、結局筋だけを追っておもしろかったとかつまらなかったとかの感想しかなかった。『銀の匙』の子供たちが東大その他に進んだこともさることながら、その後社会で生き抜く力を確に身につけたという成果はすばらしい。国語の大切さがよくわかった。
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『銀の匙』という小説を中学の3年間かけてじっくりと読むという授業で、全ての学びの背骨である国語をしっかりと教えた灘校の教師橋本武さんという方をご存知だろうか?私は、サトマイさんのYouTubeで知り、本書を手にしました。最近の世相では効率的に、早いということに価値があるような趣で...
『銀の匙』という小説を中学の3年間かけてじっくりと読むという授業で、全ての学びの背骨である国語をしっかりと教えた灘校の教師橋本武さんという方をご存知だろうか?私は、サトマイさんのYouTubeで知り、本書を手にしました。最近の世相では効率的に、早いということに価値があるような趣ですが、学びに関してはそれが当てはまらないことが、よくわかります。 こんな授業を受ける機会があったら、受けてみたいと心の底から思います。 関連する書籍は他にもあるので、興味のある方は橋本武さんの書籍をぜひお読みください。そして、教材となった『銀の匙』も恥ずかしながら、未読なので私も読みたいと思っています。
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考える力の大切さ 舞台は学校だけど、「考える力の大切さ」は学校だけではなく社会人になってからこそ必要で、人材育成でもとても参考になる話だと感じた。
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信念が無いとできない教育方法だよなあ。 今だったらモンスターペアレントにフルボッコされそう… すぐに役立つことはすぐに役立たなくなる この言葉、橋本先生の言葉として紹介されてる感じだけど、小泉信三じゃないの?
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◆2021/08 購読 漫画「銀の匙」を読んだ関係で、元祖『銀の匙』があるということを知りました。銀の匙という書籍をもとに国語の授業を行い、灘高を一躍、トップ高におしあげたという実話。こんな国語の授業あったら面白いだろうなーという内容でした。子供たと接する際に、少しでもエッセンス...
◆2021/08 購読 漫画「銀の匙」を読んだ関係で、元祖『銀の匙』があるということを知りました。銀の匙という書籍をもとに国語の授業を行い、灘高を一躍、トップ高におしあげたという実話。こんな国語の授業あったら面白いだろうなーという内容でした。子供たと接する際に、少しでもエッセンスを取り入れて行きたいなーと思いました。
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天下の灘校。中高一貫校の中学三年間で行われていた伝説の国語の授業は、三年間で中勘助による自伝的小説「銀の匙」を読むというものだった。と知り読みました。 橋本武先生のその授業では、教科書を使わず一冊の文庫本とプリントのみ。皆がその授業を受けるわけではなく、先生の担当が持ち上がり...
天下の灘校。中高一貫校の中学三年間で行われていた伝説の国語の授業は、三年間で中勘助による自伝的小説「銀の匙」を読むというものだった。と知り読みました。 橋本武先生のその授業では、教科書を使わず一冊の文庫本とプリントのみ。皆がその授業を受けるわけではなく、先生の担当が持ち上がり制なので、三年に一学年のみ。 酒造会社が共同出資し、嘉納治五郎が創始者となった灘校。創立当時は、公立校の滑り止めだった。 齋藤孝教授が勧める本。小学は「坊ちゃん」中高は「罪と罰」大学は「ツァラトゥストラ」社会人は「論語」 一年で東京に転校してしまった生徒が、先生にプリントを送ってほしいと頼み、それに応えていた話が素敵です。 行間を読むではなく、行間に書く授業。作品当時を知るために凧作りをしたり、1ページに二週間かかったり。 横道が王道。 ドラッガー「反対論がない場合には結論を出してはならない。」 この授業を経験してみたい。 文庫版のあとがきは橋本武先生自身、百歳!
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「すぐ役立つことはすぐ役立たなくなる」 「自分が読んだもの、調べたこと、体験したこと、つまり追体験したものは本当の力になる」
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・ これ、今のところ、2020年No.1です。 灘高の国語教師がいかにして、教材研究をして、生徒と対話をしてきたか。 一冊の文庫本を中学校の3年かけて読みます。単語ひとつへの手間ひまのかけ方、結果が出なかった時の覚悟-。 著者の筆力も高く、久しぶりに本でこころか震えました。 ・ ...
・ これ、今のところ、2020年No.1です。 灘高の国語教師がいかにして、教材研究をして、生徒と対話をしてきたか。 一冊の文庫本を中学校の3年かけて読みます。単語ひとつへの手間ひまのかけ方、結果が出なかった時の覚悟-。 著者の筆力も高く、久しぶりに本でこころか震えました。 ・ 「私立初の東大合格者日本一」を出した、 矜持と美学。 ・ “なんとなくわかった”では済まさないし、勉強は受験のためのテクニック攻略じゃないし、すぐ役立つことはすぐに使えなくなるということを、多感な時期に感じてもらえる授業力が素晴らしかったです。素晴らしいという言葉じゃ、足りないくらい。 ・ 今、テレビで頻繁にお見かけする、神奈川県知事や現在の東大総長、副総長、最高裁事務総長、弁護士連合会事務総長など、各界の頂点が“銀の匙の同級生"。 わたし、肩書きが好きなわけじゃなくて、 上記のお歴々は裁判員制度を始めたり、御巣鷹山の日航機墜落事故の被害者側弁護団を務めたりで、大きな分母で社会の役に立っていることがすごいのです。 横道に逸れていくスロウリーディングがどれほど、根気や、道なき道を切り開く力を養ったかということを言及するために、並べました。 ・ わたしが学ばせてもらった国語の教科書って、物語の一部抜粋で、仕方ないんだろうけど、妙ちきりんでした。 ・
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無理やり覚えさせられるのではなく、生徒自身の興味を引き出すことができるのは、教師やテキストではなく生徒自身が主役になれるからなんじゃないか、と思った。 感性はもって生まれたものではなく、育てることができるものであると証明している。中~高校生の授業がテーマの話なので、感性のやわら...
無理やり覚えさせられるのではなく、生徒自身の興味を引き出すことができるのは、教師やテキストではなく生徒自身が主役になれるからなんじゃないか、と思った。 感性はもって生まれたものではなく、育てることができるものであると証明している。中~高校生の授業がテーマの話なので、感性のやわらかい子どものうちに、と書いてあったが、大人でも感性を育てることは出来ると思う。自身が興味があることを徹底して調べること、その内容を議論すること、というのは、大人になったからこそやりたいと思った。 有識者が語り手の役割と随時の解説を担っていたが、どちらかというと解説はまた別枠でやって、地の文は語り手は出てこない方がまとまりがよかったかな、と個人的には思う。本というより、コラムをまとめた雑誌のような印象。気軽に読みやすいので、スロウリーディングの概念を広める役割になっている。
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公立中学の滑り止めだった私立中学で、「1冊の文庫本を3年間かけて読む」という異例の授業を行った教師がいた。 その教師の名前は橋本武。 橋本は「銀の匙」という文庫本を興味がある部分で横道にそれながら、主人公の少年時代を追体験していく授業を展開する。 駄菓子屋のシーンで実際に駄菓子を食べながら朗読、凧揚げのシーンで1から凧を作って揚げる。 生徒たちは体験を通じてスローペースで物語に没入し、楽しみながら学んでいく。 そんな異例の授業は、カリキュラムや効率重視の現在の国語教育へのアンチテーゼにも見えて非常に面白い。 教え子たちは皆、学ぶ力の背骨となっているのが橋本の授業だと語る。 様々な事象に興味を持つ。興味があることを徹底的に調べる。楽しみながら挑戦する。 中学時代を通して読み込んだ文庫本1冊が、大人になっても人生の素地になっている。 今の国語教育には類を見ないことで、非常に興味深い。 「すぐ役立つことはすぐ役立たなくなる」 文中の橋本のこの言葉が頭をよぎる。 今はまだ学歴、偏差値主義な世の中だが、今後は様々な事象に興味を持ち、どんどんチャレンジできる人間が価値を産む。 今こそ「横道にそれながら、ゆっくり学ぶ」教育が必要なのかもしれない。
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