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山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた の商品レビュー

4.2

144件のお客様レビュー

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2013/05/06

研究の道の険しさが伝わってきた。この研究に色んな人が関わっていたんだなあと、人望の大切さも思い知った。

Posted byブクログ

2013/05/04

ノーベル賞とった山中さんの本。3分の2は学生時代から現在に至るまでの自伝的内容。残りは作者とのインタビュー形式。 遺伝子のところは大学時代の生物化学だかなんだかの授業内容思い出して懐かしかった。 ちょっと専門的なところがあるけどやたらと分子の名前や化学反応うんぬんっていうのはなく...

ノーベル賞とった山中さんの本。3分の2は学生時代から現在に至るまでの自伝的内容。残りは作者とのインタビュー形式。 遺伝子のところは大学時代の生物化学だかなんだかの授業内容思い出して懐かしかった。 ちょっと専門的なところがあるけどやたらと分子の名前や化学反応うんぬんっていうのはなくて、できるだけわかりやすくシンプルに書かれてるから中学生ぐらいでも読めるかも。

Posted byブクログ

2013/04/29

内容は専門的ですが、山中先生が何を考え、何を大事にして研究を行ってきたのかがよく分かる本です。 一人の天才的な学者によってiPS細胞が作られたのではなく、多くの優秀な研究員の協力によって、つまりチームの頑張りによって作られたものであることが分かって、 これこそが大きな仕事を成し得...

内容は専門的ですが、山中先生が何を考え、何を大事にして研究を行ってきたのかがよく分かる本です。 一人の天才的な学者によってiPS細胞が作られたのではなく、多くの優秀な研究員の協力によって、つまりチームの頑張りによって作られたものであることが分かって、 これこそが大きな仕事を成し得るために必要なことだなぁと感じました。

Posted byブクログ

2013/04/23

推薦理由: iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が、どのような環境で何を大切にして研究を続けてきたのかが、優しい口調で語られている。これから大学に進み社会に出る若者たちにとって参考になる一冊である。 内容の紹介、感想など: 2012年のノーベル医学・生理学賞を授賞した山...

推薦理由: iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が、どのような環境で何を大切にして研究を続けてきたのかが、優しい口調で語られている。これから大学に進み社会に出る若者たちにとって参考になる一冊である。 内容の紹介、感想など: 2012年のノーベル医学・生理学賞を授賞した山中伸弥教授が、その生い立ちと、現在に至るまでにたどってきた研究人生について語っている。 子どもの頃は、時計やラジオの分解組立などが大好きで、SF小説を愛読し、数学や理科の勉強が好きだったが、高校では生徒会活動をしたりバンドを組んで演奏をしたり柔道の選手権大会に出場したりと、勉強以外にも色々な経験をしたそうだ。このノーベル賞科学者も「普通の子供時代」を送ったのだなと思う。高校時代の柔道と大学時代のラグビーでしばしば骨折したため、慣れ親しんだ整形外科の臨床医になる道を選んだが、研修医の時に手術が不得意で挫折感を味わったことと臨床医にできることの限界を感じたことが、基礎医学の研究者になるきっかけになったなど、語られている内容からは、等身大の山中教授を見ることができる。 続いて、山中教授の研究者としての道のりが綴られる。大学院に入って研究の面白さを実感して研究者として生きることを決めたこと、博士号取得後に米国で博士研究員として働き、研究者の心構えや効果的なプレゼンテーションの方法など様々なことを学んだこと、帰国後は研究員の職を得たものの米国の研究所との環境の違いに落胆し、研究成果も上がらずに二度目の挫折をしかけたが、奈良先端科学技術大学院大学に職を得て、恵まれた研究環境で本格的にiPS細胞の研究に取り組んだこと、ヒトES細胞の研究をするために、京都大学再生医科学研究所に移籍し、現在は京都大学iPS細胞研究所所長としてiPS細胞の研究を先導していることなど、山中教授の波瀾に富んだ研究者人生が描かれている。 ES細胞やiPS細胞がどのようなものなのか、どのように医学の研究に役立つのかなどの解説も大変分かり易い。iPS細胞の作成に成功するまでの経緯、研究仲間との協力の様子、外国の研究者との熾烈な競争などは、まさにドキュメンタリー作品を読むようで面白い。その時々に自身がどう考えていたのか、何を大切にしながら研究を重ねていったのかという記述や、研究の成果は仲間たちの協力があればこそだと強調しているところなどが、山中教授の人柄を伺わせる。iPS細胞と名付けた際、iを小文字にしたのは、大人気だったiPodを真似たためとは何とも微笑ましい。山中教授が他人より恵まれた環境にあったわけではなく、今日に至るまでの道のりが決して容易ではなかったことや、「人間万事塞翁が馬」と思える事が何度かあったという事実などは感慨深い。 iPS細胞ができるメカニズムはまだ完全に解明されていないし、iPS細胞を使った研究には、これから検討していかなければならならい多くの倫理問題があるが、何よりもまず、病に苦しんでいる患者さん達に一刻も早く有効な治療方法を提供することを最優先の目的としているという山中教授の言葉には、医師としての使命感と誇りが溢れている。

Posted byブクログ

2013/04/22

Ipsと山中さんの今までの取り組みがわかりやすく書いてある。 紆余曲折あり遡行錯誤の連続とそれが次の研究につながって行く所に研究者の醍醐味があることがわかる。

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2013/04/22

少し難しいですが、iPS細胞とはどういったものかが、その発見から詳しく描かれています。 また、山中教授の歩んできた人生も一緒に書いてありとても興味深い内容でした。

Posted byブクログ

2013/04/20

今まで読んだどのiPS細胞の本よりわかりやすく、そして感動した。 “研究”の世界も少し知ることができて面白かった。 結果が出ずとも、まわりに認められなくとも、研究をし続けている研究者がたくさんいるんですね…。

Posted byブクログ

2013/04/13

山中先生関連の本は沢山出ているけれど、やっぱりご本人が語る本がいいよね、ということで。 先生の経歴やiPS細胞にまつわる話は、ノーベル賞受賞直後のNHKスペシャルで粗方知っていたのだけれど、この本を読んで改めて思ったのは、iPS細胞の発見は奇跡等ではなく、数多の研究者の小さな一...

山中先生関連の本は沢山出ているけれど、やっぱりご本人が語る本がいいよね、ということで。 先生の経歴やiPS細胞にまつわる話は、ノーベル賞受賞直後のNHKスペシャルで粗方知っていたのだけれど、この本を読んで改めて思ったのは、iPS細胞の発見は奇跡等ではなく、数多の研究者の小さな一歩の積み重ねの結果であったということ。もちろんラインを超える一歩を踏んだ山中先生には万来の拍手が送られてしかるべきだけれども、それは山中先生の勝利であると同時に、多くの研究者の勝利でもある、ということを、傍観者たる我々は忘れてはいけないね。

Posted byブクログ

2013/04/12

必ずしもエリートではなく,大きな挫折を経験し,うつうつとしていた人が,ノーベル賞を受賞してしまう実話。科学は驚きに満ちている,先生の言うことをあまり信用してはいけない,人間万事塞翁が馬という彼の言葉は,説得力をもって私たちを勇気づけてくれる。iPS細胞や再生医療の解説は,非常にわ...

必ずしもエリートではなく,大きな挫折を経験し,うつうつとしていた人が,ノーベル賞を受賞してしまう実話。科学は驚きに満ちている,先生の言うことをあまり信用してはいけない,人間万事塞翁が馬という彼の言葉は,説得力をもって私たちを勇気づけてくれる。iPS細胞や再生医療の解説は,非常にわかりやすくて秀逸。 *推薦者 (工教)T.O *所蔵情報 http://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00325221&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

Posted byブクログ

2013/04/07

阿倍野の犬実験をするな グラッドストーン研究所 ロバートメーリー所長 VW vision and word hard デイル・ドーテン 仕事は楽しいかね

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