山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた の商品レビュー
iPS細胞の発見者としてノーベル賞を受賞した山中伸弥氏。細胞をリセットするという発想は、常人では思いつかないことですが、それを実現した人の頭の中はどんな感じなのだろう。そして、どんな経歴の持ち主なのだろう。また、iPS細胞とはいったい何なのだろうか?という素朴な疑問。そんな両方...
iPS細胞の発見者としてノーベル賞を受賞した山中伸弥氏。細胞をリセットするという発想は、常人では思いつかないことですが、それを実現した人の頭の中はどんな感じなのだろう。そして、どんな経歴の持ち主なのだろう。また、iPS細胞とはいったい何なのだろうか?という素朴な疑問。そんな両方の興味を解消したくて本書を手に取りました。 山中先生とiPS細胞の簡単なところを理解するには良い本だと思います。しかしこのページ数で両方を満足させるにはとても足りないと思いました。両方を盛り込もうとしたために、どちらも中途半端になってしまったことは否めません。ですので、ぐぐっと胸に来るところが少なかったかな・・・という意味で星は2つとさせていただきました。 研究所の仲間(研究員)を最大限リスペクトしているところは感銘を受けました。 【書評ブログ・本でもって】のレビュー http://genpou.jugem.jp/?eid=61
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「京都の作り方」でiPS細胞の概念がすっと入る iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中先生の本です。 iPS細胞とは何なのか? ES細胞との違いは何なのか? それが知りたくて読んでみたのですが、その疑問がタイトルにある 「京都の作り方」を読んで、すっと理解することができました...
「京都の作り方」でiPS細胞の概念がすっと入る iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中先生の本です。 iPS細胞とは何なのか? ES細胞との違いは何なのか? それが知りたくて読んでみたのですが、その疑問がタイトルにある 「京都の作り方」を読んで、すっと理解することができました。 山中先生の生い立ち、iPS細胞研究へのきっかけ、 研究内容、そして未来へと多岐にわたる話題がふくまれているのに 読みやすいのは、緑慎也さんのお力もあるのでしょう。 合間合間に関西弁が挟まれるのもほほえましいです。 iPS細胞のとっかかりには最適な一冊だと思います。
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iPS細胞のことがよくわかった、 自分の研究のことを分かりやすく話せるってすごいなぁ。 これからにますます期待!
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山中先生は、優れた人と言う印象よりも 出会った人たちに恵まれたという印象です 大変な努力と、忍耐 決め手は、ビジョンを掲げていたこと 駅伝にたとえられるように チームワークを大切にしていたこと お話を伺っていると 偉い先生のお話なのに 身近な感じがしてきます( ´艸`) iPS...
山中先生は、優れた人と言う印象よりも 出会った人たちに恵まれたという印象です 大変な努力と、忍耐 決め手は、ビジョンを掲げていたこと 駅伝にたとえられるように チームワークを大切にしていたこと お話を伺っていると 偉い先生のお話なのに 身近な感じがしてきます( ´艸`) iPS細胞のことも 解ったような気になります(^_^); 不思議な本です 難しい英語の 大阪弁訳っていうのも笑えました 研究者にも経営のこととか 論文発表のあれこれ、 果ては、マウスのお世話まで 色々あることがわかりました もし、身近にそんな人たちがいたら 理解して応援してあげたいです
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★2013SIST読書マラソン推薦図書★ 本を読んで読書マラソンに参加しよう! 開催期間10/27~12/7 (記録カードの提出締切12/13)
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ノーベル賞受賞に繋がる決定的な仕事は山中先生一人でされたのではなく、そのいくつもをチームの人たちが行った。 後半で今の研究は一人ではできないという話が出てきたが、iPS細胞を作り出すまでの過程からもそれがよく表れている。 iPS細胞がどういったものなのか、今後どのような可能性があ...
ノーベル賞受賞に繋がる決定的な仕事は山中先生一人でされたのではなく、そのいくつもをチームの人たちが行った。 後半で今の研究は一人ではできないという話が出てきたが、iPS細胞を作り出すまでの過程からもそれがよく表れている。 iPS細胞がどういったものなのか、今後どのような可能性があるのか先生の言葉でわかりやすく知ることができた。
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前半は山中先生の今までの、研究生活と、実績と、今後の期待。大学卒業から研究生活に入り、海外留学、その後の研究の発展が語られている。一流の成果を出す研究者に共通することは、あきらめずに続けることであると思った。そして、運&偶然のひらめきに恵まれること。これは単に幸運なのではなく、常...
前半は山中先生の今までの、研究生活と、実績と、今後の期待。大学卒業から研究生活に入り、海外留学、その後の研究の発展が語られている。一流の成果を出す研究者に共通することは、あきらめずに続けることであると思った。そして、運&偶然のひらめきに恵まれること。これは単に幸運なのではなく、常に考え求め続けた結果である。これからの後輩の育成に是非期待したいところである。 細胞の設計図、しおり、黒いシール。読者にとても分かりやすい表現で説明されていると思った。「神のみぞ知る」でないところがが良い 64 トムとカーニー:マウスの名前がついているところが微笑ましい。 172 研究の安全性(倫理について)、日本人が持っている品格であり、誇りに思う。トップを維持すれば、他者との争奪戦にはならない。(この辺りが※邦との違いではないか) respect nico314さん
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今世界的にも注目されているiPS細胞について、山中教授自身が発見までの過程とこれからについて語っている貴重な一冊。 科学者や研究者への見方が変わる本でもあります。
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2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中教授へのインタビュー。難病に苦しむ患者を、少しでも多くそして早く救いたいという医師としての熱い気持ちが伝わってくる。
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iPS細胞について山中教授本人が著した一冊。 他の人が書いたiPS細胞についての本を読んだことがあるので、目新しさはなかったが、非常に平易な文で書かれており、中学生、小学生でも読めそう。 最後に書かれた、この文が山中教授の覚悟を感じさせます。 「ぼくの父は、息子が臨床医になった...
iPS細胞について山中教授本人が著した一冊。 他の人が書いたiPS細胞についての本を読んだことがあるので、目新しさはなかったが、非常に平易な文で書かれており、中学生、小学生でも読めそう。 最後に書かれた、この文が山中教授の覚悟を感じさせます。 「ぼくの父は、息子が臨床医になったことをとても喜んで死んでいきました。ぼくは医師であるということにいまでも強い誇りを持っています。臨床医としてはほとんど役に立たなかったけれど、医師になったからには、最後は人の役に立って死にたいと思っています。父にもう一度会う前に、是非、iPS細胞の医学応用を実現させたいのです。」
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