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禁断の魔術 の商品レビュー

3.8

388件のお客様レビュー

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    63

  2. 4つ

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  3. 3つ

    97

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2019/03/31

短編でこれだけ描けるのが素晴らしい。「猛射つ」の顛末は賛否あると思うが、あれも湯川らしい。彼は科学でも人でも信じたものに殉ずるべく己を賭けて確かめたのだと。満足のいく短編集でした。

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2022/08/16

映像化を前に再読。あえて短編集である単行本から。 「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4章。4章が表題作。詳細は文庫本にゆずるので・・ ピッチャーの話「曲球る」どこかで読んだ?と思ったらラプラスの円華ちゃん!まぁ、どっちかっていえばあれはキャッチャーの話だけれど。。。 透視...

映像化を前に再読。あえて短編集である単行本から。 「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4章。4章が表題作。詳細は文庫本にゆずるので・・ ピッチャーの話「曲球る」どこかで読んだ?と思ったらラプラスの円華ちゃん!まぁ、どっちかっていえばあれはキャッチャーの話だけれど。。。 透視能力(マジック?)を使い、悪い方につながっちゃった「透視す」や双子のテレパシーが実はただの憎悪だった「念波る」はあまりドラマ向きじゃないなぁ。。。とか考えちゃった(^^; 湯川先生には、草薙、内海がやっぱ、いいなぁ。。。 (2012年11月13日初読み) 友人である湯川と草薙が、警察官と科学者であるがゆえに対立する。 お互いを認め合いながらも、自分の仕事にもちゃんと責任を持ってるから。 冷徹で、人間なんて興味ない!?みたいな湯川先生の、実は人間味あふれる行動に心洗われます。

Posted byブクログ

2018/11/16

ガリレオシリーズ 短編4作 ・透視す(みとおす) ・曲球る(まがる) ・念波る(おくる) ・猛射つ(うつ) おなじみ帝都大学物理学者の湯川学が、超常現象、不可思議な事件を解決していく。 「透視す」は科学的、「曲球る」はハートフル、「念波る」は計画的犯罪、「猛射つ...

ガリレオシリーズ 短編4作 ・透視す(みとおす) ・曲球る(まがる) ・念波る(おくる) ・猛射つ(うつ) おなじみ帝都大学物理学者の湯川学が、超常現象、不可思議な事件を解決していく。 「透視す」は科学的、「曲球る」はハートフル、「念波る」は計画的犯罪、「猛射つ」は湯川の科学者としての使命感を感じさせる一作。 「猛射つ」はもっと読んでいたかった。

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2018/10/09

前作7に続き短編が4つ。「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」。最後の「うつ」は頁数の半分程度を占める力の入った作品。数年後に映画化とみた。

Posted byブクログ

2018/03/16

面白いねえガリレオ。ちょっと強引ではあるけど、科学×ミステリの王道ストーリー。 湯川博士らしいラストの行動にも、草薙、内海といういつものメンバーのそれぞれの動きも、シリーズファンには安定感あるかんじだとおもう。まあ私全作読んではいないんですけれども。 古芝君が恨みのために命をすて...

面白いねえガリレオ。ちょっと強引ではあるけど、科学×ミステリの王道ストーリー。 湯川博士らしいラストの行動にも、草薙、内海といういつものメンバーのそれぞれの動きも、シリーズファンには安定感あるかんじだとおもう。まあ私全作読んではいないんですけれども。 古芝君が恨みのために命をすてることにならなくてよかった。生まれ育った環境、たまたま被った災害などのために、幸せになれたはずのひとが苦しむというのは、じつはごく身近にどこにでもあって。そうならないために、尽力するひとたちの選択が報われてよかった。救いがある話だから後味もきれい。古芝君はこれから、生まれ持った知能と行動力、そして亡き父の志を受け止めて、たくましく生きていくだろう。いつか大賀みたいなやつには天誅がおりるさ。勧善懲悪すぎないところも、満足の1冊。

Posted byブクログ

2018/02/25

湯川先生に恋する小学生みたいな、 高校生みたいな、刑事みたいな 草薙さんが「くすり」と笑わせてくれる。 「最高レベルを目指さない理由がない」 湯川先生の名言がまた一つ増えた。

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2017/11/03

確かに、湯川先生が突然お出掛けしてしまうのは「えっ?!」って感じですが、話の流れからして、傷心の旅かなとも言えるのかと想像出来ます。 一つの思いに固執していると、他の事が見えなくなってしまいますが、誰かの言葉や想いで、凝り固まったものがほぐれていくのは、とても温かい気持ちになれま...

確かに、湯川先生が突然お出掛けしてしまうのは「えっ?!」って感じですが、話の流れからして、傷心の旅かなとも言えるのかと想像出来ます。 一つの思いに固執していると、他の事が見えなくなってしまいますが、誰かの言葉や想いで、凝り固まったものがほぐれていくのは、とても温かい気持ちになれますね。 勇気をもって生きてゆきたいと思います。

Posted byブクログ

2017/06/07

湯川が殺人を?「自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対する罰だ」。ガリレオシリーズ初の完全書き下ろし。

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2017/04/28

安心の東野圭吾、そしてガリレオシリーズ。4編どれもトリックが意表をついていて、ストーリーもちゃんとしていて、語り口もスムーズで、文句なく面白い。最後の中編は、途中でほぼストーリーが読めてしまったが、それでもちゃんと最後までドラマが用意されていて、飽きさせなかった。いつもクールなは...

安心の東野圭吾、そしてガリレオシリーズ。4編どれもトリックが意表をついていて、ストーリーもちゃんとしていて、語り口もスムーズで、文句なく面白い。最後の中編は、途中でほぼストーリーが読めてしまったが、それでもちゃんと最後までドラマが用意されていて、飽きさせなかった。いつもクールなはずの湯川が、意外な人間臭さを見せるところは、ツボを心得ているというか、ファン心理をくすぐられる。ついでにいえば、科学が人間にとっては毒にも薬にもなるものであり、正しく使われなければならない、という重たいテーマを説教臭くならないように、うまく伝えている点もいい。

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2017/04/02

図書館で借りた本。 教え子への科学で人を殺すことの止め方が極端だった。あそこまで自分の考えを突き通すのは難しいな。

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