るり姉 の商品レビュー

椰月美智子【著】

2013/02/12

章ごとに違う登場人物の視点で描かれている最近多いスタイルの小説。魅力的な親戚「るり姉」を中心とした周囲の人々の日常が描かれているが、章ごとに時間軸をずらしている工夫が小説全体にあまり活かされていない点が残念であった。具体的には、最初の章でるり姉の体調が悪くなり、るり姉の生と死を絡めた作品かと思いきや、急にタイムスリップして過去の話が続き、前ふりは何も影響しないという展開などに違和感を覚えた。最後まで特に何も起こらずだらだらと話が続く女性小説のにおいが強く、また文体自体も女性的で、私はなじまなかった。

2013/02/04

帯は大袈裟な感じが否めないけど、内容は良かった。るり姉に対する5人それぞれの愛情があって、羨ましいなぁと思いながら読み進めてた。各章を読み終わったらほっこりとあたたかくなる、素敵な愛情に満ちた小説。最初は帯に惹かれて買ったけど、結果良かったかな。

2013/02/03

るり子姉さんを取り巻く家族愛なのかなぁ。

はっきり　物語の展開でメリハリもなく

淡々と家族の思い出を綴られているだけの感じ。

物足りなかったです。

2013/02/03

帯をみてハードルが上がりまくっていた
ゲラゲラ笑えてダーダー泣ける・・・私はクスクス笑えてじ～んとするだったな
十代の三姉妹がるり姉と呼んで慕うるり子は、母親の妹、つまり叔母さん。
天真爛漫で感激屋で愉快なことを考える天才。
イチゴ狩りも花火大会も一泊旅行も、クリスマスもそして日々のなんとも無い
出来事も、るり子と一緒だとたちまち愛おしくなる・・・・。
るり姉が主役なんだけど、物語の各章は、３姉妹や母親の目線で書かれていて
みんな自分の話をするんだけど、キーパーソンはいつもるり姉。
なんか身近に感じる話で、私も姪っこや甥っ子と自分の関係を思い返してみたりして、読んでて楽しかった
最後はまさかの展開だったけど良かった温かくなるお話

2013/01/29

帯が　これまた大袈裟でよろしくない。
「エンターテインメント　文句なしの１位だ！」
「ゲラゲラ笑えてダーダー泣ける！
ちょっとコレ、ズルいほどイイぞ！」

こんな！やカタカナを連発する必要があるのか？？？ｗ

でも、ま　登場人物は　みんな　ちょっと抜けてるけど　一生懸命生きていて
確かに　るり姉って人も魅力あるから　許して　あ・げ・る　ｗｗ

2013/01/29

るり姉を中心として、身近な人々が語り手となって話が進む。
凄い泣いてしまう話なのか？！と最初期待をした分、最後の話はなんとなくインパクトに掛けて感じられました。

でも、るり姉の魅力にはまる本であることには間違いない。

2013/01/28

帯の「ゲラゲラ笑えて ダーダー泣ける」は誇大広告かもしれない。けど、くすっと笑えて、ぽろっと泣けたのは事実。
いつのまにか、私もるり姉が大好きになっていた！すっきりと、あったかい気持ちになれる本。

2013/01/27

出張帰りの新幹線のなかで読み始めたが、最初の長女の章で涙をこらえるのに必死だった。
母親、次女、カイカイの章もよかったのだが、るり姉の病気に関して、それぞれの心情などが、長女とかぶるにしても、記述があると期待していたので、
それだけがちょっと残念でした。

2013/01/25

るり姉について、様々な人の視点から描いている作品。
本屋ですごいアピールされているから買ったが、そこまで言うほどではないかなぁ。ハードルを上げすぎてる。

2013/01/24

天真爛漫で皆から愛される、るり子。るり子の姉と姪の3姉妹、そして夫、それぞれの目線で語られる日常。
ありふれているけど、かけがえなのない幸せな毎日に心温まる話。