風の海 迷宮の岸 の商品レビュー
良いです、面白いです。 泰麒の成長物語、おそらく結末は予想出来たけど、その描写が美しくて胸がキュンキュンした。 また泰麒が可愛くてしょうがない、これもまたキュンキュンした。 十二国記はなんとも美しく逞しいお話し。まだ三冊しか読んで無いけど。
Posted by
夢中になって一気読み。こんなお話に今になって出会えるなんて幸せ。 最初のページの10行を読んだところで、これはあの時の庭だ!と思い、打たれたように震えた。これだけで、もうこの1冊を読む価値があったと思った。 泰麒は蝕により蓬莱に流されて育った。十年の時を経て戻るが、麒麟としての役...
夢中になって一気読み。こんなお話に今になって出会えるなんて幸せ。 最初のページの10行を読んだところで、これはあの時の庭だ!と思い、打たれたように震えた。これだけで、もうこの1冊を読む価値があったと思った。 泰麒は蝕により蓬莱に流されて育った。十年の時を経て戻るが、麒麟としての役割を理解できず、様々な葛藤が始まる。 世界観や設定ももちろんだが、泰麒の愛らしさが素晴らしかった。
Posted by
読んでいくにつれ魔性の子を思い出して次のページ…次のページと気になってワクワクな本でした。 泰麒が可愛い…
Posted by
ずっと桃源郷の中でウジウジしている子どものストーリー。 ウジウジ悩んでるだけなのになぜか物語が進んでいく。作者の文章の巧さが際立つ。
Posted by
エピソード0にも登場した高里くんの秘話。初めてエピソード0を読んだ時は設定を飲み込むのに苦労した覚えがあるが、今回の話を通して当時理解できなかった単語や状況が少しづつ分かり、十二国記の全体像が掴めたような気がする。今回の話は高里くん改め泰麒の成長物語であり、特に後半につれて物語が...
エピソード0にも登場した高里くんの秘話。初めてエピソード0を読んだ時は設定を飲み込むのに苦労した覚えがあるが、今回の話を通して当時理解できなかった単語や状況が少しづつ分かり、十二国記の全体像が掴めたような気がする。今回の話は高里くん改め泰麒の成長物語であり、特に後半につれて物語が動き出し、とても面白かった。
Posted by
十二国記シリーズ再読。 戴国の麒麟・泰麒が王を選ぶまでの物語。 泰麒がとにかく可愛い! しかしこの後の過酷な運命を知ってしまっている身としては、この本で終えておきたくなるよ。。。 「魔性の子」も手元にあるのだけど、どのタイミングで読もうかな。
Posted by
魔性の子のあの空白の一年に何があったんかなって気になってたからサラサラ読めた。 まだ幼い泰麒の不安や苦悩と、息子の姿がちょっと重なってしまって泣けた。 なにより泰麒がかわいい。ずっと読んでいたかった。
Posted by
『魔性の子』を読んだので高里が気になっていた 幼い、といっても10才の泰麒の心細さと不憫さ、誠実さが念入りに描かれていた 十二国記、ぼちぼちと読んでゆこうと思う
Posted by
胎果の麒麟として蓬莱から帰ってきた泰麒の成長物語。王の選定やら蓬山での生活はこういうふうになってるんだ〜とわかるのが楽しい。泰麒が笑っている姿にメロメロな周囲の人たちの気持ちがよくわかる。景麒との不器用なやり取りからの打ち解けて懐くところはほんとにかわいくてにっこりですね。こうし...
胎果の麒麟として蓬莱から帰ってきた泰麒の成長物語。王の選定やら蓬山での生活はこういうふうになってるんだ〜とわかるのが楽しい。泰麒が笑っている姿にメロメロな周囲の人たちの気持ちがよくわかる。景麒との不器用なやり取りからの打ち解けて懐くところはほんとにかわいくてにっこりですね。こうして新しい王朝がスタートしてさあこれからだ!というところで終わるのがまたいいですよね、期待があり…(この後どうなるのかわかってるのでしんどくもあるけれど)
Posted by
前巻のストーリーと共通して、主人公が悩んで苦しんで頑張って、その後報われるシーンが来たときに読者としてはとても爽快です。 『やっと報われるね、ここまで本当によく頑張ったね』と主人公を撫でくり回したくなります(笑) 私たちが生きている現実は頑張っても報われない事も少なくないですが、...
前巻のストーリーと共通して、主人公が悩んで苦しんで頑張って、その後報われるシーンが来たときに読者としてはとても爽快です。 『やっと報われるね、ここまで本当によく頑張ったね』と主人公を撫でくり回したくなります(笑) 私たちが生きている現実は頑張っても報われない事も少なくないですが、だからこそこの巻に出てくる泰麒の悩みや苦しみに共感できるし、主人公の努力が報われるシーンが自分の事のように嬉しくなるんだと思います。 魔性の子は何も知らないで読むとホラーでしたが、この本を読んでからもう一度魔性の子を読み返したくなりました。
Posted by