ソウル・コレクター(下) の商品レビュー
リンカーンシリーズの8作目。このシリーズを読むのは1年に1作と決めている。すぐに全部読むのはもったいないのと、読み始めると他のことに手が付けられなくなるから。 1作目の「ボーンコレクター」から、このシリーズ外れがない。ジェットコースター的なストーリー展開、探偵対悪者の息を飲む頭...
リンカーンシリーズの8作目。このシリーズを読むのは1年に1作と決めている。すぐに全部読むのはもったいないのと、読み始めると他のことに手が付けられなくなるから。 1作目の「ボーンコレクター」から、このシリーズ外れがない。ジェットコースター的なストーリー展開、探偵対悪者の息を飲む頭脳勝負、地味な証拠の積み上げからあっと驚く事実の発見。また、ストーンと音のするようなラストのすわりの良さも魅力的。 今回はリンカーンのいとこのアーサーが強盗殺人で逮捕されることから始まる。証拠が揃いすぎていることに疑問を感じたリンカーンは、何者かにアーサーの行動がすべて監視されていることを突き止める。 犯人像がボンヤリしている前半はシリーズ屈指の面白さと思うが、ビッグデータを利用した犯人像が判ってからの展開が少々だれるような気もする。しかし、シリーズならではの「仕掛け」も前作ほどの派手さはないが存在。また、リンカーンの青春時代の回想もあり、ファンとしてはうれしい。 結論を言えば、やっぱり8作目も面白かった。このシリーズを未読の人は幸せと思う。もちろん、未読の人は映画化された「ボーンコレクター」からお読みくださいませ。
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ようやくトムさんのフルネームが判明したことよりも、あの人の以外すぎる個人情報の方がはるかに衝撃だった・・・。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
下巻に入ってからはノンストップの一気読みしてしまった。後半反撃が始まってからの、犯人の万能っぷりが笑っちゃうほど凄いので、データ社会の恐ろしさもしっかり刻み込まれました。プラスキーはいい警官だなぁ。とても真っ当で彼がいると安心する。末長くチームで活躍してほしいなぁ。
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本書に登場する殺人鬼はデータマイニングに通じ、まったく関係のない第三者を犯人に仕立て上げる。それどころか物証まで用意するのだ。従兄弟が被害者となったことでリンカーン・ライムは捜査に乗り出す。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/03/blog-pos...
本書に登場する殺人鬼はデータマイニングに通じ、まったく関係のない第三者を犯人に仕立て上げる。それどころか物証まで用意するのだ。従兄弟が被害者となったことでリンカーン・ライムは捜査に乗り出す。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/03/blog-post_1.html
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怖い。怖すぎる・・・。 『ウォッチメーカー』以降、 これまでの作品とか、あるいは、 他のシリーズ(キャサリン・ダンスシリーズ)との 関連性を、強く意識していますね。 いやぁ、でも、この手の話、 シャレにならないよね。
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伏線につぐ伏線だがは相変わらずだけれど、気がついて先読みして犯人逮捕に向かうけれど、今回は空振りが多いような気がする。 著者は自分でリンカーン・ライムシリーズの登場人物ファイルを作っているそうだ。 巻末特別収録で著者と児玉清氏の対談があるがその対談後児玉氏にそのファイルを進呈...
伏線につぐ伏線だがは相変わらずだけれど、気がついて先読みして犯人逮捕に向かうけれど、今回は空振りが多いような気がする。 著者は自分でリンカーン・ライムシリーズの登場人物ファイルを作っているそうだ。 巻末特別収録で著者と児玉清氏の対談があるがその対談後児玉氏にそのファイルを進呈したとあり、それが羨ましい。
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平凡な学者が殺人事件の犯人として逮捕。無実を主張、が充分すぎる証拠。。疑念を感じる一人の捜査官。調べてみると過去にも類似の冤罪事件が・・。個人情報、データ分析による未来予測、ターゲットマーケ、オッカムの剃刀、心理プロファイリング等々旬な話題をこれでもかと盛り込むノンストップサスペ...
平凡な学者が殺人事件の犯人として逮捕。無実を主張、が充分すぎる証拠。。疑念を感じる一人の捜査官。調べてみると過去にも類似の冤罪事件が・・。個人情報、データ分析による未来予測、ターゲットマーケ、オッカムの剃刀、心理プロファイリング等々旬な話題をこれでもかと盛り込むノンストップサスペンス。データ社会のリスクと将来性を究極のなりすましにて物語をかたどる。一気読みの傑作です!
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ディーバー作品らしくドキドキ感のあるエンターテイメントの佳作。個人的な意見としてこの作者の作品の出来は悪役のキャラクターにかかっている、と思っているが、第2作目のコフィンダンサーを超える悪役はまだ出て来ていないと今作を読んでそう感じた。
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後半のリストが連なるページを読みながら、個人情報をここまで握っている会社が実在しているとしたらと考えてしまいました。怖いですね。 今回はツイストがやや鼻につくので、星3つ。巻末の対談は価値があります。
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相変わらず素晴らしいジェフリー・ディーバーの小説。読者がどんな気持ちでこの場面を読んでいるということをしっかりわかっているんだろうな。と思うほど毎回騙されます。
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