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リーダーを目指す人の心得 の商品レビュー

3.9

71件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2018/02/24

米国国務長官と言えば、個人的にはこのパウエル氏が一番に思い浮かぶ。思えば、世界がまた戦争をすることになる時代の転換期に、大変な要職をこなしてきた方だったな、という感想。 タイトルよりも副題の方が、本の内容を表していると思う。 つまり、「It Worked for Me」(私はこれ...

米国国務長官と言えば、個人的にはこのパウエル氏が一番に思い浮かぶ。思えば、世界がまた戦争をすることになる時代の転換期に、大変な要職をこなしてきた方だったな、という感想。 タイトルよりも副題の方が、本の内容を表していると思う。 つまり、「It Worked for Me」(私はこれでうまく行った)という自叙伝でした。 世界トップクラスの要職でのこぼれ話を読めるのは面白かったが、リーダー論としての内容は薄いかな。

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2017/08/31

普段あまり読むことはない、アメリカの元陸軍のリーダー論。パウエル国務長官というのは当時ニュースでよく聞いていた。 アメリカ流のリーダーシップが学べる。 これを日本の組織にもってくると軋轢はたしかにあるでしょう。 しかしより効率的な組織にはなると思う。

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2016/06/05

ジャマイカ系移民二世としてニューヨークに生まれたコリン・パウエルさんは決して”恵まれた”とは言えない環境から最終的には四つ星の陸軍大将まで出世し、一時は大統領候補とまで言われた人です。この本には人種や学歴等の壁を乗り越え黒人として初めて軍の最高位まで上り詰めた人の経験に裏打ちされ...

ジャマイカ系移民二世としてニューヨークに生まれたコリン・パウエルさんは決して”恵まれた”とは言えない環境から最終的には四つ星の陸軍大将まで出世し、一時は大統領候補とまで言われた人です。この本には人種や学歴等の壁を乗り越え黒人として初めて軍の最高位まで上り詰めた人の経験に裏打ちされたある種の人生論について書かれています。 パウエルさんの御言葉、”人生は、すべて人なのだ。”には激しく同意します♪

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2016/05/08

伊坂幸太郎の小説に出てきたので、気になって読んでみた。大きな期待は持っていなかったが、想像以上に中身がこかった。パウエル氏が長らく過ごした軍隊と、私の勤める純日本企業との親和性が高い部分があるからかも。。 たまたま、部の行動指針を決める必要が生じており、13ヶ条のルールの一つを使...

伊坂幸太郎の小説に出てきたので、気になって読んでみた。大きな期待は持っていなかったが、想像以上に中身がこかった。パウエル氏が長らく過ごした軍隊と、私の勤める純日本企業との親和性が高い部分があるからかも。。 たまたま、部の行動指針を決める必要が生じており、13ヶ条のルールの一つを使わせていただいた。

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2016/03/02

パウエル元将軍のエッセイ集。リーダーの心構えなどを説いているのですが、押し付けがましくなく、また、自らの経験に基づいているので、リアルに受け止められます。ユーモアもあってね。

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2016/01/26

オーディオブックで。 リーダーを目指す人にももちろんいいし、リーダーが何を考えて行動や判断をしているのか、部下が知るにもいい内容。 意思決定をする人がどういう情報をどのタイミングで求めていて、それによりどう意思決定するのかというのは、裏返せば、その下にいる者は、解決すべき問題は何...

オーディオブックで。 リーダーを目指す人にももちろんいいし、リーダーが何を考えて行動や判断をしているのか、部下が知るにもいい内容。 意思決定をする人がどういう情報をどのタイミングで求めていて、それによりどう意思決定するのかというのは、裏返せば、その下にいる者は、解決すべき問題は何で、その判断にはどんな情報をどの程度どうまとめて上の人間に示せばいいのか、ということ。 ピラミッドの下層やフラットな関係だけで成り立つ組織しか知らないと、リーダーシップの訓練ってなかなかできないよなあ。

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2014/11/29

軍というある意味究極のリーダーシツプが求められる組織のトップが語るとても分かりやすい本。それでいてコーモアと温かみがあって、何かの折りに、読み返したくなる本だ。

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2014/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有名なコリンパウエル元米国務長官により、リーダーとしての心得に関する本。人柄や経験がにじみ出た教訓となっている。 <メモ> ・13のポイント 状況は思うほどに悪くない。翌朝には状況改善している。リーダーは状況を改善してくれると部下に思わせねばならない。まず怒れ、その上で怒りを乗り越えよ。 地位とエゴを同化しない。やればできる。 ・選択には細心の注意を払え。 ・良い決断をしたら、それをくじく事実にも折れてはならない。 ・誰かの代わりに選択することはできない。誰かに自分の選択をさせるべきでない。 ・小さいことを検証せよ。 ・成果を一人占めするな ・常に冷静に親切であれ。 ・ビジョンを持ち、自分に対してより多くを求めよ ・恐怖心にかられて、悲観論者のいうことに耳を傾けるな。 ・常に楽観的であれば、力は何倍にもなる ・優れたリーダーは組織が動くビジョンをつくり、活性化させる。 ・恐れをコントロールする。 ・自分をがっかりさせるな。 ・必要以上に親切にせよ ・人間は承認と励ましを必要とする。 ・みなに感謝を ・世界にとってあなたは一部かもしれないが、相手にとってはあなたは世界になりうる。 ・リーダーは自分の存否が組織の生死を分ける場所にいるべき。すなわち意思決定ポイントのこと ・リーダーは部下全員の背中を押さねばならない ・部下を信じること ・リーダーは無私で利己的であってはならない。 ・リーダーが面倒をみてくれる ・70%は現場が正しい。 ・指揮官のハングリー精神は成果に大きな影響をお四b五す。 リーダーとは責任を持って受け持てる人物 事実を大事に認識する。 検証された情報。わかっていること、わかっていないことを明らかにし、その上で見解を述べよ ・メディア対応について。こたえなくてもよい、仮説に基づいた話をしない。リスクは回答者のみにあり。インタビュー者にはない。インタビュー者ではなく、その先にいる視聴者に伝えたいことを考える。 ・部下に準備を整えさせる。それが上に立つ者の務め。準備がないと自信をなくし、よいことがない。 ・解決策検討時は副次効果にまで想いを馳せねばならない。 ・信頼醸成と結果責任。部下の判断を信じられる関係性づくりを ・怖いのは一時的。失敗した場合、次への糧となる。

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2014/08/10

ロジカルな内容ではない。 まさに、講演で使うメモを寄せ集めて1冊の本にしたかんじ。 だから、というわけではないけれど、人柄が伝わってくるようで、読後感はなかなかいい。 でも、やはり、黒人初の統合参謀本部議長、国務長官まで昇りつめた人ならではの、シビアな話があってもよかったかも...

ロジカルな内容ではない。 まさに、講演で使うメモを寄せ集めて1冊の本にしたかんじ。 だから、というわけではないけれど、人柄が伝わってくるようで、読後感はなかなかいい。 でも、やはり、黒人初の統合参謀本部議長、国務長官まで昇りつめた人ならではの、シビアな話があってもよかったかも。

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2014/05/15

NYに行った時パウエルさんの自伝が書店に山積みになっていて飛行機でもアメリカ人がみんな読んでいたのを思い出しました。この本もリーダーシップ論であると同時にパウエルさんの半生も書かれているので、レーガン政権の頃のアメリカが好きな私には感動するところも多く、なんといってもユーモアのセ...

NYに行った時パウエルさんの自伝が書店に山積みになっていて飛行機でもアメリカ人がみんな読んでいたのを思い出しました。この本もリーダーシップ論であると同時にパウエルさんの半生も書かれているので、レーガン政権の頃のアメリカが好きな私には感動するところも多く、なんといってもユーモアのセンスが最高で面白く読めました。どこに行ってもあんた誰だっけ的な扱いをされることを面白おかしく書いていますが、黒人初の国務長官、陸軍大将など時代を考えると嫌な思いもたくさんされたのではないでしょうか。なぜ大統領にならないんだろう、イラクの化学兵器の報告は何だったの?と思っていましたが、そのこともきちんと書かれていました。 小さなエピソードでアメリカの良いところがたくさん思い出されましたが、ご本人がジャマイカからの移民というのは知りませんでした。

Posted byブクログ