リライブ の商品レビュー
人生を選びなおせる話。 生きていくなかでは大なり小なりの選択がたくさんあるけど それを選ばなかったら、別の選択をしていたら どうなっていたかは絶対にわからない。 たらればをやり直せないから人生なんだ。 本の中ならではの世界を創りだすのは小路さんの素敵なところだな。
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死の間際に訪れるバク。やり直したいと思うところからやり直せる人生。やり直さない選択もあり。 自分ならどこからやり直そうかと考えるだけで、いろんな後悔が蘇る。
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「輝子の恋」が眠れなくなる夢十夜に 「最後から二番目の恋」が七つの死者の囁きに 短編のひとつとして入っている。 ☆獏(ばく)夢を食べるイメージがあるけど、この話では思い出を食べる 思い出を食べるかわりに、人生をやりなおさせてくれる まずは最後から二番目の恋を読んで、 詳しく...
「輝子の恋」が眠れなくなる夢十夜に 「最後から二番目の恋」が七つの死者の囁きに 短編のひとつとして入っている。 ☆獏(ばく)夢を食べるイメージがあるけど、この話では思い出を食べる 思い出を食べるかわりに、人生をやりなおさせてくれる まずは最後から二番目の恋を読んで、 詳しく知らないまま本屋でたまたまリライブの表紙にひかれた 裏表紙のあらすじで、ああ、これ一昨日くらいに読んだのだって思って 次に、今日輝子の恋を読んで、あれって思って やっと作者と本が、私の中でつながった それが、全てここ3日間くらいでおきた出来事。 本との出会いも巡り合わせだなあとしみじみ感じた。 ひとつひとつの短編だけで読むより、まとまったこちらの本を読むのがおすすめらしいので、今度読みたいと思った。
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死の間際に現れ、あの時、選択しなかったもう一つの人生を歩ませてくれるバク。 人生を生き直す人々は、大切な誰かのために、もう一つの人生を生きようとし、そして、その裏にもまた、大切な誰かの幸せな人生を願う思いがある。 悔いのない人生とは、大切な人が幸せになる人生のことなのだと、考えて...
死の間際に現れ、あの時、選択しなかったもう一つの人生を歩ませてくれるバク。 人生を生き直す人々は、大切な誰かのために、もう一つの人生を生きようとし、そして、その裏にもまた、大切な誰かの幸せな人生を願う思いがある。 悔いのない人生とは、大切な人が幸せになる人生のことなのだと、考えてみれば当たり前の事実に感動。
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連作短編集。 もしあの時こうしていれば…誰にでもそんな後悔をした経験はあると思います。 それをひとつだけ取り戻すことが出来る。 なかなか面白い設定で、短編ながらそれぞれの人生にちゃんと引き込まれました。 後悔のない人生なんてないと思うけど、本当にささいな選択がその後の人生を大き...
連作短編集。 もしあの時こうしていれば…誰にでもそんな後悔をした経験はあると思います。 それをひとつだけ取り戻すことが出来る。 なかなか面白い設定で、短編ながらそれぞれの人生にちゃんと引き込まれました。 後悔のない人生なんてないと思うけど、本当にささいな選択がその後の人生を大きく変えることがあることを認識して、流されたり何となくで選択しちゃいけないなと思いました。
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人生のやり直し。全て同じ形式の短編でしたが、刻々と変化を遂げ、最後で「こういうことだったんだ」と納得できる展開が良かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後の、暴走族のおはなしが一番印象に残ってるわ。 人生やり直したいと思う人はよくいるけど、他者に対してやり直してほしいと願う人がいるっていうのは、思えば新鮮だったかもしれない。
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まるで小春日和のような暖かい連作短編集。 誰もが必ず考える人生のやり直し。あの日あの時、違う道を選んでいたら・・・。死の間際にそれを叶えてくれる「バク」。それぞれの人々のもうひとつの人生が興味深い。 最後の「すばらしきせかい」がいい。誠意を抱いて生きていれば、道の選択など関係ない...
まるで小春日和のような暖かい連作短編集。 誰もが必ず考える人生のやり直し。あの日あの時、違う道を選んでいたら・・・。死の間際にそれを叶えてくれる「バク」。それぞれの人々のもうひとつの人生が興味深い。 最後の「すばらしきせかい」がいい。誠意を抱いて生きていれば、道の選択など関係ないことを教えてくれる。
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連作短編。 人生のやり直しをさせてくれるバク。 誰にも答えの出せないテーマ。 人生は一度きりだから。 もし、自分がバクに会えたら、どこからやり直しをするだろうか? しない、という選択もあるのに…。 しかも、この作品、裏の裏?があり、なかなかくせもの。 やはり人生はほろ苦い。 物足...
連作短編。 人生のやり直しをさせてくれるバク。 誰にも答えの出せないテーマ。 人生は一度きりだから。 もし、自分がバクに会えたら、どこからやり直しをするだろうか? しない、という選択もあるのに…。 しかも、この作品、裏の裏?があり、なかなかくせもの。 やはり人生はほろ苦い。 物足りなさと消化不良で星は三つ。
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七編からなる短編集。 ▼収録作品 「輝子の恋」 「最後から二番目の恋」 「彼女が来た」 「J」 「生きること」 「あらざるもの」 「すばらしきせかい」 お気に入りのお話は「輝子の恋」と「すばらしきせかい」。 「輝子の恋」は夏目漱石の「こころ」を彷彿させるようなストーリーだっ...
七編からなる短編集。 ▼収録作品 「輝子の恋」 「最後から二番目の恋」 「彼女が来た」 「J」 「生きること」 「あらざるもの」 「すばらしきせかい」 お気に入りのお話は「輝子の恋」と「すばらしきせかい」。 「輝子の恋」は夏目漱石の「こころ」を彷彿させるようなストーリーだった。幸せな終わりが良い。 「すばらしきせかい」はラストで涙がぼろぼろ。 今作が初・小路幸也さん。 これから追いかけてみたい作家さんである。
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