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一億総ツッコミ時代 の商品レビュー

3.7

104件のお客様レビュー

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2012/12/04

タイトルだけ見れば、荻上『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか』と似通ったテーマを扱っているように見えるかもしれないが、内容は雲泥の差だ。荻上本とは違い、本書が問題にしているのは具体的な問題ではなく、著者が勝手に「一億総ツッコミ時代」と名付ける、客観的に観測不可能な「時代の...

タイトルだけ見れば、荻上『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか』と似通ったテーマを扱っているように見えるかもしれないが、内容は雲泥の差だ。荻上本とは違い、本書が問題にしているのは具体的な問題ではなく、著者が勝手に「一億総ツッコミ時代」と名付ける、客観的に観測不可能な「時代の空気」。しかも自分の議論に対して文献や統計などを利用して裏付けを行っているわけでもなく、俗流の現代社会批判に基づいているのはいけない。思考の ツールを提供しているわけでもない。ただの自己満足的な社会批判の視座しか得られない本書こそ、著者の言う「一億総ツッコミ時代」の産物である。

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2012/12/04

世の中は「ツッコミ高ボケ低」(西高東低をもじった表現)だから、みんなもっとボケになっていきましょうよという話。 マキタスポーツさん(彼の芸名)のいう、自己防衛のための”ツッコミ”という発想がすごく面白いと思った。 絶妙な毒気と分析力にぐいぐい引き込まれて、さくっと読める1冊。

Posted byブクログ

2012/12/03

ああ息苦しい 一億総ツッコミ時代 ツイッターで気に入らない発言を罵倒し、ニコ生でつまんないネタにコメントし、嫌いな芸能人のブログを炎上させる。ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミの総攻撃。自分では何もしないけれど、他人や世の中の出来事には上から目線で批評、批難――。...

ああ息苦しい 一億総ツッコミ時代 ツイッターで気に入らない発言を罵倒し、ニコ生でつまんないネタにコメントし、嫌いな芸能人のブログを炎上させる。ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミの総攻撃。自分では何もしないけれど、他人や世の中の出来事には上から目線で批評、批難――。一般人がプチ評論家、プチマスコミと化した現代。それが「一億総ツッコミ時代」だ。動くに動けない閉塞感の正体はこうした「ツッコミ過多」にある。「ツッコミ」ではなく「ボケ」に転身せよ。「メタ」的に物事を見るのではなく「ベタ」に生きろ。この息苦しい空気を打破し、面白い人生にするために! 異才・槙田雄司(マキタスポーツ)による現代日本への熱き提言!! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ツイッターで、オードリーの若林さんが面白かったーっていってたリツイをみて、買ってみた なんかなるほどーって思うことも多い本でした 噛むってのがネタにされるの、確かに最初私すごい違和感だったんだよね! 舞台とか生のもので、噛んじゃったのをごまかす(?)アドリブで、ネタにするのは好感もてるんだけど…… 実生活で、噛んだことで話のコシを折られるのがほんと、なんでってなる! そこ別にどうでもよくね!?みたいな… きっと、芸能人は特に大変なんだろうなあと思う本でした。

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2012/11/26

内容自体は特に真新しい物は無かった。 「メタ」を「ツッコミ」に「ベタ」を「ボケ」と言い換えた事でわかりやすくはなってはいると思う。 そもそもこんな本出してる時点で「ツッコん」でるじゃんと思わないこともない。 読後の感想としては 余計なお世話だバカヤロウ by RHYMESTE...

内容自体は特に真新しい物は無かった。 「メタ」を「ツッコミ」に「ベタ」を「ボケ」と言い換えた事でわかりやすくはなってはいると思う。 そもそもこんな本出してる時点で「ツッコん」でるじゃんと思わないこともない。 読後の感想としては 余計なお世話だバカヤロウ by RHYMESTER だった

Posted byブクログ

2012/11/26

真の面白さはツッコミから生まれない このフレーズにグッときました。 確かに、ツッコミはボケがあるからこそ成立するものであって、ボケなしには笑い=面白さは生まれない。 いじられキャラの私にとって、とっても勇気をもらえる内容でした。

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2012/11/23

ツッコミとボケを、お笑いの視点から透かしてみたら やがて、日本の現状までもみえてきた 槙田雄司、マキタスポーツが気になるひとや 読んでおいて損はない ただ、ぼくは ぼくがあいつをむかつく理由がやっとわかった ってことだけ ありがとう、マキタさん

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2012/11/18

『好き』『嫌い』を表明する。そっちの方が色っぽいよ。 理不尽なことが逆に日常のストレスを消したりする。 面白いことやろう。

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2012/11/15

糸井重里の「じぶんのリーダーは、じぶんです。 」も RHYMESTERの「Choice is Yours」も 内田樹の「下流志向」も なんだか繋がっている気がします。 僕はみんなに突っ込まれ、いじられるおじさんになりたいな。

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2012/11/06

ソーシャルメディアのあり方を通じて社会を分析していく本かと思ったら、自己啓発本に近かったでござる。 インターネットやソーシャルメディアの出現で、世間一般の人たちが様々な事に対してツッコミ(批評)を不特定多数に発信できるようになった。それに比べて自らボケる(行動を起こす)側って少...

ソーシャルメディアのあり方を通じて社会を分析していく本かと思ったら、自己啓発本に近かったでござる。 インターネットやソーシャルメディアの出現で、世間一般の人たちが様々な事に対してツッコミ(批評)を不特定多数に発信できるようになった。それに比べて自らボケる(行動を起こす)側って少なすぎじゃね?と世間に対してツッコむ本です。 何か、2ちゃんによる炎上とか見てて思ってた違和感を見事に言い当てられた気がする。自分では何もせず影から石投げてるだけじゃ、安全だけど、つまらない。何もしない人間がわかった顔でいいたい事を言う、そんな世の中。 「ツッコみ続けたまま、お前は死ぬのか?」 ボケた方が、面白い。

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2012/11/05

これは良い本。面白い。モヤモヤしてた感覚がすべて例えられていて、なかでも腑に落ちたのが「ベタから逃げるな」という表現。ベタに生きる強さは見習わないとなぁ。

Posted byブクログ