アメリカに潰された政治家たち の商品レビュー
岸は戦後直後に米ソの対立が深まれば、アメリカは日本を利用するために自分の力を借りに来るだろうと正確に予測していた。さすが昭和の妖怪だ。 田中角栄がニクソン(アメリカ)よりも先に中国と国交回復したことがニクソンを怒らせた。 戦後の日本で長期政権になったのは吉田、池田、中曽根、小泉で...
岸は戦後直後に米ソの対立が深まれば、アメリカは日本を利用するために自分の力を借りに来るだろうと正確に予測していた。さすが昭和の妖怪だ。 田中角栄がニクソン(アメリカ)よりも先に中国と国交回復したことがニクソンを怒らせた。 戦後の日本で長期政権になったのは吉田、池田、中曽根、小泉でこの4人とも極端な対米追随路線。
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・アカデミック、あるいは硬めな本ではない(?)からなのかもしれないけど、根拠や出典などが弱い感じはした。アメリカの工作以外にも、他の要因もあるんじゃ?と思う点もあった。例えば、鳩山氏が政権を降りなければならなくなったのは、経済政策が失策続きだったというのも理由だった気がするのだけ...
・アカデミック、あるいは硬めな本ではない(?)からなのかもしれないけど、根拠や出典などが弱い感じはした。アメリカの工作以外にも、他の要因もあるんじゃ?と思う点もあった。例えば、鳩山氏が政権を降りなければならなくなったのは、経済政策が失策続きだったというのも理由だった気がするのだけど・・・。 ・上記の点はあるものの、アメリカがどう動いてきたか、以前から薄々感じていたことが「やっぱりな」という思いに変わりました。 ・60年安保で岸政権が倒れてしまったりと、民衆が正しい情報をもっていなかったり、産業界等利権者が資金的に援助するということは、日本だけでなく、世界中で起きている。なので、知れば知る程、やるせない気分になってくる・・・。メディアで報道される上辺だけの情報を、人は信じるし、なかなかなかなか身近に感じないから、知らないうちに時分に不都合な世の中になってた、ってことなんでしょう。
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【コメント】 反米プロパガンダの本。 「孫崎氏の主張が知りたい」のなら有益かもしれない。が、 この本にでてくる話題(日米安保、経済、竹島・尖閣・北方領土、 原発再稼働…など)に自分の意見をもたない人が読むのは オススメしない。いらぬ偏見を植え付けられ毒になる。 政治の視点は、反...
【コメント】 反米プロパガンダの本。 「孫崎氏の主張が知りたい」のなら有益かもしれない。が、 この本にでてくる話題(日米安保、経済、竹島・尖閣・北方領土、 原発再稼働…など)に自分の意見をもたない人が読むのは オススメしない。いらぬ偏見を植え付けられ毒になる。 政治の視点は、反米か親米ではなく、国益に沿うかどうかが 問題だ。この本では、「反米の立場の人がよい政治家」のような 誤った見立てで話をすすめている。 (自分からみれば、この本に反米派として紹介された 鳩山由紀夫や小沢一郎はそうとう問題がある。) *** この本は、まず反米が国益に沿うという印象操作をしたあと、 米国がからんでいる尖閣・原発再稼働・オスプレイなどの話題で、 瑣末なところを大きく取り上げ、その背後に大きな問題には全く 触れずに、日本を危うくするような政策をまことしやかに訴えて いる。中国の脅威は無視していいのか?孫崎氏は福島の放射能 被害を正しく評価をしているのか?オスプレイに対する国民感情 は新聞によって偏向されたものではないのか? とおかしなところが多い。 【内容】 戦後の対米路線をとってアメリカに潰された(と著者が主張する) 政治家たちについて、それがどのようなものであったのかを 解説した本。
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日本の政治家がアメリカの意に沿わない行動に出たとき、必ずその政治家は何らかのトラブルに巻き込まれて、政治的に抹殺されていく。 それは、戦後すぐGHQの時代ではない。 大政治家(だったと思う)田中角栄の晩年、そしていまもバッシングが続く小沢一郎。 日本は独立国家なのか、それともアメ...
日本の政治家がアメリカの意に沿わない行動に出たとき、必ずその政治家は何らかのトラブルに巻き込まれて、政治的に抹殺されていく。 それは、戦後すぐGHQの時代ではない。 大政治家(だったと思う)田中角栄の晩年、そしていまもバッシングが続く小沢一郎。 日本は独立国家なのか、それともアメリカの属国でその支配下にあるのか?
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「戦後史の正体」とかなりダブっているので、「戦後史の正体」を読んだ人は読まなくても良いのではないかと思います。 戦後の日本の政治家たち、その分類として対米追随派と自主独立派に分かれ、自主独立派は、米国からの圧力や陰謀等で潰されてきたというお話。
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日本の戦後政治は、アメリカ政府に牛耳られ、大物政治家が潰されてきた!というタブーに触れた一冊。全てが真実とは思えませんが、岸信介の立ち位置については納得させられました。
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実にこじつけっぽいのだが、アメリカに楯ついた政治家はことごとく潰されてきたという内容の本。 『戦後史の正体』とだぶりがある(筆者もそう言っている)ので、目新しさはない。
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戦後の日本の政治をアメリカの「虎の尾」を軸に書いてる。一面的な見方のように見えるけど、それなりに説得力があると個人的には思う。中国や韓国への反発ばかり取り上げる昨今、アメリカ嫌いの自分にはストンと落ちる一冊だった。
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テレビなどで孫崎氏が話題になっていたので、読んでみた本。 アメリカにとって、中国問題は「虎の尾」である。 という軸にたち、根拠を説明している。 岸信介、田中角栄、小沢一郎、鳩山由紀夫など「対米自主路線」の政治家を例に、 具体的な事例を述べている。 CIAなどアメリカ諜報機関の暗躍と、 「自主路線」をかかげた政治家、官僚がどう潰されたのか、 事実の前後関係から考えると、孫崎氏の理論には信憑性がある。 もはや日米の主従関係は、修正のきかないところまできているということだろう。 この本は、2012年秋ごろ出版されたため、 総選挙と安倍政権については網羅されていないが、 第一期安倍政権は中国重視の政策をとったために短命の政権で終わり、 第二期安倍政権のこのところの追い風は、 中国重視をやめ、「対米自主路線」に舵を切ったためとも考えられる。 TPPなどでアメリカの言いなり政策で日本が崩壊する危険性がある。 孫崎氏は、我々の世論が軌道修正が可能な唯一の方法であると述べている。 まずはみなさんにもこの本を読み、事実を知ることを強くお勧めしたい。 そのうえで、個人個人が正しい判断をしていかなければならないと思った。
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戦後の日本の政治家たち、その分類として対米追随派と自主独立派に分かれる政治家たちだ。 敗戦で、日本は今もアメリカに事実上占領されたままだ、それは不平等なアメリカとの条約などによって戦後も続いている。 それは、対米追随のポチ政治家たちが日本の国益ではなくアメリカの国益を考えてすすめた政策の成果と言ってもいいだろう。 日本の自主独立を進めた政治家たちはことごとく、アメリカとアメリカきの手先であるメディアや官僚に潰されてきた歴史がある。 最近では小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏もアメリカの意向に沿わない政治家であり、アメリカの軍隊の日本駐留や対米だけでなくアジアやロシアに向けた外交拡大というアメリカの意向に沿わない虎の尾を踏んだ政治家たちである。 菅や野田、そしてこの本が発行されたあとに政権を取った安倍首相などは完全な対米追随の政治家で、またしてもTPPへ参加やアメリカのオスプレイ配備、沖縄辺野古への基地移設などアメリカの思い通りに動く政治家たちによってこの国がまたおかしな方向へ進みつつある。 孫崎氏はその中でも官邸前の国民一人ひとりの自発的なデモなどが拡大すれば政治を変えていくことが出来るのではないかと本書で期待されている。 誰が日本の自主独立に国民に目を向けた政党政治家なのかを私たちがしっかりと見極め、選挙で選び、ものを言わないとこの国はアメリカの思いのままの都合のいい占領地になるだろう。
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