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ハング の商品レビュー

3.5

173件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    76

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    1

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2023/02/27

闇の横行 別の目的のための目くらまし。 悔しくてやり切れない。 ダークな内容の中にも温かみのある存在に心が救われる思いだった。

Posted byブクログ

2023/02/11

ジウシリーズ5作目。 宝飾店オーナー殺しの再捜査での犯人の自供。 初公判で犯人は自供を強要されたと言い、名指しされたメンバーは首を吊った。 主人公サイドではあり得ないことだが、 マスコミの情報だけだと、一般人は信じてしまう。 事件が事実であろうが、無かろうが稀有なものであれば話題...

ジウシリーズ5作目。 宝飾店オーナー殺しの再捜査での犯人の自供。 初公判で犯人は自供を強要されたと言い、名指しされたメンバーは首を吊った。 主人公サイドではあり得ないことだが、 マスコミの情報だけだと、一般人は信じてしまう。 事件が事実であろうが、無かろうが稀有なものであれば話題にしたがる。 主犯の動機も理屈はわかるが、大したことでは無く、主人公に感情移入しました。

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2022/10/25

重い 今作の描く空気感が重い 読後の軽い虚脱感がある作品 あ そうだったんだ…という肩透かし感がある まぁ 誉田作品では必ず人が死ぬ そりゃ捜査一課という舞台なので仕方ないのだが、今作はやたら無意味に首吊りさせられてる感じがする

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2022/10/14

母から借りた本 ・ 警視庁捜査一課の津原は同僚や上司にも恵まれ、先輩刑事の妹に秘かな恋心を抱き、その妹もまた津原を慕っていた ある日、数年前に起きた宝飾店オーナー殺害事件の再捜査に当たることになった津原達堀田班 犯人を逮捕したにも関わらず、堀田班全員が言わば左遷されてしまう そし...

母から借りた本 ・ 警視庁捜査一課の津原は同僚や上司にも恵まれ、先輩刑事の妹に秘かな恋心を抱き、その妹もまた津原を慕っていた ある日、数年前に起きた宝飾店オーナー殺害事件の再捜査に当たることになった津原達堀田班 犯人を逮捕したにも関わらず、堀田班全員が言わば左遷されてしまう そして、裁判で被告人は津原が思いを寄せる女性の兄である先輩刑事から自白を強要されたと一転無罪を主張した その後、先輩刑事は自殺してしまう 先輩刑事の自殺を不審に思った津原と同僚は真相を暴くため独自に捜査を始める ・ うーん… 死にすぎじゃない? 読後感悪すぎる 真犯人もうん、まぁ、そっか… って感じだった えー!!? まさかのこの人が!? という展開を期待したけど、期待通りとはいかず… わぁ!いっぱい死んじゃったな という感想だけがただただ残った

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2022/10/12

今までに読んだ誉田作品の中で最も多くの登場人物が殺害された気がします。。 主人公の津原は警視庁捜査一課の刑事。 上司や仲間に恵まれ、心地よい環境で働いていた。先輩刑事の妹とは、互いに密かに好意を抱きあっている。 あるとき、昨年発生した宝飾店オーナー殺害事件の再捜査にあたることに...

今までに読んだ誉田作品の中で最も多くの登場人物が殺害された気がします。。 主人公の津原は警視庁捜査一課の刑事。 上司や仲間に恵まれ、心地よい環境で働いていた。先輩刑事の妹とは、互いに密かに好意を抱きあっている。 あるとき、昨年発生した宝飾店オーナー殺害事件の再捜査にあたることになった津原達。犯人逮捕に至ったものの、津原達に突然左遷とも受け取られるような異動が命じられ、全員が所轄署へ別れてしまう。 一方、逮捕した犯人は裁判で一転、無罪を主張。津原の先輩刑事に自供を強要されたと発言する。 実際には取り調べを担当していない先輩刑事はその報道後に自殺し、マスコミの報道は加熱していく。 先輩刑事の自殺に不信感を抱いた津原は真相を調べ始める… ありがちな設定ですが、終わり方がありがちではなく、救いようがなくて、誰もハッピーにならなくて、 事件の犯人が分かっても、とても前向きな気持ちにはなれず、それどころかどんよりと沈むような疲労感と 絶望感が残る一冊。 馳という殺し屋の心理描写の巧みさは、私好みでした。 現実にあるかもしれない、と思わせるストーリー設定ですが、黒幕の語りが少し薄っぺらく感じてしまった点が残念でした。

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2022/07/04
  • ネタバレ

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あらすじに「最もハードな警察小説」とある通り、どんどん主要登場人物が死んでいく……。 最終的に旧堀田班では、主人公と堀田しか生き残ってないじゃないか! 途中から、「え、この人も死ぬの?」てなってく。 これ、ジウシリーズに含まれてるはずだけど、繋がりがイマイチ。 例のバーが登場したくらいか。 津原はこのあと、ジウのチーム?に入るのかな? 新宿セブン?だったか。

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2022/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

巨悪と殺し屋。 誰もが、あるようでなくないようであるように感じていることを小説という形で見せた。 荒唐無稽な陰謀論? 前半のヌルい海水浴シーンから始まって味方も敵も皆んな死ぬ。 面白い。 変な親心出して生かしておくなんてことしないで皆殺しにしたのは大変好ましいハードコアな判断であったかと。 KILL 'EM ALL \m/

Posted byブクログ

2022/04/17

 捜査が打ち切りになっていた殺人事件に、新たな情報がもたらされ、再捜査をすることになった警視庁捜査一課のメンバーがメインで話が進んでいきます。  犯人は勿論何人も殺しているので許されるものではないと思いますが、本当はそんなに悪い人ではないのかもと思いました。  自分の知らないとこ...

 捜査が打ち切りになっていた殺人事件に、新たな情報がもたらされ、再捜査をすることになった警視庁捜査一課のメンバーがメインで話が進んでいきます。  犯人は勿論何人も殺しているので許されるものではないと思いますが、本当はそんなに悪い人ではないのかもと思いました。  自分の知らないところで、こんなことが起こっているのか、自分が知らないだけなのか、考えてしまいました。  ジウシリーズの5作目ですか、今回東警部補はでてきませんでした。  シリーズのスピンオフ的な話で、シリーズを読み進めて行けば、回収されていくストーリーなのか、楽しみにして、次の作品を読んでみます。

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2022/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

基本、シリーズ物は最初から順に読みたいタイプでして、かつシリーズものじゃなくても、出版順に読みたいわけですよ って事で、ハングです。 シリーズものじゃないと思ってたんですが、こっそりジウサーガの一遍です。 捜査一課「堀田班」の植草巡査部長の謎の死。 同伴の津原は植草の死の真相と犯人への復讐に動き出す。 植草の妹、遥に慕われるも、己の出生からその好意を受け止められない。 その遥に恋心を寄せる、弟分の守も殉職。 果たして犯人は…。 誉田哲也の真骨頂というべきか、ぼこぼこ人が死んでいきます。 殺し屋の馳卓もこれが、ちょいと同情してしまう生い立ちだったりして、ただただ悲惨。 津原はこの後、ジロウになるのよね。 それはネタバレサイト読むまでわからなかったわ。 ミサキはすぐわかったんだけどな。 これで、ジウサーガの沼にすっぽりはまってしまったわけで…。 次も読もう。

Posted byブクログ

2021/11/14

救いがない。やるせない。 あるシーンで、何で抵抗しないの?とか何で助けを求めないの?とか、傍から見ていて思うんだけど、人質を取られていたらそれも難しいのかなぁ。 巨悪暗躍という感じで、でもひたすら汚くてそこにロマンは微塵も感じなかった。無駄にされた命が、冒頭のシーンと対照的で切な...

救いがない。やるせない。 あるシーンで、何で抵抗しないの?とか何で助けを求めないの?とか、傍から見ていて思うんだけど、人質を取られていたらそれも難しいのかなぁ。 巨悪暗躍という感じで、でもひたすら汚くてそこにロマンは微塵も感じなかった。無駄にされた命が、冒頭のシーンと対照的で切ない。 ほんの少し、「ジウ」の事件に関わることが出てきてて、それもまた予想されていたことだけどやっぱりね…(哀しい)という思い。 東主任の正義感が恋しくなる〜。

Posted byブクログ