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ハング の商品レビュー

3.6

174件のお客様レビュー

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    14

  2. 4つ

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  3. 3つ

    58

  4. 2つ

    13

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2012/10/26

今まで読んだ誉田作品の中では評価が低い方になると思う。まず主人公の津原にあまり魅力がなかったのが残念なうえ、後半あれだけの人が死に至るのはさすがに無理がある。帯にあった「ジウを凌駕する」というのは正しくないと思うけれど、一気に読ませる面白さは確かにある。

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2012/10/26

平和な日常から一転、次々と仲間が死んで行く・・・ 誉田作品は初めてやったけど一気に読めました。面白かった。けど、ラストが少しもやっとする。少しだけね(^_^;)

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2012/10/24

前半は話が読めずもたもたしたけど、後半はイッキ読み。すっきりとはしないラストですが。 こういうことって、ほんとにあるのだろうか?前にもドラマか本で同じような話を見た気がするけど、なんだったか忘れてモヤモヤ。 私は姫川シリーズのほうが好きです。

Posted byブクログ

2012/10/23

ストロベリーナイト、ジウなどグロい描写でちょっと苦手だった誉田哲也。本作はグロい表現があまりない分、ある事件を追っていくうちにどんどん逃げ場のない窮地に仲間たちが陥っていくという息苦しい展開。ささいな窃盗未遂事件が政治家や暴力団といった巨悪に繋がっていく。

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2012/10/18

プロローグの明るい風景と、進んでいく物語との、対比が物凄く、引き込まれてしまう。まさか…と思ううちに、読んでいて完全に叩きのめされてしまった気分。

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2012/10/17

誉田哲也史上もっともハードな警察小説って謳い文句だったけど、これはすでに警察小説のワクを越えているのでは無いだろうか? いい悪いじゃないけど、警察小説ならもう少しリアル感が欲しいし、悪を裁く法を超越した部分を書くなら、馳とのコンビをもう少し書き込んで欲しかったと個人的には思う。

Posted byブクログ

2012/10/15

警視庁捜査一課・堀田班は新たな事実が判明した 宝飾店オーナー殺人事件の再捜査に当たることになった。 捜査線上に浮かび上がったある男を逮捕。 本人自供で勾留延長が決まりどう詰めていくかという矢先に 突然、堀田班は解散、メンバーが異動になってしまう。 納得のいかないまま月日は過ぎ...

警視庁捜査一課・堀田班は新たな事実が判明した 宝飾店オーナー殺人事件の再捜査に当たることになった。 捜査線上に浮かび上がったある男を逮捕。 本人自供で勾留延長が決まりどう詰めていくかという矢先に 突然、堀田班は解散、メンバーが異動になってしまう。 納得のいかないまま月日は過ぎ事件は初公判を迎えるが 被告は自白の強要があったと証言し、 名指しされた元堀田班の植草が首を吊った姿で発見される。 元同僚のいきなりの自殺に疑念を抱いた津原は 異動以後に警察を辞めていた小沢とともに 事件の裏にある大きな闇に取り込まれていく。 そして、また一人また一人と命を落としていく。 オリンピックとか大きなニュースがある裏で ひっそりと法案が成立してることはよくありますが こういう仕組まれたものもありそうで怖いね。 あと、最後の一件はやっぱり津原の仕業ですか?

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2012/10/14

ハングーなんのこっちゃ、と思いながらしばらく読み続け、それでも1件目の「ハング」のときはまったく思いつかずにスルーして、2件目、3件目と同事象が続いてやっと分かった。 「ハングマン」の「ハング」だこれは。 中学の英語の授業のはじめに、先生たちが毎回やった、英単語あてゲーム。 当...

ハングーなんのこっちゃ、と思いながらしばらく読み続け、それでも1件目の「ハング」のときはまったく思いつかずにスルーして、2件目、3件目と同事象が続いてやっと分かった。 「ハングマン」の「ハング」だこれは。 中学の英語の授業のはじめに、先生たちが毎回やった、英単語あてゲーム。 当てられた生徒が、思いついたアルファベットを1つづつ言って、それが先生が出題した単語の中に入っていればセーフ。入っていなかったらーーー黒板に一書き一書き描かれる、死刑台と、首吊りをする人。 最後まで書き終わったら生徒側の負け。 今思ったらなんておぞましいゲームをやらされていたのだろう。 この話は、そのゲームとなんだかよく似ている。 はやく事件の裏側にたどり着かないと、仲間がどんどん「ハング」させられる。 それにしても、ここまでくると、警察小説のジャンルを若干逸脱してるんじゃなかろうかと心配になってしまう。 このハードボイルドさは、野沢尚の世界観に片足突っ込んでしまっている。 (野沢さんの方がもう少しホラー的要素が大きくなるが) ……あ。野沢尚も「ハング」した人だったな。

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2012/10/13

読了!★★★★★ 誉田哲也お得意のバイオレンス警察小説 冒頭。楽しそうにビーチで遊ぶグループ。 優しく健気なヒロイン登場。 誉田哲也ファンならいやでもピンと来てしまう。 「このヒロインは被害者になるな………」 ところが期待を大きく上回る展開だった。 残虐の誉田哲也本領発揮であ...

読了!★★★★★ 誉田哲也お得意のバイオレンス警察小説 冒頭。楽しそうにビーチで遊ぶグループ。 優しく健気なヒロイン登場。 誉田哲也ファンならいやでもピンと来てしまう。 「このヒロインは被害者になるな………」 ところが期待を大きく上回る展開だった。 残虐の誉田哲也本領発揮である。 人質をとられて、「おまえ死ね」と命令された時どうしたらいいのだろうか。 そのまま死ねば人質も殺される。相手はプロで死角は無い。 ラストまでストレートな小細工無しの、熱い男達の物語。 やはりこうでないと!

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2012/10/12

魅力的かつ個性的なキャラクターを登場させては、惜しげもなく切り捨てる凄く贅沢な小説。話を広げ過ぎて、結末が尻切れとんぼだったが、物語全体の出来は良い。

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