てふてふ荘へようこそ の商品レビュー

乾ルカ【著】

2012/11/04

何の気なしに手にとった本ですが、これは面白かった。

どの話もよかったですが、個人的には三号室がよかったです。
感極まって思わず上げた手と手で交すハイタッチ。
こっちもつられて興奮しました。

2012/11/02

六人の住人と、そこに住まうもう１人の同居人。そしていつでも優しい大家さん。
そんな皆さんのとっても優しいお話が詰め込まれめいて、とっても楽しく読む事が出来ました。
望んでいない同居人といつしか仲良くなって信頼しあい、そしてお別れ。
ちょっと切なくなる場面も多々ありましたが、何よりも皆が前を向いて歩き続けているので読んだ後は何だか清々しい気持ちになれました。
久々に何度も読みたくなるお話に出会えました。

2012/10/29

てふてふ荘 破格の家賃の条件には裏がある。

高橋君を中心に様々な問題を抱えた人がてふてふ荘の秘密によって成長していく。

成仏がキーワードの話。

何か考えられない話だけど、ゆったり読める話だった。ちょっと感動する話も出てくるし、何より住人が面白い。好きな展開の話だった。

2012/10/29

管理人さんにぜひとも私もお会いしたい。想像膨らんだ。話に関しては、楽しくてほのぼのしてたけど、最後一気にたたみかけてる感があって、急ぎすぎているというかもっと読みたかったな。肝心なふたりの話あえてぼかしてるのか、両想い的なのはわかるけど…。
描いてほしかった。

2012/09/10

あらー、もうすぐ文庫になるんですか！知らずに図書館で借りて読んじゃったよ、あちゃー。
乾ルカ、初めて読んだんですが（完全にジャケ読みでした）、よかったです！
てふてふ荘、いかにも条件が良すぎる物件と思ったら、とんでもない同居人が付いて…もとい憑いてきたーーー！？
でも、どの幽霊も、すごく強いんですよ。人生に悔いなんてないわよ！とか言い放っちゃったり叱咤激励してくれたり、父と子のように酒を酌み交わして慰めてくれたり、一人一人優しくて、あったかいんです（ドア凍らせるのが特技な子もいますが）。
胸がジーンとする、出会いと別れが部屋の数だけあります。
そして読み終わったあと、ちょっとだけ強くなって、前向きになれてるきがするんです。
文庫化、とても嬉しいです。買うとおもいます。
…うーん。でも一つだけ、気にかかることが。大家さんのエピソードは書き下ろしのようですが、やっぱり無理やり感が拭えなかったです。大家さんについては謎のままでよかったんじゃないかなぁと思います。