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去年はいい年になるだろう(上) の商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2024/07/31

久しぶりのSF小説。タイムパラドックスやアンドロイドといったSF作品における王道な題材でかなり読みやすく楽しめる。続きも気になるので早く下巻も読みたい。

Posted byブクログ

2022/03/30

読み始めて、ガーディアンがいるのなら、東日本大震災やコロナ関係、今のウクライナ状況をどうにかしてくれーって思った。 結構途中までは面白かったんだけどな~パラレルワールドが複雑すぎてついていけなくなっちゃった(^-^;。 最後の方は「とんでも」本って感じだった。

Posted byブクログ

2016/02/04

 タイムマシンがあったらどう使うかという話は語り尽くされた感があって、過去の過ちを正すとか、ギャンブルの結果をあらかじめ調べておいて、大穴を当てるとかは陳腐な例である。もっとも、過去に戻ってやり直したいと思うことが多々にあるのが人間なのであって、もう少し大局的にみると、正したい歴...

 タイムマシンがあったらどう使うかという話は語り尽くされた感があって、過去の過ちを正すとか、ギャンブルの結果をあらかじめ調べておいて、大穴を当てるとかは陳腐な例である。もっとも、過去に戻ってやり直したいと思うことが多々にあるのが人間なのであって、もう少し大局的にみると、正したい歴史が無数にあるのが人類である。それでは歴史を遡って世直ししましょう、というのが本書のメイン・アイディアである。  そういうSFはこれまであまりなかったかも知れない。そんなことすれば歴史が変わってしまうし、世直ししてめでたしめでたしだけでは小説にならない。むしろ歴史を変えようとする時間犯罪者を取り締まるタイムパトロール物語のほうが主流となってきたわけである。    「僕」、すなわちSF作家の山本弘は2001年9月12日の朝、衝撃的なニュースを見る。いうまでもなく9・11のテロである。しかし、さらに驚いたことに、この大事件は阻止されたという放送が、ガーディアンと名乗る、未来から来たロボットたちによって宣言されるのだ。世界中の兵器はガーディアンによってすみやかに無効化され、人類は否応なくガーディアンの支配下にはいる。とはいえ彼らは強引なことはしない。おおむねアジモフのロボット工学の三原則によって設計されたガーディアンは、「ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない」という原則に則って、歴史的危険を看過せず、天才による被害、事故、犯罪などを未然に防ぎに来たのだ。なおかつ、国際紛争をなくし、独裁国家を解体し、公衆衛生を向上し、技術革新をもたらしていく。  そうやって2009年に降りたって、そこから10年間「世直し」をすると、歴史の流れは変わり、ガーディアンたちにも未来のことはわからなくなってくるので、あとは人類に任せ、それから2008年に移動して、同じことを繰り返し、ということを24世紀から続けて、ついに2001年に到達したのである。  これだけではまったく何のテンションもなくて物語にならない。ガーディアンには、実は隠された恐るべき意図があったのだ。というのがありそうなお話なのだが、どうもそうではないらしい。人間にそっくりな美男美女の姿をし、礼儀正しく、忍耐強く、問われれば情報も開示するオープンなガーディアンたちには「人間に及ぶ危害を取り除く」という善意しかないようにみえる。  こうしたガーディアンたちの活動を知ってもらうため、適当な人間を選んでガーディアン一体が定期的に接触するのだが、「僕」のもとにもカイラという名の女性型ガーディアンが接触してくる。実は2009年からの10年間、2008年からの10年間……と、もう80年の付き合いになっているのだという。  これだけ大それたことが起こりながら、ガーディアンは世界をよくしていくだけなので、差し当たってSF私小説みたいに話は淡々と進む。実在の人物も多数出てくる。「僕」の妻と娘の名前まで本当かどうか知らないが。  そういう「僕」の日常では、未来からロボットたちが来るということが現実に起こっては、SF作家もすっかり作品が書きにくくなってしまい、収入が減り、個人的にうまくないことが次第に起こってくる。去年はいい年になるだろうが、これから先は真っ暗。下巻に続く。

Posted byブクログ

2014/08/18

手記?自伝?日記?小説だろうと購入したため、一体どんな構成の話なんだと不安になったが、何の事はないこれも山本弘らしいSF小説だった。よくある時間移動系の話だが、自分を主人公に据えることで斬新かつ身近な話になっている。彼らは敵なのか味方なのか、世界はどうなるのか。下巻が読みたい。

Posted byブクログ

2014/06/20

アイの物語に比べて アンドロイドの性能が落ちています 完璧ではなくなっているのです よくあるパターンのやつになっています 残念

Posted byブクログ

2014/04/08

24世紀からロボットが2001年にやってくる話。作者を主人公として話が進んでいくけど、大きな変化は今のところなし。 対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースとか、禁則事項ですとかハルヒネタが出てきて吹いたw とても読みやすくてスイスイ読めた。 下巻も楽しみ。

Posted byブクログ

2013/03/15

24世紀からやってきたアンドロイド達。戦争や争いをやめない人類の命をまもるためにやってきた。一見ソフトなイメージですが圧倒的な技術力を背景に人類を管理していく。歴史に介入しパラレルワールドをいくつも作っていくのですが・・・。下巻でどんな結末がまっているのか楽しみです。下巻行きます...

24世紀からやってきたアンドロイド達。戦争や争いをやめない人類の命をまもるためにやってきた。一見ソフトなイメージですが圧倒的な技術力を背景に人類を管理していく。歴史に介入しパラレルワールドをいくつも作っていくのですが・・・。下巻でどんな結末がまっているのか楽しみです。下巻行きます。お風呂に落として表紙がしわしわ・・・・

Posted byブクログ

2012/11/11

山本弘『去年はいい年になるだろう・上巻』 (2010年4月・PHP研究所 / 2012年10月・PHP文芸文庫) 米国同時多発テロも、あの大地震も、犠牲者はゼロ!?二〇〇一年九月一一日、二四世紀から「ガーディアン」と名乗るアンドロイドたちがやってきた。圧倒的な技術力を備えた彼ら...

山本弘『去年はいい年になるだろう・上巻』 (2010年4月・PHP研究所 / 2012年10月・PHP文芸文庫) 米国同時多発テロも、あの大地震も、犠牲者はゼロ!?二〇〇一年九月一一日、二四世紀から「ガーディアン」と名乗るアンドロイドたちがやってきた。圧倒的な技術力を備えた彼らは、テロを未然に防ぐとともに、世界中の軍事基地を瞬く間に制圧し、歴史を変えていく。その翌日、SF作家である僕のもとへ、美少女アンドロイドがやってきた。彼女から渡されたのは、未来の僕のメッセージと作品データだった。第42回星雲賞・日本長編部門受賞作。 65点(100点満点)。

Posted byブクログ

2012/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、パラレルワールドを信じられないからいまいち入り込めなかった。 SFならSFでいいんだけど、それを解説?されると引く。 興味ない趣味の話を延々と聞かされてる気分。 ガーディアン的決断は、大きな視点(世界的・社会的・経済的?)でみると賛成されるだろうけど、人間を個々のもの?としてみたときにはちょっと納得いかないかも。合理的だけど、思いやりとかがないというか。企業人としては優秀だけど、友達付き合いは深くない、みたいな。うまく表現できないけど。 下巻につづく・・・。

Posted byブクログ