空白の五マイル の商品レビュー
こんなにも過酷な冒険記をノンフィクションを670円で読めるなんて、いいんですか!?ってくらい凄かった 一方、不味い水を飲んだだけの話や、恐山には何があるか知らないバカな女の中身のないエッセイを1700円も出して読んでた昨日がバカらしくなった ツアンポー渓谷で亡くなった日本人カヌ...
こんなにも過酷な冒険記をノンフィクションを670円で読めるなんて、いいんですか!?ってくらい凄かった 一方、不味い水を飲んだだけの話や、恐山には何があるか知らないバカな女の中身のないエッセイを1700円も出して読んでた昨日がバカらしくなった ツアンポー渓谷で亡くなった日本人カヌーの青年の話でいきなり地元の地名が現れたので驚いた この本で高松やことでん琴平線がでてくるなんて!!ことちゃんもビックリだわ
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探検家の本は何冊か読んでいるが、この本は何というか、、、エグい。 研究者が学会で発表し、有名になる、権威を得たい、と思うのと似ていて、探検の目的がほかの誰もなし得ていないことを成し遂げたいという思いが強く出ている作品だ。 命をかけて、挑戦する、その行為は凄いなあ、と思うけれど、星...
探検家の本は何冊か読んでいるが、この本は何というか、、、エグい。 研究者が学会で発表し、有名になる、権威を得たい、と思うのと似ていて、探検の目的がほかの誰もなし得ていないことを成し遂げたいという思いが強く出ている作品だ。 命をかけて、挑戦する、その行為は凄いなあ、と思うけれど、星野道夫さんのように、自然への畏怖、自然への愛のようなものが感じられず、なんか後味悪く感じた。
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とにかく厳しい踏査記録が生々しすぎて、ページを進める指が止まらなかった。旅の途中で出会った人々の描画や、旅に付き物の、親しくなったけれども、もう会うことがないかも知れない人々の描画とそこから醸される郷愁の描き方が秀逸でした。
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4.0 敬愛する高野秀行さんの後輩の著書。 紛う事なき職業冒険家。 文体から本人のストイックさが滲み出ていますね
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ツアンポー渓谷はこの本を読むまで聞いたこともなかったが、読んでいてとてもワクワクした。 ただの個人の探検の記録ではなく、なぜツアンポー渓谷に挑むのか、過去の探検家の挑戦の歴史とともに伝えている所が良い。 読後にグーグルアースで探検の足跡を辿るのも楽しかった
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なんだろうな?探検とは? 探検家に魅了される秘境? 一度自転車で日本一周したら、その虜になり、アルバイトして何度も行きたくなるとか。 僕の場合、ジョギングの魅力を知ったが最後、どんなに、足の怪我に悩まされても、走ることをやめられないということとか。 ギャンブルと同じなのかも...
なんだろうな?探検とは? 探検家に魅了される秘境? 一度自転車で日本一周したら、その虜になり、アルバイトして何度も行きたくなるとか。 僕の場合、ジョギングの魅力を知ったが最後、どんなに、足の怪我に悩まされても、走ることをやめられないということとか。 ギャンブルと同じなのかも?と思ったりした。 一度探検の魅力を知ってしまうと、また探検したくてたまらなくなるのではないか? それはもう、探検したことのない人には、理解できないのではないだろうか? なぜ命を落とす危険性があると知りながら、人は未開地?秘境?を目指すのか? なんとなく想像するに、 血湧き肉躍る高揚感?危険と隣り合わせの状況に放り込まれてこそ、「生きている」という実感を、リアルに感じ取ることができるのではないか? そんな気がする。 ギャンブルで大勝ちした時と同じく、エンドルフィンがドバドバ出るような経験って、日常生活ではあまりないですよね。 比較対象をギャンブルに置いてしまったが、無論そんなもの、実際には比較にならないのかもしれない。 それはもう、探検を実際に行った人でないと理解することはできない、ですよね。 誤解を恐れずに言えば、ある意味不幸な生き方と言えるかもしれない。 極限的な状況に身を置かなければ、生を実感できないのだから。 この著者の本は、2冊目なのだが、今回はあまり感情移入できなかった。 探検は素晴らしいのか? 正直僕はそうは思えない。 リスクとお金がかかる趣味だな。 そんな印象。
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角幡唯介さん「空白の五マイル」、チベット•ツアンポー峡谷の人跡未踏の秘境の地に魅せられた探検家の作者が自ら足でその軌跡を残すノンフィクション探検譚。 凄く興奮させられる緊張感漂う物語だった。この場合物語というよりは体験談といった方が適切だろう。 その作者の体験談が凄いとしか言...
角幡唯介さん「空白の五マイル」、チベット•ツアンポー峡谷の人跡未踏の秘境の地に魅せられた探検家の作者が自ら足でその軌跡を残すノンフィクション探検譚。 凄く興奮させられる緊張感漂う物語だった。この場合物語というよりは体験談といった方が適切だろう。 その作者の体験談が凄いとしか言いようがない。 すぐ隣にある「死」を感じながらの極僻地での「生」の物語。 並大抵の物語ではない、ストイックの極みであり、精神と時間の究極の濃厚さが描かれている。 この作品の最後、作者があとがきで何故危険と知りながらも探検するのか?という問いに対しての気持ちを回顧録みたいに語っている。 我々人間の本能的で遺伝的な「人間の業」みたいなものなのだろう。 意識の中で眠っている本能。 呼び起こすか呼び起こさないか? それを行動に移すか移さないか? 自己権威欲からくる人跡未踏への野望、自己アイデンティティーの存在証明。 読んでいる最中はある意味で仏教信仰の悟りへの修行に近いものにも似ているとも感じた。 俗世界を経ち、自らを極めて困難へ追い込む事で得られる物がある、あると信じるからこそ動き出せる。 きっかけは興味からだっただろうが、その世界に魅せられ引き込まれてしまったのだろうと感じる。 孤高の探検に魅せられた作者のその血は、正にツアンポー川の激しい濁流の持つ流れと同じ類いの共通する一側面を感じさせたのかもしれない。 天秤にかけたとしたら、結果という成果を得るという事よりもその前段階の挑戦という信念とその好奇心の方が圧倒的に強烈に重いのだと思う。 とにかく凄い作品だった。
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4/1読み始め 新年度にふさわしいスタートになるのか 1回目にツアンポーを攻略したと思ったら2回目挑んでた なかなか読み切らず どっちもいろんな難あり死にかけながら空白の5マイルに挑む 山登りもいいなあ、なんて思うけど絶対にツアンポーには登らない
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ようやく読書の時間を取れるようになってきたため再開。 二部構成、各6章-2章構成 探検家の魂のノンフィクション自叙伝 ・メインストーリー チベットのツアンポー峡谷にある、 前人未踏の空白の五マイルを日本の探検家が単独で踏破を試みる。 ・サブストーリー 途中、角幡氏の回想シーンと、ツアンポー・チベットの案件にまつわる歴史的叙述のシーンがある。 ・構成 基本的には角幡氏の探検中のシーンがほぼありのまま語られる。 ・特に印象的な場面など p.177 当然のことだが、滝には地元の人たちから呼び習わされてきた名前があった。〜米国人が思い入れたっぷりに名付けた「ヒドゥン・フォール・オブ・ドルジェパグモ」でも、中国人たちが無機質に命名した「蔵布巴東瀑布群」でもない、「ターモルン滝」という美しい名前があったのだ。 p.112,113 息子はどこかに流れ着いたら、そこで修行をするんだと答えたという。そこはチベットの有名な聖地なんだ。それが2人の間に交わされた最後の会話だった。『今になって思うと、どこかに流れ着いたらというのは、死後の世界のことを言っていたのかなとも思う。今でもあの言葉の意味を考えることが多いんですが、行く前からある程度の覚悟はあったのかなと思います。』 エピローグとあとがき全部 ・気づき 1.究極の追体験 何かを追体験できる、というのが読書の魅力の一つだと思うが、そのような追体験のうち、何かしらは自分が共感できるものだったり、イメージしやすいものだったりする。 ただ、この本はそこが全く異なっていた。 角幡氏が体験した全ての出来事が、常軌を逸したものであり、私自身では到底真似することが不可能で、イメージさえも難しい領域にあるものだった。 ゆえに1文1文読むのにとてつもなく体力を使ったが、その分だけ無知(未知)の世界の広がりを感じることができた。 2.自分の行動の意味づけをすること 彼が敢行した探検行為は、周囲からすればどういう意味があるのか疑問に感じるし、実際私も読んでる途中になぜこんな死のリスクを冒してまで冒険をしているのか…?という気分になった。 角幡氏自身も探検途中にその意味するところを突き詰めきれてはいなかったのではないか。 というのも、今なぜそれに取り組んでいるのか、その時々では本能的・直感的に分かってはいるものの、それを言語化するよりも先に体が行動しているからだと思う。 言語化・意味づけをせずにやり過ごしてしまった体験は風化してしまい、せっかくの貴重な体験でさえも問答無用で錆びついてしまう。自分の血肉となるべき経験を無価値にしてしまうのは勿体無い。 しかし、そうは言っても簡単に自分の行動の意味づけを行うことはできないようで、角幡氏もあとがきの部分で、全てを書き記すことはできていないと書いている。 分からなければ何度も重ねて意味づけをする必要があるようだ。 3.文の構成 本書の内容はとんでもない出来事の連続ではあるが、割と最後の方は慣れてきて、若干単調に感じてくる。というのも、本書の位置付けが最初に提示されず、読み手が迷子になってしまうからでは?と感じた。最後の最後で本書の位置付けが明示され、その背景で書いたのね、と納得はできるが、その情報なしだと、どんな素敵な秘境があるのだろうと期待しながら読み進めるので若干面食らう。 構成として、この冒険に何の意味があるのだろう、と疑問を抱かせる点では本書の構成がエピローグで伏線回収的になっていいのかも、と思ったりもしたが、最初に位置付け明記した方が親切とも思った。
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ノンフィクションといえば良いのか、若者の成長物語とも言えそう。死ととなりあわせの冒険に赴く人々の気持ちが、最後につぶやくように記されており、ために冒険者は続き、それを我々は追体験したいのかもしれない。 文章は平易で読みやすく、感情移入も容易。 「冒険は生きることの意味をささやきか...
ノンフィクションといえば良いのか、若者の成長物語とも言えそう。死ととなりあわせの冒険に赴く人々の気持ちが、最後につぶやくように記されており、ために冒険者は続き、それを我々は追体験したいのかもしれない。 文章は平易で読みやすく、感情移入も容易。 「冒険は生きることの意味をささやきかける。だがささやくだけだ。答えまでは教えてくれない。」
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