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六月の夜と昼のあわいに の商品レビュー

2.8

27件のお客様レビュー

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2013/01/04

絵画や詩に触発されて綴られた10の短編。 もやもやとした、ヒヤッとした、ゾッとした曖昧な雰囲気は楽しめるが どうも好みとは言いがたい。 これは評価が分かれそうな作品集ですね。 衝撃を受ける短編もありますが、全体的には受け容れられませんでした。

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2014/10/05

再読2回目。 企画としては面白いんだけど、好みじゃなかった。もう一回読んでみたけど、やっぱり好みじゃなかった。面白いんだけど。

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2012/10/23

ふわふわしていた。 「Y字路の事件」「夜を遡る」が割と好き。 こういう感じじゃなくて、恩田さんのキャラクターが生き生きしてる小説が読みたいなー。

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2012/10/10

まえがき/恋はみずいろ/唐草模様/Y字路の事件/約束の地/酒肆ローレライ/窯変・田久保順子/夜を遡る/翳りゆく部屋/コンパートメントにて/Interchange 題名+若手女性作家によるドローイング+杉本秀太郎さんによる序詞+小節 が10セット 読みながら序詞にもどり、絵を眺...

まえがき/恋はみずいろ/唐草模様/Y字路の事件/約束の地/酒肆ローレライ/窯変・田久保順子/夜を遡る/翳りゆく部屋/コンパートメントにて/Interchange 題名+若手女性作家によるドローイング+杉本秀太郎さんによる序詞+小節 が10セット 読みながら序詞にもどり、絵を眺めまた最初から読む。という私にしては珍しい読み方になりました。それぞれ違う世界で違う色がみえます。 ふと気がついたら「コンパートメントにて」には非常に少ないものがあるのに気がつきました。それは「、」です。次の「。」までず~~っと続くんです言葉が。切れ目を入れる場所によっては意味が違ってしまう気がして読み替えてみたりしました。ドキドキですね

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2012/09/25

 絵と詩と、恩田陸の短編のコラボ。  綺麗な短編集の本って感じだけど、中が結構シュールかも。  と、新聞のインタビューで、恩田陸が<少年ドラマシリーズ>のことを語ってたんだけど、やっぱりな、っていうか、この本全体がそういう感じ。  なんで、なんか理由のない懐かしさに満ちている...

 絵と詩と、恩田陸の短編のコラボ。  綺麗な短編集の本って感じだけど、中が結構シュールかも。  と、新聞のインタビューで、恩田陸が<少年ドラマシリーズ>のことを語ってたんだけど、やっぱりな、っていうか、この本全体がそういう感じ。  なんで、なんか理由のない懐かしさに満ちている。  「コンパーメント」が芥川の「藪の中」っぽくて面白かったな。     にしても、人生は、そして子供時代って、無意味に理不尽なものなんだよねって思う。  理不尽に、「仕方ない、そういうもんさ」って思うようになるってことが、大人になることって思ってしまうのは、すごく嫌なんだけど、多分そういうことなんだろうな。

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2012/09/16

本編より前書きの方がおもしろかった。。。 本編はなんかよく分からん。。。 恩田陸の大ファンだけど、最近出た文庫はどれもいまいち。 どうしちゃったのかしら。泣けてくる。 恩田陸の本を読むのが私の生きる喜びなのに。 チョコレートコスモスの続編が読みたいよーーー。

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2012/09/09

様々な絵画や詩や短歌や俳句を元に、物語を紡ぎ出す、というテーマの本作。趣向としては面白いし、恩田陸の世界は充分に生きているのだけど、私はやっぱり分かりやすく、誰がなにして何かが起こってそして終わりがくる、そんなお話が好き。幻想的な世界観は好きだけど、その中でちゃんと物語が進行して...

様々な絵画や詩や短歌や俳句を元に、物語を紡ぎ出す、というテーマの本作。趣向としては面白いし、恩田陸の世界は充分に生きているのだけど、私はやっぱり分かりやすく、誰がなにして何かが起こってそして終わりがくる、そんなお話が好き。幻想的な世界観は好きだけど、その中でちゃんと物語が進行して、事件が起きて、結末があるお話が好みだ。恩田陸作品の、幻想と現実のバランスがギリギリ現実に踏みとどまっているところが堪らなく好きなのだけど。この短編集は、幻想世界に行きっぱなしのものも多くて、キレイだけどキレイなだけだった。

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