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鳴いて血を吐く の商品レビュー

3.5

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  3. 3つ

    10

  4. 2つ

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2025/11/10

みんなが嘘をつき隠し事をしていた それを自分は気づかなかったが美菓子へのインタビューの仕事3日があり久々の実家へ 誰も住んでいなく未亡人となった美菓子とそこで話をして言葉がないからあなたの言葉が全てだと言われる多聞 確かに昔美菓子に言葉がないと言ったのは多聞だ

Posted byブクログ

2025/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館にて。 読み終わりはあまり良くなかった。 読んでる間、特に後半はただただ胸糞悪い。 実果子ってどうしてこうも嫌われる?特に同性、と思ったけど、これって結局実果子の周囲の人が全員どうしようもないよな。 虐げられて育てられて口数が極端に少なくて知識もなく、それでいて猛烈に美しい実果子。 男たちは美しさに虜になるし、女たちからは極端にねたまれる。 昔読んだ手塚治虫の「奇子」を思い出した。 最初主人公も実果子を外道呼ばわりしてけど、あの状況で実果子をそこまで悪者に思うのもいまいち理解できなかった。 結局多聞は何もわかってなかったからということなんだろうけど、実果子を悪女という風に読者に印象付けるミスリードのセリフだったということかな、ちょっととってつけたような印象だった。 最終的には、無口なのをいいことにただただ実果子を周囲が苛め抜く話だったなあという感想。 特に母ちゃん二人、ほんと最低だよ。不動多聞の母ちゃんさ、それってどういうこと???と例の告白のシーンは頭が?でいっぱいになった。それって本当に本当にひどくないか? 強烈なことがいろいろあってその一つみたいになってるけど、これがこの本の外道事項の筆頭だよな。よく許してとか言えるもんだなと思った。最後に告白させるために生かしといたとは思うけど、父ちゃん兄ちゃんと亡くなっててこの人生きてるのが腹立つわ。 ラストの多聞が実果子を励ますシーンは、子どものころを二人でやり直しているようで可愛かった。まさかのごんぎつねがそうきたか、ちょっとじーんときた。 実果子が子どものころから好きだった多聞とやっと結ばれて良かった。 大変だとは思うが、全てのしがらみを何とか投げ捨てて二人で幸せになって欲しい。

Posted byブクログ

2023/10/24

小さな村の旧家に縛られた家族の愛憎劇。少しづつ明らかになる過去。それぞれの思いがただただ子供を傷つけていく。尊厳という言葉がとても重くのしかかってきます。小出しにされていく内容が読む手を止められず一気読みでした。遠田さんの作品はやっぱり辛いな

Posted byブクログ

2023/01/11

凄いタイトルです… 内容はもっと凄いです( ̄▽ ̄) 古い因習がすべてを支配する村 村の頂点にある旧家・藤屋 没落した斧屋 絶対権力の当主、離れに囲われる妾と美しい娘 身体の弱い長男、両親に居ないも同然に扱われる次男 よくぞここまでと笑ってしまうくらい酷い大人しか出て来ません笑...

凄いタイトルです… 内容はもっと凄いです( ̄▽ ̄) 古い因習がすべてを支配する村 村の頂点にある旧家・藤屋 没落した斧屋 絶対権力の当主、離れに囲われる妾と美しい娘 身体の弱い長男、両親に居ないも同然に扱われる次男 よくぞここまでと笑ってしまうくらい酷い大人しか出て来ません笑 昼ドラや韓国ドラマ以上のストーリー 遠田潤子しか書けない作品だし、遠田作品を知らずに読むのはおすすめできない(*´-`) バケツとウ◯コ…ほかのいい方あるでしょ! そんなに連呼されても笑 怒涛の連呼からのごんぎつね…からのハッピーエンド まさに遠田ワールド全開(〃ω〃) 新美南吉も連呼に驚いているでしょうね笑 そして願わくば死ぬ時は二人一緒に…

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2021/08/31

対立する古い旧家の男女、家族、取り巻く人々の愛憎劇。複雑に絡み合っていて盛り込みすぎ。私には合わなかった。

Posted byブクログ

2020/12/29

これは何だろう。すごく胸が締め付けられるような。 切ないラブストーリーの中に、幼児虐待とかネグレストとか田舎の因習とか復讐とか とにかく色々な事が詰め込まれているのに、しっかり綺麗に纏っている。 実菓子の妖艶さとそれに落ちていく藤屋の男たち。 ドロドロとしているのに、常に実菓子が...

これは何だろう。すごく胸が締め付けられるような。 切ないラブストーリーの中に、幼児虐待とかネグレストとか田舎の因習とか復讐とか とにかく色々な事が詰め込まれているのに、しっかり綺麗に纏っている。 実菓子の妖艶さとそれに落ちていく藤屋の男たち。 ドロドロとしているのに、常に実菓子が凛として背筋を伸ばしているような様が印象的だった。 ラストは、切なくて涙が出た。。。けど、ハッピーエンドなのかどうなのか。多聞と実菓子が2人で生きていくとは、危うさしかないと思ってしまうのは私だけかな。 とにかく私の中では、かなりの衝撃作でここにきて2020年のベスト1位かも。

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2019/06/04

文庫版では「カラヴィンガ」と改題されたこの作品ですが、親本のこちらのがかなりインパクトのあるタイトルですね…真っ赤な口を開けて甲高い声で鳴くホトトギスをそう表現するそうで、このタイトルをつけられた由縁は読み進めるうちにわかってきます。 閉塞的な田舎の環境、愛憎と因縁入り混じった家...

文庫版では「カラヴィンガ」と改題されたこの作品ですが、親本のこちらのがかなりインパクトのあるタイトルですね…真っ赤な口を開けて甲高い声で鳴くホトトギスをそう表現するそうで、このタイトルをつけられた由縁は読み進めるうちにわかってきます。 閉塞的な田舎の環境、愛憎と因縁入り混じった家族模様、謎の死が続き遺された人はみな秘密を抱えている……とこれでもかと重く苦しい要素が二重三重どころではなく降り積もっていきます。 しかも読み進めるうちにその苦しさが開放されるどころかいや増して、喉につっかえるようなしんどさを覚えてきます。これまでの作者の作品の中でも相当な重さではと。それは行われていることの陰惨さが大きいかなと思うのですが。精神的な辛さの大きいように感じたほかの物語より、子どもが受けた直接的な苦痛が……ちょっと私にはキツいカテゴリでした。 最終的にはいくらかの「希望」を感じさせ、鳴いて血を吐いてきた生き様がけしてムダではなく、きちんと届いてほしいところへ届いたのだと感じさせるものでした。なので、泥へ沈んでいくばかりではないですが……、ようよう泥の中から口だけは出せて呼吸だけは出来る状態というような終わり方だなとは思いました。

Posted byブクログ

2018/05/27

もしかしたら遠田さんはわたしが知っているとはいいがたいけれど、少しは接点がある方かもと思えてくる。作家になる前にどこかでお会いしていませんか。  展開は今一つ。でも、もう少しお付き合いをしていきたい。

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2018/05/25

旧家のしきたりの中で、 もがき苦しむ兄弟と女。 ドロドロドロドロでした。 最後、良い感じで終わって良かった。 おもーいおもーい まさに、 鳴いて血を吐く 本でした。 実菓子の歌声を聴いてみたいなーと、 思いました。

Posted byブクログ

2018/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ギタリストの主人公・青鹿多門。たった一人の兄・不動を亡くし、幼馴染で兄の妻・実菓子を恨んでいる。  丹羽谷村という村に藤屋と斧屋という旧家がある。とうに寂れた斧屋(静谷家)、今でも村に大きな影響力を持つ藤屋(青鹿家)。その青鹿家に生まれた多門、村人たちからは一目置かれているが家庭では傍若無人な父、体の弱い兄にかかりっきりな母、家族の中で疎外感を感じつつ兄だけは多門を優しく受け入れてくれた大切な存在だった。  その藤屋に斧屋の生き残り・鏡子と実果子母子が客分としてやってくる。鏡子は父の愛人で、その女を同じ家に住まわせるというのだ。多門小5、実果子小4、不動中1の時だ。鏡子失踪、母は離婚して家を出ていき、実果子は16歳の時で父の後妻となる。初めて会った時から実果子に夢中の兄、多門もかなりショックを受けたのもつかの間、結婚式を済ませた初夜、父は腹上死する。残された3人、兄・不動は父の一周忌後、実果子と事実婚し、彼女をモデルに絵を描き、彼女はその歌声が評価され、多門をギタリストに指名、3人は世に知られることになる。だが幸せは長く続かなかった。兄は創作のアトリエとして改装していた蔵に籠り、餓死したのだ。死の真相と複雑な家族環境、旧家ならではのしがらみ、いろんなことが絡み合い、3人の関係を複雑にしていた。蔦の様に絡みあったその因縁を死をもって絶った不動。実果子も同じように死を選ぶしか道はないと思っている。いいとこのボンボン、世間知らず、優しい兄に守られ、今更ながらに事の全容をやっと理解した多門はこれからどう生きていくか、どうか実果子と共に前向きな人生を送ってほしいと思った。

Posted byブクログ