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金木犀二十四区 の商品レビュー

3.2

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

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  4. 2つ

    3

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2018/04/13

図書館 やはり読みやすい。 どころか止まらなくなった。 竜の雨ふる探偵社と同じ趣向かと 思ったらむしろ正体探しが主軸に なる話。 不可思議な場所設定によるファンタジー感が良い。 主人公たちの軽口の言い合いが 軽すぎて、ちょっとうざいが、まあ 作者が書きたいんだろうから、しょうがな...

図書館 やはり読みやすい。 どころか止まらなくなった。 竜の雨ふる探偵社と同じ趣向かと 思ったらむしろ正体探しが主軸に なる話。 不可思議な場所設定によるファンタジー感が良い。 主人公たちの軽口の言い合いが 軽すぎて、ちょっとうざいが、まあ 作者が書きたいんだろうから、しょうがないか。

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2017/03/28

ゆっくりと謎が明かされていく。急ぐことなく。そこだけ時が止まったかのように姿を留めている金木犀二十四区。先人の願いのまま、花が咲き、緩やかに時間が流れるこの土地を、素直に美しいと思った。

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2016/08/07

 最初、背表紙の色のきれいさに惹かれ、この本を手に取った。  表紙を見て驚いた。そこにはイラストの青年がいたから。  図書館のバードカバーの中で、イラストの青年は珍しく、まずイラストの表紙には出会わないだろうと思っていたから。  樹齢千二百年の金木犀は想像できなかった。いままで見...

 最初、背表紙の色のきれいさに惹かれ、この本を手に取った。  表紙を見て驚いた。そこにはイラストの青年がいたから。  図書館のバードカバーの中で、イラストの青年は珍しく、まずイラストの表紙には出会わないだろうと思っていたから。  樹齢千二百年の金木犀は想像できなかった。いままで見てきた中でも直径30㎝を超えるものはなかったので。そんな金木犀あるのだろうかと感じながら読み進めた。  隕石・天狗・山伏などなじみのない言葉に想像をめぐらせながら、すらすら読めた。  一山終わるごとに、まだ続きがあるのかとそわそはしながら読んだ一冊。  

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2015/04/03

現代の東京によく似たパラレルワールドの話。 金木犀が香る二十四区で花屋を営む秋は、隕石の回収にやってきた山伏と天文台職員に協力することになるが、街に森林化という現象が起こり… 二十三区に花の名前がついていたり、天狗が怪異を起こしたりというところがファンタジーだが戸惑うことなく読め...

現代の東京によく似たパラレルワールドの話。 金木犀が香る二十四区で花屋を営む秋は、隕石の回収にやってきた山伏と天文台職員に協力することになるが、街に森林化という現象が起こり… 二十三区に花の名前がついていたり、天狗が怪異を起こしたりというところがファンタジーだが戸惑うことなく読める。キャラが少々軽いが、なんというか文章が肌に合って一気読みしてしまった。

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2014/07/21

東京をモデルとした架空の世界の物語。 花屋を営む秋の家に山伏の男が現れる。 彼はどうやら天狗を探しているらしい。 街で起こる不可解な出来事を解決しながら、秋の出自の秘密が明らかになる。 山伏の正体は何なのかなど、謎が残る物語だった。 ストーリーとしてはわかりやすいのだけれど...

東京をモデルとした架空の世界の物語。 花屋を営む秋の家に山伏の男が現れる。 彼はどうやら天狗を探しているらしい。 街で起こる不可解な出来事を解決しながら、秋の出自の秘密が明らかになる。 山伏の正体は何なのかなど、謎が残る物語だった。 ストーリーとしてはわかりやすいのだけれどあっさり終わり過ぎて残るものがない。

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2014/05/05

三木ワールドに浸りながら読了。古い時代を残す街並み、象徴となる金木犀、不可思議な少年、過去を隠した青年、それぞれに思い悩む人。花の匂いが漂う行間に生きる人々は、心を添わせると哀しく愛しい。

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2013/11/16

和製ファンタジーのくくりでいいのかな。この人の凛とした文章と花は相性いいなあ。 初さんがとても可愛い。

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2013/09/29

和ファンタジーかと思いきや、ハートフルな感じでした。最後の方の秋と岳史のやり取りは素敵。 自分も最初、秋を女の子だと思って読んでました…。

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2013/09/14

現実の東京と歴史がちょっと違ったパラレルワールド的な“首都”の西端にある“金木犀二十四区”でおこる天狗騒動。ミステリーとファンタジーの世界観。 登場人物の掛け合いがラノベっぽいので、想像していた作風より軽めのタッチでした。主人公の“秋”が最初女の子に思われましたが男性でした^^;...

現実の東京と歴史がちょっと違ったパラレルワールド的な“首都”の西端にある“金木犀二十四区”でおこる天狗騒動。ミステリーとファンタジーの世界観。 登場人物の掛け合いがラノベっぽいので、想像していた作風より軽めのタッチでした。主人公の“秋”が最初女の子に思われましたが男性でした^^; 静かな雰囲気で良い印象のところも多々あるのですが、なぜか色々と惜しい感じ?というかスパイスが効いていないというか?登場人物もコレっきりだと書ききれてなく勿体無い気もしますので次作もあれば、と思います。

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2013/06/26

サイト連載時に読んだので、登録するか悩んだんですが一応。 単行本化にあたって加筆修正されているのだろうか。 三木さんの書く空気感とか異世界観とかが好きだし、持ってくるモチーフも好みなのだけど、いまいちまとまりきれてないようでちょっと残念。天狗云々設定が曖昧なまま終わってしまった...

サイト連載時に読んだので、登録するか悩んだんですが一応。 単行本化にあたって加筆修正されているのだろうか。 三木さんの書く空気感とか異世界観とかが好きだし、持ってくるモチーフも好みなのだけど、いまいちまとまりきれてないようでちょっと残念。天狗云々設定が曖昧なまま終わってしまったような。

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