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AKB48白熱論争 の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    2

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2012/11/19

2012/8/25初版 AKB48にマジでハマった現代論客4人が、主観丸出しでAKB48を語ったお話。 AKB48がどれだけ巧くチャンスオペレーションされた ビジネスエコシステムになっていて、 そこにどれだけの人間の人生が絡めとられているのかが、 改めて良く分かった一冊。 要...

2012/8/25初版 AKB48にマジでハマった現代論客4人が、主観丸出しでAKB48を語ったお話。 AKB48がどれだけ巧くチャンスオペレーションされた ビジネスエコシステムになっていて、 そこにどれだけの人間の人生が絡めとられているのかが、 改めて良く分かった一冊。 要するに、秋元康がすごいっていうね。 いろいろつっこんだ見解が飛び交いまくっていて、 かなり面白いところと、まったく飛躍しちゃってるところがあって、 まあ適当に読めばいい一冊だと思います。

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2012/11/13

社会現象となってるのはわかるけど ん~、やっぱり、いまひとつそこまでノレない・・・ 歳とった~。

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2012/11/06

すごく良かった。 何が良いって4人の知識人たちが本気でアイドルへの愛を叫んでいる んだもん。愛のあるものはこんなにおもしろい! そして何かが「劇的に流行る」、「社会現象になる」には理由と、それが時代に受け入れられる土台ができていることが必要なんだとおもった。 AKB48は、という...

すごく良かった。 何が良いって4人の知識人たちが本気でアイドルへの愛を叫んでいる んだもん。愛のあるものはこんなにおもしろい! そして何かが「劇的に流行る」、「社会現象になる」には理由と、それが時代に受け入れられる土台ができていることが必要なんだとおもった。 AKB48は、というかAKB48というシステムは時代に受け入れられるべくものとして、というか時代を切り開くものとして登場したのだ。 とりあえずこれ読んでからドラマ「マジすか学園」を再試聴し、ドラマのおもしろさというか設定の巧さを再認識し、秋元康ってすごいんだなとおもった。

Posted byブクログ

2012/11/05

あの小林よしのり氏がAKBに轉んだとは聞いていたが、いやはやここまでとは。いい歳した大人どもが熱く熱く語るのである。 呆れるやら、笑えるやらで楽しく読ませてもらった。 世代を代表する知識人たちをここまで熱狂させるAKBに少なからず 興味が湧いたのは確かである。まぁ、轉びはしないと...

あの小林よしのり氏がAKBに轉んだとは聞いていたが、いやはやここまでとは。いい歳した大人どもが熱く熱く語るのである。 呆れるやら、笑えるやらで楽しく読ませてもらった。 世代を代表する知識人たちをここまで熱狂させるAKBに少なからず 興味が湧いたのは確かである。まぁ、轉びはしないとは思うが(笑)

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2012/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(印象的な箇所) <ソーシャルメディア時代のアイドルAKB> ・AKBはマスメディアに頼らず、ソーシャルメディアを駆使して、ファンとアイドルの新しい関係を作った。 ・AKBは、おにゃんこやモーニング娘。に似ていると言われるが、ガチの度合いが全然違う。 ・おにゃんこもモー娘も、所詮フェイク・ドキュメンタリー。楽屋の生の様子を視聴者に見せているようでいて、製作者側が何を見せるか、繊細にコントロールしていた。 ・AKBは、もうフェイクじゃない。ガチの人気競争をファンに見せている。毎日劇場で公演して、女子たちにGoogle+やブログを好き勝手に更新させることで、アイドルの日常をソーシャルメディア上にだだ漏れ状態にしている。 ・あとはオタたちが、ソーシャルメディアにその感想を吐き出し、勝手に盛り上がっていく。テレビ前提のアイドルとは、ファンとアイドルの関係性が全く違う。 <米大統領選に近いAKB総選挙の公共性と正当性> ・AKBの総選挙の仕組みはガチだから、正当性の空気、公共性の手ごたえがある。 ・総選挙の順位は、夢を持つことの罰、公開処刑である。夢を持っても叶わない、ガチで順位がつく。その残酷さ、ガチっぷりに正当性が生まれる。 ・日本の政治には、選挙の正当性も公共性も感じられない。AKBの総選挙はファンの民意の積み上げ。アメリカの大統領選に近いシステム。 <秋元康のビジネスは資本主義を超えるか> ・80年代活躍し、資本主義を超克しようとした思想家、文化人として、柄谷行人、糸井重里、秋元康の3名があげられる。 ・柄谷は、資本主義に変わる地域通貨経済や、くじ引きの代表選出を構想したが、こけた。(くじ引き代表選出は、AKBのじゃんけん選抜に似ている) ・糸井重里は、「ほぼ日」で、消費社会に優雅にコミットしつつ、主流のがつがつしたビジネスから距離をおくライフスタイルの変革を実践したが、大きな波及効果はない。 ・秋元康には柄谷や糸井のような思想はない。秋元のは単なるビジネスだが、大衆に一番売れており、色々批判されながらも、社会を動かしている。 ・良い消費生活のモデルが、資本主義に勝つとする糸井重里「ほぼ日」のコンセプトは、社会の全体的な構造に対する批判力がない。 ・対して秋元康は、社会のシステムを直接批判するわけではないが、総選挙、じゃんけん選抜など色々面白い仕掛けを作っていくことで、結果的に「こんな仕組みもありえたのか」というショックを与えている。 ・秋元は個人のライフスタイルではなくて、人やお金の集め方、動員のシステムについて、新しいモデルを提示している、しかもあくまで商売として。 ・糸井と同じような「良い消費生活」志向の村上春樹も、個人のマインドセットに関心が向きすぎており、オウム事件など前にしても、社会の仕組みを変えていこうという発想に行かない。 ・秋元がAKBでやっていることは、資本主義の力を使って、世の中のシステムを自動更新していくモデルに近づいている。これは重要なこと。 (読後の随想) ・秋元康は80年代、テレビ局に散々お金を持っていかれたから、自分のところに利益が残るシステムを作ろうとした。そして、AKBというソーシャルメディアを活用したアイドルが生まれた、というストーリー。 ・ソーシャルメディアの時代にアイドルとファンは直に交流する。ネットでもブログや、Google+(AKBファンの間では通称「ぐぐたす」)で直接コミュニケーション。握手会でも直接肌と肌の触れあいコミュニケーション。 ・次世代センター最有力候補で、じゃんけん選抜でも偶然なのか何なのか、1位になったぱるるの活躍が気になる。(秋元さんが推したぱるるが、じゃんけん選抜でも1位になり、本当にセンターになってしまう。こうした物語が、ファンの間で更なる二次創作的物語を派生させる。僕がこうして書いたことも、AKBの物語の一部として、ネット上で繁殖する)

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2012/11/04

あっちゃんが辞める発表があったあと(1部)、指原がHKTに行くって決まったあと(2部)。 4人のおとこがひたすらAKBについて。 暇ならぜひ。 「あえて」の時代が終わった。とか、 半分は作り、半分は成り行きに任せる。とか・・・・

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2012/11/03

最初はイイ年したおっさん四人が何アイドルを熱く語ってんだよ。と、覚めた感じでみていたものの、後半に行くほどにイキイキとした現代社会論に突入して息を呑んだ。 対談中に飛び出した固有名詞を並べるだけでも面白い、刺激的な一冊。 とにかく中森明夫の博覧強記、論客ぶりに感心する。 自...

最初はイイ年したおっさん四人が何アイドルを熱く語ってんだよ。と、覚めた感じでみていたものの、後半に行くほどにイキイキとした現代社会論に突入して息を呑んだ。 対談中に飛び出した固有名詞を並べるだけでも面白い、刺激的な一冊。 とにかく中森明夫の博覧強記、論客ぶりに感心する。 自分もiTunesで何曲か買ってみるか。 初めてKindleで購入した電子書籍であった。

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2012/10/21

AKB48について語る人が違えばこんなに面白く「AKB48現象・システム」を読み解くことが出来るのか!と視点・観点の重要性に気付いた本。 私はPerfumeファンなので本文に「Perfumeは誰でも良い(代替がきく)」と書かれていて、これにはものすごく反論したいが、「のめり込み具...

AKB48について語る人が違えばこんなに面白く「AKB48現象・システム」を読み解くことが出来るのか!と視点・観点の重要性に気付いた本。 私はPerfumeファンなので本文に「Perfumeは誰でも良い(代替がきく)」と書かれていて、これにはものすごく反論したいが、「のめり込み具合」でグループに対する見方も変わるものなのだなぁと思った。 頑張る女の子は、やっぱり誰しも応援したくなるものなのだ。

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2012/10/14

おもしろかった。何気なく見ているAKBをここまで語るとは。いつもは社会のこと、マジメに語っている人たちのAKBについての対談。仕事でAKBを研究している訳ではなく、遠征してコンサートに行き、握手会まで行ってしまう程にこの人達がなっている。おニャン子クラブから、モーニング娘までと、...

おもしろかった。何気なく見ているAKBをここまで語るとは。いつもは社会のこと、マジメに語っている人たちのAKBについての対談。仕事でAKBを研究している訳ではなく、遠征してコンサートに行き、握手会まで行ってしまう程にこの人達がなっている。おニャン子クラブから、モーニング娘までと、AKBは全然違うと。この人達のことなので、単なるファンで終わることなく、それがどのようなビジネスで、社会に何を与えているかなど、多いに語る。 難を言えば、私のAKB知識が乏しく、登場人物をネットで検索しなければならなかったことか。

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2012/10/11

その昔、カルトQという一般人には絶対分からないマニア向けの難問ばかりのクイズ番組がありました。わからないけど、なんかもう回答者の無駄知識がすごすぎて面白いという番組。この本の面白さはあの間隔に似ている。マニアの熱さは伝わるよ。しかも社会的にも論陣はったりする人たちだから説得力もす...

その昔、カルトQという一般人には絶対分からないマニア向けの難問ばかりのクイズ番組がありました。わからないけど、なんかもう回答者の無駄知識がすごすぎて面白いという番組。この本の面白さはあの間隔に似ている。マニアの熱さは伝わるよ。しかも社会的にも論陣はったりする人たちだから説得力もすごい。こういう大人は楽しいだろうなぁ。

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