ルリボシカミキリの青 の商品レビュー
エッセイではあるけれど、科学的内容も軽く含んでいてとても興味深く面白い。生物学に興味があるならば是非一読して欲しい本。 部分を集めて全体になるわけではないという、生命の奥深さが伝わってきて面白い。
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福岡ハカセとは同世代なので、万博の話やエッツの「海のおばけオーリー」、バートンの「せいめいのれきし」などの絵本話がとてもよくわかる。花粉がブラウン運動、という誤りの話は正直でおもしろかったが、科学エッセーの一回がこの枚数なのはちょっと危険だ。ほかにも間違った誘導がいくつか見られた...
福岡ハカセとは同世代なので、万博の話やエッツの「海のおばけオーリー」、バートンの「せいめいのれきし」などの絵本話がとてもよくわかる。花粉がブラウン運動、という誤りの話は正直でおもしろかったが、科学エッセーの一回がこの枚数なのはちょっと危険だ。ほかにも間違った誘導がいくつか見られた。マザーグースばかり聞かせる、教養の英語の先生にも心あたりがあるw 馬を水辺に連れて行くのをやめてはいけません。SSH は、Super Science High school ですか。Secure SHell じゃないのね(笑)
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我々の見えている“世界”の見え方がいかに錯覚思い込みによってズレやすいか。いかに“世界”が興味深く神秘的であるか。 そして“世界”の見え方を多元的に興味深く広げてくれる例として、福岡ハカセは「動的平衡」を挙げます。 「動的平衡」ということからイメージを膨らませると、自...
我々の見えている“世界”の見え方がいかに錯覚思い込みによってズレやすいか。いかに“世界”が興味深く神秘的であるか。 そして“世界”の見え方を多元的に興味深く広げてくれる例として、福岡ハカセは「動的平衡」を挙げます。 「動的平衡」ということからイメージを膨らませると、自分と他人、世界とのつながり関係性、輪廻生まれ変わりなど様々な考えが膨らんできますが、そこはさておき、私としてはやはり“世界”の見え方、“世界”をどう記述するのか?といった観点で、心理療法との共通性を強く感じ、とても興味深く思うのです。 この作品に関する心理エッセイはhttp://ms-counseling.sblo.jp/article/71454093.htmlにあります。
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文春の連載をまとめたものです。 福岡ハカセの他の本を読んだことがあれば、目新しいものはさほどないですが、 それぞれがコンパクトにまとまっているので、ちょっとした空き時間に読むのに最適でした。 特に面白かったのは、『1Q84』のリトルピープルについてのハカセらしい解釈ですね。
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分子生物学者である福岡伸一博士のエッセイ集。世の中で話題の時事ネタや自身の身の回りの出来事を、分子生物学者ならではの視点で描いている。 福岡博士の本は初めて読んだが、文章がとてもお上手です。難しいテーマのエッセイでも、教授が学生に説明するような、丁寧な文書でとても読みやすかった。...
分子生物学者である福岡伸一博士のエッセイ集。世の中で話題の時事ネタや自身の身の回りの出来事を、分子生物学者ならではの視点で描いている。 福岡博士の本は初めて読んだが、文章がとてもお上手です。難しいテーマのエッセイでも、教授が学生に説明するような、丁寧な文書でとても読みやすかった。 昆虫採集、釣り、登山、スキーなど趣味が多彩なのは少し意外でした。
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名古屋でジャケ買いした本(^_^;) 福岡ハカセと喫茶店でコーヒーを飲みながら… みたいな気分になれる 内容は、とても難しかったりするけど 楽しく感じてしまう(*^_^*) こだわりのある話も この人こういうの好きなんだよね~なんて 微笑みながら 読み終えたからって賢くなれた...
名古屋でジャケ買いした本(^_^;) 福岡ハカセと喫茶店でコーヒーを飲みながら… みたいな気分になれる 内容は、とても難しかったりするけど 楽しく感じてしまう(*^_^*) こだわりのある話も この人こういうの好きなんだよね~なんて 微笑みながら 読み終えたからって賢くなれたわけじゃないけど 楽しかったから、いいかな
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1コラム3Pと短いながらもエッセンス詰まった楽しい科学的エッセイ集。もやもやした概念をある程度わかりやすく言葉にしてくれているのでうれしい。動的平衡という、実は身近な考え方も、何度も言葉として出てくることでより具体的にイメージできるようになった(それが目的ではないが、何となく)。...
1コラム3Pと短いながらもエッセンス詰まった楽しい科学的エッセイ集。もやもやした概念をある程度わかりやすく言葉にしてくれているのでうれしい。動的平衡という、実は身近な考え方も、何度も言葉として出てくることでより具体的にイメージできるようになった(それが目的ではないが、何となく)。自分のかつての科学的好奇心満杯だったころを、思い出してみると、現在との差にとほほ、状態である。ハカセとはそこが残念ながら違っていた。行間休みに販売していた学研の「科学」と「学習」。これの4年生のときのある記事が、理系へ目覚める第一歩だったことを今思い出したところである。
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生物学者である福岡伸一氏のエッセイ。 生物学者であるのに文章が巧みで、難しくなりがちな事もスラッと読ませるのは、文章力のなせるもの。 それぞれのエッセイは短いものの、そこかしこに知的好奇心をくすぐる内容が書かれており一読の価値あり。 エッセイ好きの人には是非オススメしたいそ...
生物学者である福岡伸一氏のエッセイ。 生物学者であるのに文章が巧みで、難しくなりがちな事もスラッと読ませるのは、文章力のなせるもの。 それぞれのエッセイは短いものの、そこかしこに知的好奇心をくすぐる内容が書かれており一読の価値あり。 エッセイ好きの人には是非オススメしたいそんな一冊です。
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単なる最新情報についての話だけではなくて、 科学者事情が知れる内容としておもしろかった。 福岡さんの書籍はいくつか読んでいるけど、 理系ぽくなくて(?)読みやすくて好きです。 #たまに文学的すぎるきらいも。(動的平衡2) 童心のままといえるのだろうか、好きなことをずっと好きでいら...
単なる最新情報についての話だけではなくて、 科学者事情が知れる内容としておもしろかった。 福岡さんの書籍はいくつか読んでいるけど、 理系ぽくなくて(?)読みやすくて好きです。 #たまに文学的すぎるきらいも。(動的平衡2) 童心のままといえるのだろうか、好きなことをずっと好きでいられて、 仕事としても続けていられて、それを表現する機会も持つ福岡さん。 すごいなあ。
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分かりやすい。 故に忘れやすいかもしれないけど、やっぱり面白い! エッセイをまとめた本だけに他の本に比べると薄い部分もあるけど、 「動的平衡」という福岡ハカセの軸だけはブレずに分かりやすく書かれている。 ミクロのパーツが集合しているだけなのに。 なぜ生命は生命として存在できる...
分かりやすい。 故に忘れやすいかもしれないけど、やっぱり面白い! エッセイをまとめた本だけに他の本に比べると薄い部分もあるけど、 「動的平衡」という福岡ハカセの軸だけはブレずに分かりやすく書かれている。 ミクロのパーツが集合しているだけなのに。 なぜ生命は生命として存在できるのか。 生物から科学、哲学までもひっくるめて教育してくれる。 ハカセが学校の先生だったら生物の道を志していたかもしれない。
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