1,800円以上の注文で送料無料

ノーブルチルドレンの愛情 の商品レビュー

4.2

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/08/31

死にたくなるほど嫌なことなんてないけれど。 生きていて良かったと思えるほどの幸福も有りはしない。(212ページ) . この愛は二度と叶うことも、届くこともないけれど。 降り注ぐすべての痛みが、彼女への祈りだった。(302ページ)

Posted byブクログ

2022/06/22

現代版ロミオとジュリエットの最終章。 桜塚歩夢の衝撃の真実から幕を開けた今作。 そこからの彼らの行方。そして吐季と。 高校生から成人になるまで時は進み。そこでまた衝撃の展開。 前作と比べて圧倒的な内容ではあるものの続きが気になって一気読み。 引き込まれる作品でした。面白かったです...

現代版ロミオとジュリエットの最終章。 桜塚歩夢の衝撃の真実から幕を開けた今作。 そこからの彼らの行方。そして吐季と。 高校生から成人になるまで時は進み。そこでまた衝撃の展開。 前作と比べて圧倒的な内容ではあるものの続きが気になって一気読み。 引き込まれる作品でした。面白かったです。 本編は今回が最後ですがノーブルシリーズはあと2作あり。 こちらも読んでみたいと思います。

Posted byブクログ

2020/02/20

とても泣いた。 切なくて愛しくて涙が止まらない。 ずっと続いてほしい物語。 ロミオとジュリエット、本物だ。

Posted byブクログ

2019/08/28

失って死人同然になってしまった彼。 でも、元からそうだったんじゃないだろうか。 元々何も考えずに生きていたんじゃないだろうか。 考えられるような状況じゃなかったんだろうけどね、家のことで。 彼女と出会ったから、それに気づけたし、良くも悪くも自分の意志で生きることができるようになっ...

失って死人同然になってしまった彼。 でも、元からそうだったんじゃないだろうか。 元々何も考えずに生きていたんじゃないだろうか。 考えられるような状況じゃなかったんだろうけどね、家のことで。 彼女と出会ったから、それに気づけたし、良くも悪くも自分の意志で生きることができるようになったのだろう。 失ってどう生きるかというのは難しいね。 言葉を信じるってことも難しい。 状況が変わればすべて変わってしまって、あの言葉もこの言葉も、今は意味がないと思ってしまうもの。 あと、流石に深夜でも車を持ち出せば気づくと思うよ。睡眠薬でも盛られてない限り。 そしてこの世界は夫婦別姓可能なのね。 でもやっぱりそれも、すぐに発覚すると思うのですが…。 なんか、そんなに世の中簡単なのか?と思ってしまう。

Posted byブクログ

2018/10/27

綾崎隼の作品にはいつもあっと言わされる。この作品は、綾崎隼初のシリーズということで、特に気に入った。綾崎隼お得意の手法にすっかり引き込まれ、最後までドキドキしっぱなしだった。また吐季や緑葉を登場させてほしい。

Posted byブクログ

2017/03/13

「セレストブルーの終焉」 背負った罪を精算するために。 全てが世間に露呈しない為には全てを知る自分が消えるしかないのか。 たった一人でこんな現実を抱え続けていたなんて考えただけでもゾッとするな…。 「ブーゲンビリアの落命」 全てを失い出て行く時。 自分でも気づかない間に彼の世界...

「セレストブルーの終焉」 背負った罪を精算するために。 全てが世間に露呈しない為には全てを知る自分が消えるしかないのか。 たった一人でこんな現実を抱え続けていたなんて考えただけでもゾッとするな…。 「ブーゲンビリアの落命」 全てを失い出て行く時。 自分でも気づかない間に彼の世界に彼女は大きく関与していたんだな。 後悔しても失った後で気づいても何も取り戻すことは出来ないからな…。 「モラトリアムの贖罪」 過去に縋り生きる日々。 許されるのであれば、自分の好きなだけ休んで甘える生活をおくればいい。 ただ、何時迄も逃げ続ける事など出来るわけないのだから何時かは向き合わなければいけない日が来るのだろうな…。 「プロバビリティの復讐」 再び交差し始めた世界。 自分の人生を犠牲にしてまで復讐を行いたいと考える等、どれだけ相手の事を憎んでいたら実行できるのだろう。 復讐をしたところで彼自身が幸せになれる訳でもないだろうにな…。 「ノーブルチルドレンの愛情」 彼の復讐を完遂させる為。 血を流さずとも、たったこれだけの事で人生をかけた彼の復讐は終わるのか…。 彼女が仕掛けた嘘に気づいた時、彼はどんな反応をするのだろう。

Posted byブクログ

2017/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ本編最終巻。歩夢の過去の告白から始まり、緑葉と吐季の別れ、吐季の生活の堕落・再生と話は進んでいく。ジェットコースターみたいな展開に一時はどうなるかと思ったが、やや強引な形ではあるものの吐季と緑葉が結ばれるハッピーエンドで締める形は良かった。しかしまあ、各キャラとんでもない人生を送る人たちが多すぎるなと思いつつも、吐季と緑葉の恋の行方を楽しむことができた。後は短編集。こちらも読んでいきたいと思う。

Posted byブクログ

2015/02/09

歩夢!! 雪蛍のこともあり救いがないなぁと思いながら読んでいて辛かった。題名にある『愛情』がいつになったら分かるのかと読み進める。 麗羅のわかりにかった態度は愛情表現だったとは。吐季がわかるはずもなく。。 友情と愛情の新たな始まりに安堵して読み終わりました。

Posted byブクログ

2015/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

絶対悲しい終わりになると思ってただけに意外とハッピーエンドでびっくりした。 でも歩夢が一番救われなくて残念・・・ってか殺す以外に絶対方法あったでしょ?

Posted byブクログ

2014/07/03

シリーズ最後と知らずにこれから読んでしまった。それなりに面白かったけど、いろいろ事件を知っていたほうがよかったのでしょうね。

Posted byブクログ