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ノーブルチルドレンの愛情 の商品レビュー

4.2

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2014/05/07

ずっと続いてきたシリーズなのに、最終話にしてえらく駆け足の展開になった。 まあ落ち着くところに落ち着いたからよかったけど、何故ここまで急ぐ必要があったのか?

Posted byブクログ

2013/11/05

☆3.8 舞原と千桜の物語、ついに最終幕。 結局別れることを選んだ吐季と緑葉。緑葉は歩夢と共に外国へ、吐季は日本で鬱々と暮らす。そして10年が過ぎ、復讐を忘れない麗羅に「手始めに舞原吐季を殺す」と言われた吐季は指定の場所へ向かう...。 結局どーなんの?!悲劇って煽ってるんだか...

☆3.8 舞原と千桜の物語、ついに最終幕。 結局別れることを選んだ吐季と緑葉。緑葉は歩夢と共に外国へ、吐季は日本で鬱々と暮らす。そして10年が過ぎ、復讐を忘れない麗羅に「手始めに舞原吐季を殺す」と言われた吐季は指定の場所へ向かう...。 結局どーなんの?!悲劇って煽ってるんだからどうせ悲劇endなんでしょうから期待せずに読もうっと!と思っていたら、まさかのハッピーエンドでした。みんながみんな完全に完璧にハッピーってわけじゃないけれど、このハッピーエンドは緑葉のまっすぐな想いか無理やり引き寄せたのかな、とも思ったり。しかし吐季よ、情けないな...。

Posted byブクログ

2013/09/11

シリーズ最終巻。 少し未来で終わるのかなーと思ったら、最後30半ばとは… 花鳥風月のエピソードがところどこに入り、ダイジェスト的な一冊かも。人物関係複雑なので、読み返したいかも~ 緑葉の強さと、 吐季のまっすぐさに、 希望がひらかれる。

Posted byブクログ

2013/08/26

一連の事件の真犯人を知り、動揺する緑葉。また、千桜家の総領が死に、彼女の立場は大きく変わり、二人の恋はさらに許されないものとなる。 歩夢ー! 彼の話は単体で読みたいレベル。頭のいい高校生が追い詰められていく倒叙小説は非常に興味があります。 思ったより、長い長い物語となり、その間...

一連の事件の真犯人を知り、動揺する緑葉。また、千桜家の総領が死に、彼女の立場は大きく変わり、二人の恋はさらに許されないものとなる。 歩夢ー! 彼の話は単体で読みたいレベル。頭のいい高校生が追い詰められていく倒叙小説は非常に興味があります。 思ったより、長い長い物語となり、その間つらいことはあったけれど、傷が少ない結末になったと思います。

Posted byブクログ

2013/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ノーブルチルドレンシリーズ第4弾・最終巻。 長谷見の断罪を行なった歩夢は、罪を認めたものの姿を消してしまう。 必死に探す緑葉。やっと見つけた先は、吐季と告別したはずの麗羅の自宅。 麗羅と共に歩夢の元へ緑葉は赴き、次に吐季と再会したのは空港。 絶対に自首しないという歩夢は国外逃亡するといい、緑葉も一緒に行くと言う。そして吐季に別れを告げる。 緑葉がいなくなり、大きな喪失感を抱える吐季。やがて高校を退学し、舞原家から勘当される。そして引きこもりへ。その期間10年。 社会復帰を果たすのは、最愛の妹・雪蛍の死がきっかけ。彼女の分まで生きようとし、舞原の後継の資質を発揮する。 正式に後継者指名を受けていた弟・夕莉はコミュニケーション能力が足りず、その資質が一族内でも疑問視されていた。彼の孤独を痛感した吐季は、弟のために後継者となる決意を。 そして別れから20年後、緑葉と再会を果たす。。。 緑葉の強引さ、まっすぐさ、有言実行の性格。これくらいのタイプでないと、人生を諦めてる吐季の心を開かせることは無理だったのだなぁと全巻読んで納得。緑葉の傲慢さに最後は慣れてしまった。 親に愛されず不幸な境遇の吐季だったけど、妹弟を慈しむ心があってよかった。それがなかったらきっと立ち上がれなかっただろうな。 吐季も緑葉も麗羅も歩夢も、みんな幸せに★

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2013/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ノーブルシリーズ完結作 4作を一日で、夜更かししながら読み切ってしまった!! 正直言って、やられたっていうのが一番かな 最初は緑葉がとにかくうざくて、氷菓っぽいのがなーとかって思ってたけど、内容はもっとずっと重かったし、緑葉が予想以上に愛に強く生きてたし・・・ 花鳥風月シリーズに出てきた人達がどんどん出てきて、相関図に加わっていく様子がもうなんとも・・・花鳥風月シリーズから書くの大変だったけど、書いてきて正解だったわ! 演劇部の先輩の会社とか、七虹の参加してたバンドメンバーとか・・・果てには蒼空で何気なくメモしてた神谷さんが出てきてビックリしたけど、もっとビックリしたのは恵夢の名前を発見した時 まさか1巻から名前だけでも千桜家系に繋がる人が出てたとはね しかも刑事さんまで既出・・・あの莉瑚さんでしたか (てか刑事さんだったの?) 花鳥風月とノーブルチルドレンシリーズ、合わせて大きな相関図書きたくなる位にいっぱいリンクしてた! 内容は・・・重く苦しい日々が続いて、読んでてもちょっと辛かった 雪蛍は亡くなっちゃうし、吐季はなかなか前に進まないし、七虹の落ち込んでた時期もあったしね 葵依と佳帆の二人は二人で好きなんだけど、雪蛍を知った今、なんとも複雑な気持ちで仕方ない 吐季もさ、ずっと(気付いてないだけだったとはいえ)一人で居てさ、よく生きてたなって思ってしまった 自分に愛情を教えてくれた雪蛍と七虹を守って幸せになるのを見届けたいってずっとそれを生きる理由にしてきたし、雪蛍っていう大切な妹を失って、命を捨てるなんて出来なかったかもしれないけど、それでも、文からは吐季が死を考えてる様子なんて全然なくて、それだけで、ある意味強かったなと思う 最後は緑葉と結ばれたし、ようやく、よーやく麗羅とも友達になれるみたいでよかったけど、緑葉以外、吐季も麗羅も歩夢も、それぞれ重い過去があって、償いとか復讐とか喪失感とかいろんなもの抱えながら生きてきたと思うんだけど、なんかどれも切ないよね でも、これでようやく、舞原の家と頭首に人生というか幼少期を翻弄された子供達が幸せになれるってことだよね! それにしても、うざいくらいだった緑葉の性格あってこそのラストだったな あんなにうざかったのに、吐季との対象具合を出すためとはいえ、あの強烈すぎる性格がこんな風に二人を結びつけることになるなんてね 二人とも、お互いじゃないと本当にダメだったんだね まさかのロミオは幸せだったと思う?っていう台詞さえも、ある種の伏線だったなんてね あーほんと、やられたなー ハッピーエンドなのに、なんか涙止まんないんだけど・・・ 最初は買い揃えたの失敗したかも?なんて疑ってたのが嘘みたい 買って正解だったわ ノーブルチルドレンの休日、ぜひ読みたいな ぜひ有莉と吐季の距離が縮まった未来の兄弟のお話とかさ そこに雪蛍が居ないのがとっても悲しいけど 麗羅と吐季とか、歩夢のその後とかさ気になるなー

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2013/06/01

一気にシリーズ読了。個人的に歩夢のプロローグが好きでした。 話もいいけど、何より「ブーゲンビリアの落命」や「セレストブルーの終焉」等の各話の題名?がお気に入りです。 最後はハッピーエンドでよかったけど、走った感が否めませんでした。

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2013/05/21

4作目で完結。筋書きとしてはある程度予想していた通りではあったのだけれど、あんまりにも切なくて悲しいので泣いてしまった。でも最後が優しい結末で本当に良かった。 2013/05/20

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2013/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最終巻。 長い苦しい時を超えて、やっと完結します。 途中までがあまりに鬱モードだったけど、とにかくハッピーエンド。 とても緑葉らしい、そんなハッピーエンド。 まぁ、前巻の緑葉のセリフから大まかには想像がついてたけど、そうきた!という終わり方。 個人的に、最終話の扉絵がすごく好きでした。

Posted byブクログ

2013/01/12

プロローグは桜塚歩夢の独白で進められる。 歩夢が緑葉の為に、たった一人でどれだけ苦悩してきたのか、文字通り血を吐くような苦しみを経て、すべてが破綻する。 千桜緑葉の痛々しいまでの真っ直ぐさ。その直視できないほどの輝きに、皆、惹きつけられたのだろうか? そして、舞原吐季のあまり...

プロローグは桜塚歩夢の独白で進められる。 歩夢が緑葉の為に、たった一人でどれだけ苦悩してきたのか、文字通り血を吐くような苦しみを経て、すべてが破綻する。 千桜緑葉の痛々しいまでの真っ直ぐさ。その直視できないほどの輝きに、皆、惹きつけられたのだろうか? そして、舞原吐季のあまりにも深い絶望は、読んでいてここから抜け出すことはあり得ないのではないかと思わざるを得ないほどだった。 大人に翻弄されるばかりだった学生時代とは違い、自分の力で歩くことができるようになった大人の自分。 でも、吐季と緑葉たちは、どんなに傷ついても心のやわらかな部分は失くしていなかったことに安堵した。

Posted byブクログ