黒沼 の商品レビュー
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☆2 2012年12月30日 辛口ですが、練習作な感がして、いま一つとしか言いようがありません。あとがきで古い作品だとは書かれていますが、お金を頂く作品として、古いからは言い訳にはなりませんよね。WebにFreeとして挙げられるのであれば問題ありませんが、出版物として売るのであれば、そのライン引きも大切だと思います。出版社の方も、確かにいま売れている作家さんですし、作品数がほしいのも分かりますが、やはりそのライン引きは大切だと思います。作家さんと本を大切にするのであれば尚更ではないのでしょうか。個人的な感想ですが、個人的には、かなり残念な一冊でした。
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前半は子供向けの怪談。後半は心温まる怪談。後半のひとつ「海を見ていた」はカゲロウから見た世界を主人公が一瞬体験する話。1日しか生きられないカゲロウが見る世界の描写がきれいで、しかもそれが目に浮かぶようだった。
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学校にまつわる怪談話を中心にした短編集。 よくある学校の怪談ではなく、子供が巻き込まれる恐怖譚。 すべて一味違う仕上がりです。 怪談あるいは不思議話なのですが、救いのないものもあればホっと優しくなれるもの、シンミリしてしまうものと味わいは様々です。 惜しむらくは何本かお話の内容を...
学校にまつわる怪談話を中心にした短編集。 よくある学校の怪談ではなく、子供が巻き込まれる恐怖譚。 すべて一味違う仕上がりです。 怪談あるいは不思議話なのですが、救いのないものもあればホっと優しくなれるもの、シンミリしてしまうものと味わいは様々です。 惜しむらくは何本かお話の内容を示唆するような部分が冒頭にあって、お話を読み慣れている方ならピンときてしまうので、ないほうがよかったなぁ。
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短編集。ただ淡々と読める。ゾクっと来るかは…う〜ん、微妙なところです。子どもが読んだら怖いだろうなぁとは思いますが。 この人は長編の方がいいなぁ。短編にしたらちょっと内容が薄く感じてしまった。
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初めの方は子供向けに書いたもの。 ただストレートな恐怖で背中がゾゾッとした。 ホラーだったり、しんみりだったり、ほっこりだったり、希望だったり、愛だったりな本。 「春 茶屋の窓辺にて候」が好き。 どれも面白い話だった。
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短編なので、とてもサクサクと読み進められました。 話も短編なのに内容に引き込まれてしまうほど、ちょっとゾクっとする感じでお奨めです。
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前半の学校のこわい話は、小学校のときに読んでた子供向きのこわい話の本を読んでいるようで不思議と懐かしくなった。あとがきによると中学年(小学三、四年)向けとのことなので、納得。 けど、『鬼ごっこ』とか結構こわかった。 『たたずむ少女』幽霊なのにいつも見えてる少女。気になる。 後半...
前半の学校のこわい話は、小学校のときに読んでた子供向きのこわい話の本を読んでいるようで不思議と懐かしくなった。あとがきによると中学年(小学三、四年)向けとのことなので、納得。 けど、『鬼ごっこ』とか結構こわかった。 『たたずむ少女』幽霊なのにいつも見えてる少女。気になる。 後半は文章の雰囲気が、がらりと変わって、少し大人向きに。 最後の話は、これまた全くちがうものだった。 表題作の『黒沼』、良かった。 狐面の子。祭囃子。幻想的な灯り。踊る面をつけた人々。 その結末。 1話1話に感じる印象がかなり違っていて、~さんの文章っぽいなとか(感じたのは、恩田さん、森見さん、重松さんなど)、違う人の文章集めた本を読んでるような気にさえ少しだけだけなった。
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前半は小学生が読んでも楽しめる感じで面白く読めました。黒沼の話が好きです。この桜大が出てくる物語り『桜大の不思議の森』(徳間書店)も読んでみたいです!
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「このさき、危険区域」は、解説で筆者が書いている通り、子供(小3,4年)対象の割には容赦がないw 「黒沼」は民話風ファンタジー。 「譚の部屋」はSS集。“ねこ屋”は谷根千のどこかの路地裏でふっと見かけそうな気もする。 「春 茶屋の窓辺にて候」は元々、演劇サークルの、ドラマCD用の...
「このさき、危険区域」は、解説で筆者が書いている通り、子供(小3,4年)対象の割には容赦がないw 「黒沼」は民話風ファンタジー。 「譚の部屋」はSS集。“ねこ屋”は谷根千のどこかの路地裏でふっと見かけそうな気もする。 「春 茶屋の窓辺にて候」は元々、演劇サークルの、ドラマCD用の脚本だったとか。それにしても……。ジプシー・キングスの「Inspiration」をBGMに使うには程遠い。 詳しくはこちらに。 http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2012-10-16
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ホラーと幻想の短編集。前半部分は子供向けの「こわい話」なのだけれど……これ、子供の頃に読んでいたらトラウマになっていそうです。大人が読んでも十分すぎるほどに怖い話ばかり! お気に入りは「たたずむ少女」。これぞ見えないからこその恐怖、なのかもしれません。想像すればするほど怖くなる…...
ホラーと幻想の短編集。前半部分は子供向けの「こわい話」なのだけれど……これ、子供の頃に読んでいたらトラウマになっていそうです。大人が読んでも十分すぎるほどに怖い話ばかり! お気に入りは「たたずむ少女」。これぞ見えないからこその恐怖、なのかもしれません。想像すればするほど怖くなる……。
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